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堅雪かんこのブログ一覧

2012年04月27日 イイね!

ビッグバンド

ビッグバンド   ジャズの中でも、ビッグバンドジャズというのがある。ジャズを聴き初めて最初に好きになったのはジャズギターが入ったもので、どちらかというと室内楽的なジャズだった。ところが、カウント・ベイシー楽団を生で聴いてからそのよさがわかるようになった。


  強烈なスイング感と分厚いブラスアンサンブルの洪水。かと思うと急に静寂になり、フレディー・グリーンの生ギターが地味にリズムを刻む中、カウント・ベイシーの朴訥とした暖かいピアノが始まる。このダイナミックスのすばらしさに圧倒され、気が付くと目頭が熱くなっていた。



  そういうビッグバンドジャズも今は過去の遺物となりつつある。と思っていたら、なんと学生バンドは今もやっているではないか!

 まずは、慶応大学の演奏を。






  若いというのはいいなぁ♪ 胸が熱くなる演奏だ。 次に同じ曲を早稲田大学で。







 う~ん、さすが早稲田!ここの大学は伝統的に早稲田ハイソサエティーオーケストラというのがあって、昔から有名だった。この演奏のドラマーは凄い。バシバシといいところに打ち込んで来て、バンドと息を合わせグルーブさせている。ビッグバンドの肝はこのドラムスだ。強力なエンジンであるドラムスに足であるブラスセクションがぶれないで反応できればビッグバンドはスウイングし始める。
 (慶応がBMWなら、早稲田はポルシェだな)



  次に、東京大学






  まじめな演奏。しかしドラムスがしょぼい。(東京大学はVOLVO )



  では、最後に早稲田をもう一曲。







        ブラボー!!









参考  本物のビッグバンドを知りたい人のために(特にドラマーのソニー・ペインを見てください)。


https://www.youtube.com/watch?v=TgtU0FKHBzQ

  



Posted at 2012/04/27 22:04:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2012年04月24日 イイね!

本当に情が深いのは?

本当に情が深いのは?   ドイツAMS誌の読者投票で得られた各自動車メーカーのブランドイメージは縦軸がエモーション、横軸が品質でプロットすると下のような表になる。BMW、アウディ、ポルシェ、メルセデスが他のメーカーを大きく引き離しトップ集団を作っている。中でもBMWが両方の評価軸の頂点にあるが、これは納得はできる。このクルマはすべてが心地よく作られており、走り出してすぐそれが誰にでも感じられるように演出されている。品質も立派なものだ。


  だが、ポルシェはちょっと違う。BMWほど愛想がよくないし、街の中のちょいのり試乗では、あまり良さが感じられない。初めてポルシェに乗った時私はそう感じた。少なくとも値段相応なのかと最初は思うのである。しかし、実はポルシェの方が情が深い。それを知るのはある速度域に達した時、ああ、ポルシェはこの時のために備えていたんだなと、後で知る親の恩みたいに気づくのである。



  日曜日にニュルブルクリンクを自分のクルマで毎度走っている幸せなドライバーなら、これは身に染みて感じていることだろう。
 だから個人的には、エモーションの評価はBMWよりポルシェの方が上と感じる。クルマとのより深くて濃密なコミュニケーションが味わえる領域がある。ついでに言えばBMWは優等生的だが、ポルシェは少し与太者ぽいところがある。あるいはアスペルガー的というか。



  だから、911乗りの半数位はアスペルガー的キャラクターではないかと思っている(あるいはB型とかw)。もちろんエビデンスのない話だけど。

  
 








   



Posted at 2012/04/24 21:56:18 | コメント(11) | トラックバック(0) | クルマ
2012年04月20日 イイね!

第4弾、故意性の可能性は低くなった

第4弾、故意性の可能性は低くなった   昨日の京都新聞の記事によれば、祇園暴走車が、最初にタクシーに衝突後、いったんバックして逃走したというのは、捜査が進んでも事実が確認できなかったという。「軽ワゴン車はアクセルを踏む音をたて前方のタクシーが左側に寄ると、抵抗がなくなり猛スピードで暴走し始めた」という52歳の警備員の証言が正しいようだ。さらに、本人の身辺調査や事故に至る経過から、警察も故意性は低いという見方をするようになった。



 ここではっきりしたことは、この事故は終始「アクセルベタ踏み状態」に至る事態になったということである。考えられる理由は二つ。①クルマの故障 ②ドライバーの故障のいずれかである。 クルマの故障であれば皆抵抗なく知りたいと思うのに、ドライバーの故障の場合は「病気」が関わってくると口をつぐみたくなる。もちろん「病気」には、それに苦しむ人々がいて、その人たちへの配慮は大切だ。だが、それとどういう「故障」が起きたかを考えることは別問題である。



  こういった混同が大きな事故になったのが、1982年に起きた羽田沖日航機墜落事故である。治療していた医師はいらぬ配慮をして、本当は「統合失調症」であったものを「心身症」という診断書を会社側に提出していた。事故前からも、同乗していた副操縦士が機長がおかしな操縦をすることを会社側に訴えていたが黙殺された。そして機長は着陸態勢の最中、エンジンを逆噴射させ、滑走路手前の浅瀬の海に墜落させ、24人が死亡した。機長はそれ以前からすでに幻覚妄想状態が続いていた。当時「片○機長 逆噴射」は流行語になり、実際の「心身症」患者は多くの誤解を受けた。



 今回の事件は、クルマの動きのみに注目すればその異常性は明らかで、逃走を意図したクルマの動きでは全然ない。そのために覚せい剤中毒者が運転する逃走車の映像を比較のためにアップしたが、あれが街の暴走族が逃げる時でも、もっとましにバイクやクルマをコントロールできる。(デリケートな加減速に注目)



  アクセルとブレーキの踏み間違いの事故は珍しくはない。YouTubeにも、店に突然つっこんでくるクルマの映像がある。ほとんどが最初の障害物に衝突して終わる短時間の事故で、祇園のケースのように障害物を避けるハンドル操作をしながら360mを走る例は聞いたことはない。ここで注目したいのは、そのハンドル操作で障害物を避けていたという事実だ。



  警察は、これを意識のあった証拠と捉えるが、それでは人を避けるハンドル操作を少しでもしていたかということが知りたい。もし人に対してそれをまったくしていなくて、電柱やクルマを避けるハンドル操作のみしていたら、それは状況にそぐわない行為で複雑部分発作(自動症)が起きていた可能性が極めて高くなる。前回の日記の参考に記した例にあったように、熱湯を注ぐ行為を、状況に関係なく続ける人のように。

 

  そして、もし人も電柱もクルマも、あの速度下でできる限り避けようとした痕跡があるのなら本人の意識はかなりまともで、右足だけが本人の意思に反してアクセルを踏み続けた。つまり意識のある単純部分発作だったという推論も成り立つ。


  
  普段、私たちがクルマを運転している時でさえ、意識のレベルは変容している。考え事をしたり、ハンズフリーで会話していたりすると、運転操作は意識下で自動的に代行される。そういう時のクルマの動きは、外からみればきちんと集中して運転している時より緩慢でぎくしゃくしているように見えるはずだ。
 さらに、酒を飲んでの酩酊状態ではどうだろう。クルマは蛇行し、“千鳥足”のような動きになるだろう。



  自動症での運転例では比較的まともにしている。接触もあるが、無事故で戻ってきたりすることもある。おそらく普段の身にしみた運転スキルでするので、日常的な運転の範囲に多くは留まっているのかも知れない。
 こういうことを考えると、祇園暴走の運転はあまりに異常すぎる。現実に複雑部分発作を診ている医師の中には、てんかんとの関わりは低いと判断する人がいるのも、そういう例を実際経験していないからだろう。だが、見たことがないから存在しないということにはならない。爆発性憤怒が自動症の間に生じ、あのような運転になったということも一つの可能性としてはある。


  このように、意識があったからてんかん発作でなく殺人、意識がなかったらてんかん発作というような単純な二分法ではなく、その間のグレーゾーンには様々な仮説が考えられる。
 私がこの事件に興味を持つのは、運転と意識の関係について考えさせられるからだ。毎日経験しているにもかかわらず、意識とはまだ解明されいない大きな謎である。

   
Posted at 2012/04/20 08:01:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2012年04月18日 イイね!

さらなる可能性

さらなる可能性   先日の日記で、祇園暴走の原因を書いたら脳外科医から砲弾を食らってしまった。「自動症」と断言してよいのかと。てんかんというのは実にいろいろな発作のパターンがある。その中で、もし発作を起こしているにも関わらず運転が可能だとすれば、複雑部分発作の主症状である自動症であったのではないかというのが、私の推論だった。


 しかし脳外科医は、「自動症」でそのような運転が出来るかどうかもう少し検証が必要ではないかと。一昨年の12月に歯科医が運転中にやはりてんかん発作を起こし、踏切待ちをしていた自転車に追突し、研修医と中国人の2名が亡くなっている。この時、歯科医は自分の医院を通り過ぎた後から記憶にないと語っていた。そのクルマの目撃情報だと、蛇行したり急加速したりとおかしな運転をしていたようだ。これが自動症による運転である。



  でも、よく考えると祇園暴走の猛スピードでの直線的な走りと、前述の歯科医の走りは同じものではない。自動症の人がどんな様子かは前の日記に映像もアップしてあるが、実際のところ、意識のないところでどのような運転をするのかは知られていない。気がついたら知らない場所に来ていたとか、ぶつかっていたとかの報告例はある。上の状況図を見ると、クルマは人や他のクルマにぶつかりながらほとんど直線的に走っている。こういう走り方に最も似たものは、アクセルとブレーキの踏み間違いによる暴走である。




  今日の報道では、最初にタクシーに衝突した後、男はアクセルをそのまま踏み続け、30メートルにわたって前方のタクシーを押し出すように2~3回当てていたことが判明した。これの警察側の解釈は「パニックに陥った運転手はアクセルをさらに踏み込み、ペダルから足を離さないケースがある」と言い、パニック説の裏付けに用いている。しかし、ここでいうパニックとはどういう状況だろうか?皆さんはパニックになりそうになった時、アクセルを“本能的”に踏むだろうか?警察の言っているケースは、誤ってアクセルとブレーキを踏み間違えた直後にパニックになり、そのままアクセルをブレーキと思い込んでさらに深く踏み込むケースのことではないのか?



  さらに、ここで新たなる疑問が浮上する。男はいったんクルマをバックさせ逃走したと最初の頃の報道にあった。意識があった証拠とされたが、タクシーに2~3回バンバンと当たるとどうなるか。当たった瞬間、前とのクルマとの間に隙間ができる。その空いた時に偶然にすり抜けて行った。これを目撃者の一部が「一度バックしてタクシーを追い抜いた」と見間違えた可能性はないだろうか?
 アクセルは最初から最後までベタ踏みだった。こう仮定してみる。



  そこで新たな仮説が出てくる。もしかしたら30歳の男性は、意識があっても足が勝手に硬直してアクセルから離せなくなったのではないかと。これは単純部分発作にみられるもので、意識はあっても手足が硬直したり、勝手に動く発作である。男は完全に気を失うまで残った能力で必死にクルマをコントロールし、最後は大発作に移行し電柱に激突した。最初は部分発作であっても、それが大発作に移行することもある。つまり発作型が運転中に変化した可能性もある。
 もちろん、最初の仮説のずっと「自動症」だったというのも可能性としては否定できない。だが、「自動症」での運転は、無意識下でもほぼ常識的な運転で、このような暴走した例はないようだ。




 いずれにせよ、今回の暴走は、てんかん発作の影響は否定しきれない。ただし、これらはあくまで仮説であることをご了承いただきたい。


                           (うう、また砲撃されるかな・・・・。)



  参考

 ★一例報告ですが、海外のサイトでこういうものがありました。

 幼少時代からてんかん発作があった22才の男性。ある晩、婚約者と家にクルマで向かっていた。彼は運転免許もなく運転もできなかった。すると突然車道で、彼が運転を代われと言い出した。婚約者は、彼が段々怒り始め、また腕力もある男性なので拒むことができなかった。彼は1キロほど運転し、その後徐々に意識を取り戻しクルマを停止させ「オレは今なにをやっているんだ?」と何ども繰り返して言った。席を交換している最中、パトカーが通りかかり、不審に思って免許証の提示を求めた。結果は男は無免許の罰金を、婚約者は彼に運転させたことによる罰金を払うはめになった。



★  複雑部分発作の患者さんを自分で治療されている医師の経験例

 
①熱湯を注いでいる最中に発作が生じ、自己や他者にその熱湯がかかってしまい、それでもその行為をやめずに、さらに徘徊して回る行為
②家で 発作が起こり外に出かけて、数十分後に自分が見知らぬ街を徘徊していているときに正気に戻る例
③いつもおとなしい患者が、発作時間は短くてもその後に暴れまくり、大勢で取 り押さえないといけない例
④自動車運転中に事故を起こしても当て逃げしてしまい、あとで全く記憶がない例

 発作中もしくは発作後には、症例によって は、結構、半合目的的な行為は持続し得えるとも言っている。
Posted at 2012/04/18 14:59:51 | コメント(11) | トラックバック(0) | クルマ
2012年04月17日 イイね!

試乗に私情をはさむ

試乗に私情をはさむ   

  先日の日曜日の夕方、ふと思い立って市内の某トヨタ系ディーラーで86を試乗してきた。そこには赤い86が夕日に照らされて置いてあった。試乗希望の客は他には誰もいなく、フロントに申し込んでさっそく乗り込むことになった。先週の土日も試乗会を開催しており、その時は1時間待ちだったという。










  乗る直前、営業マンの方から小さな声で何かささやかれた。「スピードは控えめにお願いします」というようなことを言ったらしい。試乗コースは店の前の直線道路を行って帰ってくるだけ。ATでも走り出せばクルマの質は感じとれるはず。では、出発。



 う~ん、ん、ん。ちょっとだけ加速。ブーンと前方からエンジン音が少し聞こえてくる。内装・・・・はぁ。ま、仕方ないか。 以上。
 というと全然わからないので、少しだけ感想を述べれば何も感じなかった。もっとも普通の直線の道路を普通の速度で走って感動させられるのはBMWくらいだろう。86のよさがわかるワインディングの試乗コースがあればよかったのに、ヴィッツを売っている販売店だからこうなのか。


 しかし、スピードメーターを見ると




 これって矛盾だな。一般道の制限速度は60km/hだから、普通に走れば針は中高年男性のナニのようにいつも下向き。ポルシェやフェラーリも似たようなスケールをめもっているが、最も見やすい位置に針が来たときが、そのクルマの一番おいしい瞬間を暗示している。これだと140~200km/hかな。もちろん公道では出せない。




  スポーツカーは雰囲気が大事だけど、売っている店がそれらしくない。ヤマダ電気の一角に86が置いてあるようなものだ。86、別に大騒ぎするほどのモノではないが、それだけ昭和は遠くになりにけりということなのだろう。








  試乗している間もカレラ4は記録している。作業の様子や、時々カレラ4をチラ見しにくる営業マンやメカニックの人も写っていておもしろい。






Posted at 2012/04/17 09:34:36 | コメント(10) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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