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堅雪かんこのブログ一覧

2015年03月04日 イイね!

ショーモデル、思ったことを言ってみまショー!

ショーモデル、思ったことを言ってみまショー!  今行われているジュネーブショーで、新車がいろいろ発表されている。女性にとってのファッションショーのように、クルマ好きの男にとっては気になるのがモーターショーだ。斬新なデザインに驚嘆したり、がっかりしたり。今回はあくまで第一印象の見た目で感想を述べてみよう。








 
 



 まずはアウディR8。あれ!? デザイン縮こまってない? トミカじゃないよね。





  「ここのグリルは取り外して、BQにも使えます」とでも言っているのか。








   内装、だせぇ~。ハンドルにエンジンスターターやドライブセレクトのボタンも集中させているが、その他、一つ一つのデザインがあか抜けない。昔のアウディの内装の悪夢がよみがえる。







  VWスポーツクーペコンセプト。悪くはないが、最近のVWはフロントのエアインテークの縁取りに余計なものを被せる。これは巨大ホチキスのタマに見えてしまう。VWは大型サルーンとか、かっこいいクーペを作るとこける傾向にある。VWというマークがそういうコンセプトを相殺してしまうのか、このマークのままでは素直に「レジャー」を楽しめないというのはKdF時代のイコン(遺恨)かなw







   911の現在における最終進化型であるGT3RS。911隠れDQN仕様とも呼ばれる。この大きなウイングが象徴的だが、はたして国内でこのまま認可されるのか?



     日本にも昔から似たようなものがあるのに。








 そっちがそうなら、こちらはこれもありますよと、メルセデスAMG GT3のサーキット専用車。ますます1950年代の300SLのレーシングカーに似てきた。血は隠せない。



 鳥を弾き飛ばして疾走する300SL。

   






  お前らはドングリの背比べだと言わんばかりのマクラーレンP1GTR。1000馬力もあるらしい。金持ちの「玩具」は際限がない。勝手にど~ぞ。








   フェラーリはやはり美人だのう。今度の488GTBは、猫が2匹昼寝ができるようにとエアインテークがスリットで仕切られ二段になっている。







   高級サルーンも際限がない。マイバッハ買ってSクラスに優越感を感じて安心していると、横にこんな“のびーるくん”プルマンが来て並ばれたら元の木阿弥だじょ。







 クルマは人間の欲望の投影だから、なんでもありだし超高性能なものや豪奢ものも否定しない。でも今回のショーでは、このケイマンGT4が清純派女優に見えて好ましかった。







Posted at 2015/03/04 11:21:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ
2015年03月02日 イイね!

本当の仲間はどこにいる!

本当の仲間はどこにいる!   最近ワイドショーでもよく扱われる川崎中1殺害事件。被害者の少年の写真があまりに屈託のない笑顔でそれだけにいっそう痛ましく感じる。もちちん、加害者の行為は許されるものではないが、事件の背景にはよくある不良グループの抗争があり、さらに被害者の少年がなぜ学校に行かなくなり不良グループと交わるようになったのか。過酷な家庭環境の中、笑顔を周りに見せながらも必死に「愛」を求める少年の傷ついた魂がそこに見える。そしてそれは今回事件に関わったすべての少年にも言える。




 そんな中、たまたまBSで長渕剛が男女の若者を集めて「友」について語る番組を観た。この事件とは無関係に撮られたものであるが、殺人事件の犯人を単純に「悪」として扱うワイドショー的な見方とは異なり、10代の子供の心性を見事に言い当てている。そして勇気づけるメッセージを力強く語る。私はこれこそが、今回の事件の本質だと思うのである。




 あのね、10代・・というのは悩みが、大人になってそんなことで死にたいの?っていうことで悩むんですね。それでちょっとした傷で非常にこう大きな傷として受けとめることができるんですね。それから純粋なんですね、10代の魂っていうのはね。その中でその友達に傷つけられたから、私は死にたい。友達に傷つけられたから、友達と会えなくなるから、もう私は明日からこの世にはいたくないとか、学校に行きたくないとかという、そういう10代の傷つくその宝物というのか、俺は宝物だと思ってるんだけどね、それはね純粋だから傷つくんですよね。




 で僕らも振り返ってみると自分らのね、10代はどうであったかと考えるといろんなことに傷ついてのたうちまわって、前進できなくて、その時に誰かにすがりたくても、すがる声さえ出せない。そういう風にどんどん自分の世界観とか闇の世界に埋没して落ちていってしまう。これは紛れもなく太陽の下でゴーンと拳を突き上げるようなですね、そういう正々堂々の青春ではなく、10代ではなく、やっぱり月夜の晩にいくつものたくさんの涙を流して、それでうちひしがれるというのが10代の宝物であると。



 傷つけば傷つくほどそして次のね、10代から20代への扉を開けた時に何かが始まると思っていて、僕は大いに傷つきなさい、大いに友達を信じなさい、大いに友達に裏切られなさいということを推奨しますよね。それはその時にしか10代にしか味わえない宝物だという感じがします。


 (中略)


 そうやって僕らは社会に突っ立ってですね、たくさん傷つけられるようにできているんですね。ダイヤモンドの原石は最初から光ってないですよ。真っ黒ですね。それを社会という窓に出て、窓を蹴破って出てですね、傷ついてのた打ち回って研磨されます。研磨されんですよ、人間がね。そうすっといつかですね神々しく輝く。そこを信じていく。ねぇ、うん。そしたら、本当の友達に出会えた時にね、千の涙を流してね、その一人の友達をゲットした時にね、本当に万の喜びが出てきますから。
 





  そして長渕剛は番組の終わりの方で「かましたれ!」を歌う。あまりに座談会のテーマ「友」の核心をついた歌だっただけに、参加者は深い感動に包まれていた。



      本当の仲間はどこにいる!   本当の仲間はどこにいる!

      かましたれや!  かましたれや!

      気にするほどの事じゃねぇ





 そうやって、頑張って乗り越えていく。10代の悩める子供たちは、へたなカウンセリングを受けるより長渕剛を聴いた方がよい。



   
Posted at 2015/03/02 23:13:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | モブログ
2015年02月28日 イイね!

席で咳をした観客にブチ切れたジャズピアニスト

席で咳をした観客にブチ切れたジャズピアニスト  最近知ったのだが昨年の5月、大阪のフェスティバルホールで行われたキース・ジャレットのソロコンサートで、彼が聴衆の咳や物音にたいそう気分を害し、何度も演奏を中断し袖に引っむことがあった。コンサートが終わった後、聴衆の一部は未明まで「金返せ~!」と会場に留まり怒りが静まらなかったらしい。ジャズが衰退した今でもキース・ジャレットは人気があり、チケットも1万円を超える高額なのに2700人の会場を満席にするとは大したものだ。しかし、クラシックのコンサートならともかく、ジャズのコンサートで咳を気にするのは珍しいことだ。ということはキース・ジャレットは“ジャズな人”ではないのだな。




 彼を一躍世界的に有名にしたのが、今から40年前の1975年に発表されたアルバム「ザ・ケルン・コンサート」だった。最初から最後まで、その場で思いついたアドリブをソロで披露するという大胆な試みで、最初に入っている26分02秒のPart 1はメロディーや曲の構成の完成度が高く、多くの人に好まれた。特に曲の出だしなんか、冬の朝起きてカーテンを開けたら昨日とは違う一面雪景色になっていたみたいな、透明感のある情景が浮かんできそうな美しさがある。初代ホンダ・レジェンドのTVのCMに使われたのもこの曲で、それにつられたわけでもないが実際このレジェンドを買ってしまった。




 その後、しばらくキース・ジャレットブームが続き、同様のソロアルバムも何枚か出たはずだが、やはりマンネリズムに陥り、その後はトリオで活動することが多くなった。これもしばらくは高い人気を保っていた。そして不思議なことに現在でもまだ人気があり、ソロも行っていることを知った。
 キース・ジャレットの人気を支えている人達というのは失礼ながら、本格的なジャズファンでもクラシックファンでもないような気がする。ジャズでもクラシックでもある領域の先にあるゾーンがあって、残念ながらキースのピアノは見せかけの耽美性はあるが、そのレベルには達していない。基本的にタッチやリズム感が緩いのが致命的だ。一見滑らかに走るが攻めるとよたるクルマのように。





 大体にして、聴衆の咳や物音が気になるのなら最初からコンサートをしなければいい。グレン・グールドはそういうことも含めてコンサート会場における演奏者と聴衆の間に生じる欺瞞性に嫌気がさし、32歳の時にコンサートはもうやらないと宣言した。そして個人的に音楽に真剣に対峙していったのである。そこには雑音となる「イイね!」は不要だった。ゴーストライター事件で有名になった佐村河内氏に目を潤ませて「イイね!」をたくさん送ったのも会場にいた聴衆ではなかったか。一部の人間を除き、本当に音楽の良し悪しを聴き分けられる人は少ない。














  ビル・エヴァンスのビッレジヴァンガード・ライブの一曲に「PORGY」というのがあって、そのスローバラードが終わる頃に、ふくよかな女性(と思われる)の笑い声が生々しく入っている。このライブそのものが背景に始終人の話し声や食器のぶつかる音が入っているが、それがまたいい雰囲気なのである。ジャズは元々小さなライブハウスで紫煙や人々の語らいなどの雑音に満ちた中で演奏されるものだった。
 グレン・グールド、ビル・エヴァンス、この二人こそはそれぞれのジャンルでゾーンに達したピアニストである。









 
  付け加えるなら、先ほどのグールドがべートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の一部をオーケストラのパートも含めて自らピアノで弾いてみせるシーンがあるが、あらためてべートーヴェンの天才性というか、その曲の見事さには感嘆してしまう。父親が好きだった曲なので小学校に上がる前から聴いていたが何度聴いても凄い。こういう曲なら咳を我慢し、息を潜めて聴く価値はあるね。





   ★ 参考

◎ キース・ジャレット
 2002年のライブを聴いてみた。相変わらず長尺のソロではガラクタフレーズを弾きまくっている。変化に乏しい音楽空間。しかしアンコールで弾いた曲は素晴らしい。「ダニー・ボーイ」(1:30~)なんかビル・エヴァンスのより美しい。彼はアメリカンポップスピアニストなら最高の腕なんだけど。
◎ エフゲニー・キーシンが弾くプロコフィエフの戦争ソナタ。  凄い!クラシックピアニストの演奏の精度の高さは相当なものだ。こういうのを聴いているクラシックファンなら、キース・ジャレットのソロピアノは張りぼてのように感じるだろう。
◎ セロニアス・モンク   これぞ真のジャズ・ピアニスト。異様なエネルギーの発散を感じる。キース・ジャレットは意味もなく演奏中腰を上げるが、こちらはいたたまれず立ち上がって歩き回る。どの音にも魂がこもっていて虚飾がない。



Posted at 2015/02/28 11:43:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2015年02月24日 イイね!

似たもの同士

似たもの同士






    僕の顔に似た人がいます。

 




    「俺も同じスターじゃけん、よろしく」   ピンクフロイドのギタリスト、デイブ・ギルモア。










  別にBMWさんを真似たわけではないんですが、切れ長の目になってしまいました。





  昔、ユンカースの飛行機を見に来た日本人よ、ドイツの工業技術はいまだに参考になるかな?









   偉くなる人は、エラの張りが大事だがや。






        御意!!










Posted at 2015/02/24 09:39:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2015年02月23日 イイね!

Once Upon a Time in Japan

Once Upon  a Time  in  Japan  今のような情報過多社会だと、映画一本観るのに先に情報がどっと入ってきてしまい、結局観なくてもいいかとなってしまうこともある。宮崎アニメなんかそうで、人気があるだけにまだ観ていないのにすでに先入観が出来上がってしまう。個人的には宮崎アニメはそんなに好きではない。わざとらしいというか偽善的な感じを受けてしまい、作画のレベルは高いが映画としては個人的にはいまいちなものが多かった。それが先日の金曜ロードショーで放映された『風立ちぬ』。CMでぶつ切りにされるので迷ったが一応録画しておいた。それを昨日と今日、2回も観てしまった。





 これはいい映画である。彼の最高傑作といってよい。もしこの映画のよさを見落とすとしたら、それは先入観が災いしている。零戦を作った堀越二郎と堀辰雄の小説をからめたとか。だから、味気ないタイトルだがこれは『Once Upon a Time in Japan』と思って観るとすんなり入ってくる。大正から昭和の古き良き時代の日本。このアニメ映画は、登場人物の絵的描写よりはるかに精緻に背景画を描いており、それがまた素晴らしいのである。この時代の日本の風景は美しすぎる。特に自然の描写は宮沢賢治の世界に匹敵する神々しさだ。









  主人公の堀越二郎の声が棒読み過ぎるとの批判は耳にしていた。西島秀俊ほどの俳優を相手役(本庄)に据えているのに、声優としては素人の映画監督、庵野英明を使ったが、私としては違和感はさほど感じなかった。理系の天才肌のちょっと感情表現が苦手な男としてはよかったかも。ただ、皆が集まったホテルでドイツ語の歌「Das Gibt's nur einmal」をいっしょに唄い出すシーンはちょっと変だったかな。確かにこの時代は西欧に追いつくため、上流階級の人達やインテリ達は西欧かぶれだったかも知れないが、二郎がこの歌を気に入っているのが意外だった。









 そして二郎と菜穂子の恋愛物語となるわけだが、この描写もすごくよかった。胸を打つシーンが何個かある。煙草の頻回の使用について批判があるらしいが論外だ。昔の日本映画を観ると、普通に喫煙シーンが多い。映画『Once Upon a Time in America』でコカインやヘロインを登場人物がやっていても誰も批判しないだろう。そういう時代を描いたものなのだから。また、戦争がからむと戦争讃美かはたまた反戦の作品かとレッテルを張りたがる人もいるが、これも過剰反応だ。











  この映画の根底にあるものは何か?ここにみられるあの美しい風景の日本は今存在しない。大震災や戦争、時の流れにより消滅した。二郎の愛しい妻も亡くなり、彼の作った飛行機もほとんど破壊され残らなかった。世界はかくも美しいのに、無残にも破壊され消滅することもある。そういう中でも、生き残った人があらたな夢や意味をそこに創出し、この美しくも無慈悲な世界と折り合いをつけていく。
 そういうことなんじゃないだろうか。









 
Posted at 2015/02/23 22:03:07 | コメント(7) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

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「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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