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堅雪かんこのブログ一覧

2014年12月15日 イイね!

ミッテル・オイローパを聴く

ミッテル・オイローパを聴く  映画『バリー・リンドン』で初めてこの曲を聴いた時、てっきり映画のために作曲されたものだと思っていたが、後になってシューベルトの曲だと知った。ピアノとチェロとバイオリンだけでのこのような音楽ができるなんて。これがミッテル・オイローパ(中欧)の魅力。
 この沈鬱なエレガントさというのは、いいドイツ車が伝統的に秘めている魅力と共通している。







https://www.youtube.com/watch?v=e52IMaE-3As&feature=player_detailpage










Posted at 2014/12/15 00:38:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2014年12月13日 イイね!

怪奇現象

怪奇現象 アウディS3セダンは妻がもっぱら使用しており、そのサイズから街乗りや買い物にも非常に使い勝手がよく、実用性は申し分がない。しかし、最新のエレクトロニクスゆえか不可解なことが起きる。クルマを降りてロックして立ち去ろうとすると、突然ダッシュボードのモニター画面が立ち上がり、音楽が鳴り始めるのである。




この現象は、二つ目のキーを使用している私の時は一度も起きず、妻の時だけ起きる。今まで五・六回なった。ディーラーに今日電話したら、他にそのような事例の報告はないらしく、時間のあるときに預からせて下さいとのことだった。



カレラ4でも、時々近くに寄っただけでボンネットが勝手に解錠されて開くことが今でもある。キーからの漏れた電波に反応してと思われるが、その割りにはキーの電池が無くなることもない。これも不思議な現象である。




最近は自動運転補助装置が盛んだが、これもきっと思わぬ不具合が生じる可能性があるだろう。タカタのエアバッグのように人間の作るものに完璧はない。そして、電子制御が介入すればするほど、その原因究明は困難になる。



そうそう、アウディに二人同時に乗り込もうとしてドアハンドルに左右両側から同時に手をかけたら、4つのドアの窓が全部数センチ下がったこともあった。
まだまだ予測不能な反応を見せるクルマである。






冬タイヤ用のホイールは社外品のこれにしたが、結局純正のイメージを引きずってしまった。
Posted at 2014/12/13 16:13:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2014年12月11日 イイね!

明暗を分ける速度違反

明暗を分ける速度違反   今日は運転免許更新に行ってきた。私の場合、4年前の速度違反が1回あったため、違反運転者講習を受けないといけない。諸々の手続きが終わると赤い楕円形のプラスチックの札が渡される。これが一番重い2時間の講習会用の札だ。時々行く、雫石のアイスクリームの名店「松ぼっくり」だとこの赤札はダブル、例えばラムレーズンとかぼちゃとか2色アイスを頼むときに代金と引き換えに渡され列に並ぶ。





 講習そのものは県内で起きた死亡事故などの例が多数出され、有意義なものだった。その中で、先月奥州市で起きたかわいそうな事故があった。73歳の運送業の男性が午後11時過ぎの国道を自分のバンを運転中、速度違反取締り中のパトカーに捕まった。片側一車線の普通の道で停車させられ、後ろに停まったパトカーの後部座席で違反の書類を作成中、後ろから来た大型トラックに追突され、その男は死亡。同乗していた警官2名も負傷した。はずみでパトカーが前に停車していた男のバンにぶつかり、バンは反対車線側の民家の敷地まで飛ばされた。





 大型トラックの53歳の男は「前をよく見ていなかった」とニュースでは報じられていたが、この時間帯のこの道は交通量も少なく、おそらく彼の意識にはまさかこんな時間にこんなところでパトカーが停車しているとは思わなかったのだろう。よく海外の映像でも、パトカーが路肩に違反車両を止めているところに後ろから来たクルマに突っ込まれるものがあるが、意識が“自動モード”になって流れている時に予想外のものが路上にあると対応できないことがある。





 この73歳の男は、一瞬にして自分の命とクルマを失ってしまった。速度違反とはいえ老人が運転するバンが深夜の空いている国道を走る程度だから10~20km/hオーバーぐらいだっただろう。危険運転ではなかったはず。警察も何も11時過ぎまで張っていなくてもと思うが、そういう職務命令が上から出されればやらざるを得ないのだろう。
 大体、ここの水沢管区の交通機動隊は数年前に私がケイマンで高速道を南下中、速度違反を捏造して捕まえようとした輩がいたところだ。



  
  なんでもそうだが、楽しいはずのクルマの運転でも、ちょっとしたことで運命が変わってしまう。速度違反で免許の色が変わる程度ならよいが、前述した事故みたいなことも起こりえる。
 ということで今回の私の免許はまたブルーである。ウンコ色の免許はいまだ手にしたことはない。





Posted at 2014/12/11 23:02:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2014年12月09日 イイね!

今度はアウディもパクられた。

今度はアウディもパクられた。 アウディの一部は中国の工場でも組み立てられているが、それとは別に今度はアウディそっくりのクルマがまた出てきた。











   1/1のトミカみたい。真似ているがラインが雑である。










  ボンネット上の凹凸ラインのカーブが、グリル外縁の下まできれいにつながっていることに注目されたし。本物のいいデザインは精緻に仕上がっている。








  ドイツ野郎の機械のデザインはやはり昔から優れている。






Posted at 2014/12/09 21:57:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2014年12月08日 イイね!

今年観た映画のベスト1は

今年観た映画のベスト1は  先日WOWOWで放映されたロシア映画『太陽に灼かれて』、続編の『戦火のナージャ』および『遥かなる勝利へ』の3部作。タイトルだけだと観る気も起きないダサさだが、中身は凄かった。この写真は監督のニキータ・ミハルコフとその愛娘なのだが、このまま映画の役として出演している。映画の始まりがメランコリックなタンゴの生演奏に合わせて夫婦らしき男女が野外のミニコンサート会場のようなところで踊っている。しかし季節は雪が積もっている冬で周りは誰もいない。そこにぽつんと離れたところに幼い娘が座って、そのタンゴの歌をいっしょに口ずさんでいる。お、このヘンチクリンさは奇才の予感またはB級か。そんな感じで観始めた。





 







 今年は中欧を旅し、行く先々のレストランや観光地で地元のバイオリンを主楽器としたバンド演奏を聴かされたが、なかなか哀愁を帯びていて旅情気分を盛り上げてくれた。しかし、その中欧から先のロシアでは、数十年年以上前のスターリン体制下で何が起こっていたか?この映画は圧倒的な映像で、その数々の愚行を描いている。ロシア(ソ連)の映画なんて『ドクトルジバコ』か『戦争と平和』『戦艦ポチョムキン』ぐらいしか思い出せなく、久しぶりである。しかも『太陽に灼かれて』は20年前の映画だ。




 この映画に出てくるエピソードはロシア的にグロテスクである。まずそこがいい。厳寒の冬景色に黒い鉄の塊のイメージ。そこで暮らす素朴で貧しい人々。対戦相手はあのドイツ軍。そのエピソードの一つにこんなシーンがある。
 ソ連の赤十字の病院船をドイツ戦闘機が発見するのだが、協定により攻撃はしないことになっている。そこで「演習」と称して練習相手に船に接近を繰り返している時、機上のドイツ兵の一人が、座席から身を乗り出して本物の爆弾の代わりにウンコの実弾をお見舞いしようと試みる。




 すると、船上に横たわっている負傷者の一人がこれまたふざけて袋からピストルを取り出し、接近してくる戦闘機をめがけて発砲するのである。その弾が偶然にもそのケツを出しているドイツ兵に命中し、絶命する。そこで怒ったドイツ機がソ連の病院船を皆殺しにすべく攻撃開始し、船は撃沈されほとんどの者が海に投げ出され死に絶える。
 下のビデオの12:07あたりからそのシーンが見れる。(解説がうるさいですが)
 










 「戦争は絶対しちゃいかん」と生前の菅原文太は説いて回ったが、平時の倫理観だけでこの人類が今までやらかしてきた愚行を抑止できるものなのか。
 この映画は完成度的にはストーリーとか編集が雑だという批判はある。しかし、この映画の真の凄さは、あの無邪気で可愛い娘と大量虐殺に陥ったスターリン体制下の戦争を同列の“映像美”にまとめたことである。




   人間に潜む暴力性は否定し難い。これは愚行ではなく人間の持つ普遍的な性向ではないのか?性衝動が日常の行動に大きな影響を及ぼすと暴いたフロイトの考え方以上に人には認めたくないことだが、そこまで踏み込める映画監督はそう多くない。そういう意味ではこのニキータ・ミハルコフはスタンリー・キューブリックに近いかも知れない。



   
  重い映画ではあるので、誰にでもお勧めはできないけど興味のある人だけご覧になってみて下さい。
Posted at 2014/12/08 17:46:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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