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堅雪かんこのブログ一覧

2008年11月30日 イイね!

997のウインタータイヤ

997のウインタータイヤ 997のウインタータイヤは、基本的にピレリかノキアンをメーカーは認定している。(カレラ4系を除く2009年モデルからコンチネンタルも採用された)ピレリの場合はWinter 240 Sottozero、ノキアンはWRというタイヤ名である。ノキアンは日本では二輪以外ではまだ無名であるが北欧では圧倒的なシェアを誇るフィンランドのメーカーである。いち早くポルシェの認定を取りN指定(N0)を受けている。

 一方、ピレリは2008年まではN1だったが、2009年から18インチのみN2に換えた。違いは多目的用から積雪の多い地域用となっている。ちなみにN0、N1、N2というのは同一メーカーでのポルシェ承認の順番を示している。両者ともスピード・インデックスはV、すなわち240km/hまでは大丈夫ということだ。

 これらのメーカーで、ターボは18インチ、19インチ、GT系は19インチでそろえてある。


 私の場合18インチのノキアンWRだが、昨年の冬に使用してみて、すべての雪道と高速道路を快適に走れた。なにより夏タイヤと変わりない剛性感がある。ただし新雪の中はNG、一度スタックして動けなくなった。その時の積雪量は20cmくらいだった。

  これで冬装備は万端。今年の冬はどのような天候になるのだろうか?
Posted at 2008/11/30 22:40:52 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ
2008年11月29日 イイね!

メタボなC4?

メタボなC4?  
 今日はデイーラーに冬タイヤの交換に行ってきた。待っている間、裏の駐車場に行ってみると、点検や修理待ち、あるいはそれらがすでに終わった新旧の911が並んでいた。
 偶然にもカレラ4が4台もあった。そういえばカレラ4が誕生して今年で20年だという。そこで、新旧の尻を比べてみた。










 まず、元祖964のカレラ4である。この角度だとほとんどまっすぐ、スレンダーな感じだ。







 次に993のカレラ4。993は特にリアフェンダーのふくらみが非常に美しいと思う。リアガーニッシュは大胆である。






 これは996のカレラ4。エンブレムのある面が不自然に折れている。これはリアガーニッシュを想定したものなのか、カレラ4Sでは今の997Ⅱみたいなリアガーニッシュがつくようになる。






 そして997前期型のカレラ4。997からカレラ4だけボデイを別にした。歴代カレラ4ではもっともメタボなお尻となった。そのかわり尻軽女ではなくなり、肝っ玉母さんのような走りを得た。

 この後の997Ⅱカレラ4では皆さんもご存じのようにリアガーニッシュ仕様になる。

 ところで、日本で行われているメタボ健診で腹囲を計測しているが、あの基準値は科学的根拠もなく国内だけのものである。あまり信用しないほうがいい。





Posted at 2008/11/30 09:10:49 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ
2008年11月28日 イイね!

Walter Röhrl の選択

 Walter Röhrl の選択 ポルシェのプロモーションビデオでよく見る、若くはないがいかつい顔をした男は何者だろうと前から思っていた。その名前はWalter Röhrl 。ちょうど今月号の「ENGINE」に彼の記事が載っていた。今はポルシェの“絶対的テスト・ドライバー”なのだが、元ラリー界のキング、「運転の天才」でありニュル・マイスターでもある。とにかくとんでもない男であるが、そういう彼が911を選ぶとすればどれを選ぶか興味を持った。

 実際、彼のガレージには997Ⅱ4SのPDKと964のカレラRSの二台あった。理由は文中で述べているが、天候に関らず日常的に乗るならカレラ4、しかもPDKならなおよい。しかし、運転の楽しさを追及するならRR(もちろんMT)に限るという極めて常識的な判断だった。

 その中で、意味深いことを言っていた。「自動車の運転は、アクセルを踏みすぎて失敗してから始まる」のだそうだ。これと同じことを以前、997GT3RSを運転中の清水和夫が言っていた。「ケツが出て初めてクルマと心が通じ合う」と。(ケツを見て初めて○と心が通じ合う某氏とも共通していることは言うまでない)

 さらにWalter Röhrl は自分がポルシェに来た時は、他のテスト・ドライバーは自分が100とすると90または95%のところまでしか走れなかった。そこまではすばらしいクルマでも、そこから先の5%を使い始めると非常にトリッキーになる。そして次の言葉がまたしびれる。

 「911のような究極のスポーツカーにとっては、その5%のところで自在に操れることが大事です」

 まあ、実際そのような走りが出来るのは、こういう人や土屋圭市のようなプロドライバーなのだろうけど、私が常々このクルマに抱いている距離感、いくら乗ってもその懐がわからない深さと言うのは、実はこのような人がテスト・ドライバーにいるからだと納得した。

 しかしWalter Röhrl 、「ENGINE」ではワルター・ロールと読んでいたがドイツ語読みだとヴァルター・レールではないだろうか? AMGもアー・マー・ゲーでしばらく通っていた国だからあまり気にしないのかも知れないが、アカデミックなことが好きなお茶の水博士が編集長の本なのだから正確にやって欲しい気もする。
Posted at 2008/11/28 22:43:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ
2008年11月27日 イイね!

スカートめくられちゃった!

スカートめくられちゃった!  今日、仕事の帰りに本屋に寄った。盛岡はクルマ雑誌の発売日が一日遅れる。「AUTOCAR」だけは定期購読しているので発売日より早く読めるのである。今月号の「ENGINE」と「GENROQ」は911特集だ。最初はつらかった997Ⅱの記事も今では開き直って読めるようになった。

 「EMGINE」では吉田匠、清水和夫、鈴木正文の御三家が911について意見を交わしている。もちろん新しい997が中心であるが、911に関しての印象はうなずけるものが多かった。市街地ではメルセデス的な乗り心地とか、カレラ4が一押し。究極のカレラは4Lのカレラ4(もちろん将来出るであろう希望的観測のクルマ)などなど。

 しかし、そんなことよりその本屋の帰りに事件は起きた。本屋の駐車場から広い道路に出る時、道にはクルマが赤信号で連なって止まっていた。青信号に変わった時、カレラ4の前に並んでたいたクルマが親切にも発進せず道を譲ってくれた。そこは歩道をまたぐ形で合流するので段差があり、一部スロープになっている。そのスロープの幅でうまく降りれば問題ないが、ずれると10cmくらいの落差がある。あいにく、そのままでは譲ってくれたクルマの前には出れないので、左に大きくハンドルを切って斜めに広い道に乗り入れた。その瞬間ザスッと嫌な音がして、その直後、前輪が段差をドンと落ち、「ヤベェ~」と思いつつ後輪も続いてドンと落ちた。つまりスロープをはずしてしまったのである。

 まあ、ゴムのところが擦れたのだろうくらいに思って自宅に着いてその場所を確認したら、黒いサイドスカートが幅1cm、長さ30cmに渡って外側にめくれている!!うげぇ(汗)
少し焦り、思わず拳でトントンと飛び出たサイドスカートを叩いたら、なんとスポンと元の位置に戻ってしまった。手で触って動かしてみても固定されている。反対側に行って同じ個所を見ても左右の違いはないようだ。もしかして直った?? ネジとかじゃなくはめ込み式になっているのだろうか?

 というわけで、他人からみればアホな事件だったが、ちょっとした不注意で地獄を見るという教訓を残した。



  (写真はスカートをめくられて白目をむいているカレラ4。ではなく、今朝の氷点下の気温で霜がヘッドライトについたもの)
Posted at 2008/11/27 21:35:05 | コメント(9) | トラックバック(0) | クルマ
2008年11月26日 イイね!

原点回帰

原点回帰 最近、ちょとしたきっかけでTVの連続ドラマを観るようになった。「チームバチスタの栄光」や「島の裁判官奮闘記 ジャッジⅡ」、「風のガーデン」などである。どれもそれなりにおもしろい。
 そんな折、一本100円デイに何本か借りて放置しておいたDVDの中の黒澤明の「赤ひげ」を観た。40年以上前の白黒映画で名前は何度か耳にしていたが観るのは今回が初めてであった。

 やはりレベルが違う。この人の人間の描き方は精度や深さが違う。いろいろJazzを聴いた後に、チャーリー・パーカーを聴いたような驚きがある。本物と追従者の違いと言ったらいのだろうか、媒体は古いのだが、そこから出てくるものは常に新鮮な感動をもたらすのである。

 「赤ひげ」では、のっけから性的トラウマを負った“狂女”が出てくる。青年医師はその女にからめ捕られ、危うく命を落としそうになるのだが、赤ひげがこう忠告する。「あれは、体質が生まれつき狂っている。お前も聞かされたろ?あの女の子供の時の話を。しかしなぁ・・、子どもの時、あの娘のような目にあった女ならたくさんいる」
 これは、現代でも精神医学に混乱をもたらしているトラウマ理論の盲点を言い当てている。

 それから「死」のとらえ方も超一級だ。神の手を持つ天才外科医が奇跡をもたらすような話とは対極的だ。「人間の一生で臨終ほど荘厳なものはない。それをよく見ておけ」と言い残し、死の淵にいる患者と青年医師二人だけにして赤ひげは部屋を去る。しかし、青年医師は死を看取ることが怖くてできない。
 意外と思われるが、今でも病院での患者の臨終の際は蘇生術だのなんだのでドタバタ劇を大勢で演じるのことが多い。静かに看取るということはまずない。
 
 最後の方で、貧困のため一家心中を企てた家族を救った時、その母親が考えに考えて決めたのになぜ助けたと赤ひげを責めた。赤ひげが答えに窮していると、外から子供の名を皆で呼ぶ声が聞こえてきた。井戸に向かって死につつある人の名を呼ぶとこちらに戻ってくるという迷信があるのだという。養生所(病院)のまかない婦らが必死になってやっていた。
 自殺は、当人にとって苦しみからの解放ではあるが、一方、少しでも関わりの持った周りの人からすれば、その人に去られる悲しみは深いのである。

 この他、さまざまなエピソードを織り込んだこの映画は3時間を超える長さにもかかわらず、飽きないで最後まで一気に観てしまう。


  真剣に作り込んだものというのはいつまでも魅力を放ち続ける。クルマの世界でもそれは同じ。そこには確固とした原点がある。それに該当する車名はあえて言わない。毎度のオチになるから。
Posted at 2008/11/27 00:32:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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2014年7月27日に退役しました。盛岡の冬もなんなく走り、非常に頼もしい家族車でした。
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