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堅雪かんこのブログ一覧

2014年12月23日 イイね!

ドリフトもできるアウディS3セダン、しかし調子にのると・・・。

ドリフトもできるアウディS3セダン、しかし調子にのると・・・。  昨晩も雪が降っていたので、また走りに出た。雪道に慣れてくると住宅街の曲がり角でも、ちょっとアクセルを入れて後輪を滑らしてクイッと曲がることができる。カレラ4だとPSMを入れていても、その楽しみの後に「滑ってるよ~」とランプが点くだけで、介入はまだしてこない。アウディS3セダンは真面目だからそんな芸はしないと思っていたが、同じようにするとなんか後ろが滑るような気がしていた。そこで夜のサッカー競技場の駐車場に乗り入れ、ESPをオフにして定常円旋回を試みたら、これが出来るではないか、FRでもないのに。でもESPを再びオンにするとそれが封じこめられ回らなくなる。しかしながらカレラ4と同じで「小ドリフト」の範囲ではESPは介入してこないようだ。そんな面を持っていたなんて・・冗談も言わない秘書だと思っていたら。ところが帰りにこの秘書に惨いことをしてしまった。










  雪の降り積もった道や、空き地で上記のようなことを試すときに一番気をつけなくてはならないことは周囲への安全の配慮もさることながら、雪に隠れた縁石である。これにガツンと当たってしまったら目も当てられない。そんなことを自覚しながら帰路についたが、また視界に大型スーパーの駐車場が空いているのが入った。ここでも少し回して行くかと寄って「小ドリフト」の感覚を確かめて駐車場を出ようとした時、それは起こった。






 出口から出た道は片側一車線の細い道でおまけにセンターライン上にポールが並べてあり反対車線に出られないようになっている。しかも降り続いた雪で道路の境界線があいまいだ。そのため小回りの左折をして走り出したらクルマが右に寄って行かない。ハンドルが固定されたまま直進するのである。んん?ああ!! なんと歩道と車道の間にある縁石をまたいで走っているではないか!?プラレール状態だ。クルマを停止させパニクリながら策を考える。ハザードをつけていたら50m後方でクルマが停止してくれた。ここの道は狭く私のクルマが路駐であってもセンターラインにポールがあるので横を通りぬけられないのだ。






今日の昼に撮ってきた「事故現場」。車道と歩道がほぼ同じ道幅となっている。右側の駐車場の出口からこちら側に左折したら、縁石をまたいで車体の右半分が車道、左半分が歩道を走ってしまったという失態。





 残された手段は一つ。プラレールの軌道をそのまま引き返すことである。ガリガリと音を立てながらクルマをバックさせ、待ってくれたクルマに車内から一礼し、もとの出口から駐車場内に戻った。下回りの重傷を覚悟しすぐに覗きこんだが、雪が多く付着しわからない。意気消沈し帰宅した。
 翌日、つまり今日はアウディのディーラーは休みなので近所のタイヤマンにクルマを持ち込みリフトして、店の人といっしょに見たら幸い擦った傷は見当たらなかった。雪が降り積もっていて縁石の高さが半分くらいであったことと、雪や氷が緩衝材になってくれたようだった。





IMG_2048

  下を拝見させていただきます。意外と複雑だな。






  大体、雪道で事故るのは自分のクルマが「無敵」などと錯覚し、はしゃいで運転をするからだ。日本全国でアウディのクワトロが雪道でつっこまないことを祈る。






IMG_2014

  最近のキセノンやLEDは熱量が少ないのでヘッドライトの雪がなかなか溶けない。雪国には不向き。
Posted at 2014/12/23 12:14:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2014年12月21日 イイね!

美人は好きですか?

美人は好きですか?  理研のSTAP細胞をめぐる事件の本質は、小保方さんの魅力に周りが攪乱され、本来科学者として行うべきツッコミを手加減したからだと思う。彼女は必ずしも美人とはいえないが、女性としての美しさは持っている。もしこれが中年の男性研究者だったらこのような結果になっただろうか?夢見る夢子さん的な彼女に、色ボケした理系の秀才達。そこで生じた空白にSTAP細胞の幻影が立ち現われたのである。監視カメラ付きの検証実験なんてまさに愚の骨頂、ブラックジョーク以外のなにものでもない。




  美しさと言えば、『2015年版間違いだらけのクルマ選び』で徳大寺有恒氏の遺言として「日本車よ、美しくなれ」という言葉を残した。これはやっぱりなと思う。30年以上前も今も、日本車のデザインクオリティは輸入車に劣っている。そして彼はこうなる原因に、日本のユーザーの審美眼に問題があるのではと指摘している。また「イタリアのデザインがなぜ優れているのか。それは、“美しいものは美しい”と認める眼力を持ったユーザ層が、分厚く存在するからだ」とも言っている。




 でも私はこれに対しては疑問だ。なぜなら日本車と輸入車のどれかを選んでどっちが美しく見えるかを聞けば日本人の誰でもがきちんと選べると思う。ただ、自分の乗るクルマを選ぶ場合は無難なものがよいという人が多数派ゆえ、ブサかっこいい方が売れる。目立つことを好まないのである。クラウンがいい例だ。佐々木希より小保方さんの方が親しみが持てるのと同じ。もちろん価格の問題もある。日本に入ってくる輸入車は高価格帯の厳選されたものということも忘れてはならない。イタリアのデザインが優れているとは言っても、実際ローマ市内を走っているのは普通の大衆車である。





  ローマ市内。これだったら東京の方がはるかにデザインのよいクルマが走っている。





  ただし、上級ブランドまたはスポーツカーとしてクルマを作った場合はどうしても輸入車に負けてしまう。ここが問題なのである。ホンダNSXやニッサンGT-Rを面と向かってかっこ悪いと言えたのは徳大寺氏だが、そこそこかっこよく作ってはいるがやっぱり変と感じるかどうか?そこが審美眼の問われるところである。中国のばったもんクルマを見て変と思う審美眼があればわかるはずなのだが。ここは思い切って精度の高い“美人”を目指さないといけない。







  911迎撃用のシンプルで美しいデザイン。





  前に進むクルマとして、このデザインはあまりにフロントが重たすぎるイメージだ。






  だから上のレクサスは、このラッセル車のイメージに重なる。





  人はなぜ美人を好むか?はっきり言ってしまえば、美人は確率的に中身も優れているからである。自分が大事にされて育った人は自己肯定感があり、それが相手への信頼感や思いやりにもつながる。一方ブスは性格もブスという格言があり、それも確率的に正しい。自己肯定感が逆に不足していると、ひがみや妬みが著しく、他人に対して不寛容である。
  クルマは人と違って感情を持たないが、でも外観を美しく仕上げているクルマは、きっと中身もよく作られているはずである。




       クルマは恰好で選ぶ・・・・・昔からそうだったよね。


Posted at 2014/12/21 22:00:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | ニュース
2014年12月17日 イイね!

雪道乗りくらべ

雪道乗りくらべ  寒波到来で全国的に雪となり、当然盛岡も暴風雪に近い天候となった。こういう日はなるべく外出しない方がよいことはわかっていても、雪道を走ってみたい誘惑にかられ2台を交互に連れ出してその違いを味わってみた。気温は氷点下4~5度といい塩梅なのに、空から降ってくる雪が湿り気があり、ワイパーにこびりついて拭き取り機能を著しく低下させる。これが一番やっかいで、今晩は短時間の走行で切り上げた。





  アウディS3セダンは雪道もドライ路面のように普通に走り、アクセルを強めに踏んでも空転することはほとんどなくふわっとクルマを前に進める。クワトロシステムが縁の下の力持ちの如く勝手にうまくやってくれて、ドライバーにはその情報は伝わらない。なので速度に注意しないと、コーナーで意図せずふくらんでしまうことがある。雪道を何も考えないで長距離走るなら疲労度は少ないだろう。







IMG_2008

  オールマイティーの優等生。しかし恋愛関係にはなりにくい。







IMG_2006

   確か赤だったのがいつのまにか白に。






 一方、カレラ4はタイヤの滑り始めを明確に伝えてくるので、路面状況に応じてどの程度の速度で走ればよいかがわかる。アクセルとエンジンとタイヤの間の疎通性がよく、ここでも対話しながら走れるのである。気は遣うがドライビングプレジャーは高い。しかも四駆とはいえRR特性が強く、雪道でもしっかりトラクションが後輪にかかる。先日も凍結路面の緩い上り勾配で、トラックが進めなくなっている横を「お先に失礼」と通り抜けることが出来た。





IMG_1999

   雪道ではより楽しめる911。




IMG_1998

 しかしそれはあくまで除雪された道で走れるのであって、20cm以上の積雪では走行不能。




  アウディS3セダンがこのくらい雪まみれになると、駐車する時など障害物センサーが誤作動して
ピーピーなり始める。20年前に起きた名古屋空港で墜落したエアバスA300は、コンピューターによる自動運転と、手動運転のコンフリクト(葛藤)が原因だった。今のクルマはそんなことを思い出させる。




Posted at 2014/12/18 00:18:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2014年12月16日 イイね!

メルセデスの車種分類

メルセデスの車種分類





    Das Beste






































      
    oder nichts










Posted at 2014/12/16 11:31:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2014年12月15日 イイね!

言葉のマジック

言葉のマジック   人間の心、意識というのは脳内の莫大な神経細胞によって網の目のように張り巡らされた「場」に偶発的に生じたもので、言わば瀑布にかかる虹のようなものである。滝の水が枯れれば虹が消失するように、脳細胞が枯れれば意識も同時に消滅する。そういう儚いものであるが、ちゃんと機能している時はある程度のまとまりを保ち、社会の中での生活を可能にする。なんで指揮者もいないのに自然とまとまるのかは脳科学の最大の謎だが、その役割を果たしているものの一つに言葉がある。言葉はトルクレンチで増し締めするがごとく、精神をぎゅっとまとめる働きがある。





  それをうまく利用したのが、キャッチコピーだ。自動車メーカーでも各社いろいろひねって出してくる。有名なのがBMWの「駆け抜ける歓び  Freude am Fahren 」やメルセデスの「最善か無か Das Beste oder nichts」。アウディも地味だが「技術による先進  Vorsprung durch Technic」というのがある。国内メーカーでは「よたよた走るトヨタ」、「おっさんが乗るニッサン」ではなく(だじゃれか)、トヨタの「FUN TO DRIVE, AGAIN」、日産の「SHIFT_the future」、本田技研の「The Power of Dreams」、最近ではマツダの「Be a driver」などがあるがインパクトは英語のせいかいまいちである。





 ドイツはこういうキャッチコピーは得意で、戦時中からスローガンとして派手に打ち上げていた。
VWビートルも最初はヒトラーによりKdFワーゲンと名付けられたがKdFとはKraft durch Freude の略で、意味は「喜びを通じて力を」。これはドイツ国民に階級の差無くレジャーを楽しめるようにと国策で企画する組織名にもなっていた。だからドイツの自動車メーカーのキャッチコピーはちょっと筋金入りなのである。そして、VWの始まりがまさしくヒトラーが国民誰もが楽しめるクルマをという発想から生まれた。彼の最大の功績と言われるゆえんである。









 もっとも、言葉はあくまで言葉で、実態が伴わない場合は意味が薄れインパクトを失う。今回の衆議院選のようにオタンチンな人は落選し、信用出来る人またはより美人は当選するのである。ついでに言えば、メルセデスの「最善か無か」も今や誰も信じていない。190EやW124の時代ならともかく、今のメルセデスの内緒のスローガンは「売れればよかばい」になっているはず。




 ポルシェ社にキャッチコピーがないのは、その名前がすべてを表しているからではないだろうか。大体、フェルディナント・ポルシェは戦時中「戦車委員会」の委員長の役職にあり、あのティーガ戦車の開発にも関わっていた。その派生車にはフェルディナントと名前までつけられ、その戦闘力に衝撃を受けたソ連軍はドイツ軍の自走砲すべてをフェアジナント(フェルディナントのロシア語読み)と呼んだらしい。



  
   言葉は便利だし幻想を生み出すが、その底流にあるものを見抜くことも大事である。




   


    
  時代は変わってもドイツ車の底流にあるものは同じ。
Posted at 2014/12/15 17:55:04 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ

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「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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2014年7月27日に退役しました。盛岡の冬もなんなく走り、非常に頼もしい家族車でした。
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