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堅雪かんこのブログ一覧

2009年08月31日 イイね!

視覚的あおり

視覚的あおり  最近はクルマの顔もいかついのが増えてきた。今度のフェラーリ458も前から見るとこんな感じである。なんか怒っているように見える。後ろにつかれたら誰もが今まで以上に精神的な“あおり”を強く感じるかも知れない。

 一方カレラはかわいい顔をしているが、それでも田舎の道を普通に走っていると、前方のクルマがわざわざ左に寄せて追い抜きを誘ったり、路肩に停車してやり過ごすことがある。自分ではあおったつもりはないので、ちょっと申し訳ない気持ちになる。

 高速道路では逆にスムーズに道を空けてくれることが多いが、あおりの取り締まりが10月から強化されるようになったら、気をつけないといけない。しかし、現行犯が原則の交通違反取り締まりでどうやって正確なあおりがわかるのだろうか?速度違反の数値も平気でねつ造する某県警の交機だから用心しないと。

 そういう意味では、いかつい顔とかデイライトは精神的なあおりで道を空けさせるから、無駄な接近をせずともよくなる。


  人間見た目、クルマも見た目が肝心ということか。


Posted at 2009/08/31 15:30:53 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ
2009年08月28日 イイね!

ポルシェの知られざる快感域

ポルシェの知られざる快感域   ここはドイツのアウトバーン。ゲルハルトが997を買ったので親友のアドルフを助手席に乗せて走らせているところである。

 ゲルハルト 「997って、BMWに比べると市街地ではなんかもっさり感があるよね。でも高速道路に乗ると印象が変わるよ」

 アドルフ 「ふ~ん、内装なんかZ4やSLに比べるとちょっとしゃれっ気に欠けるけど」


 ゲルハルト 「へへ、ポルシェはデートグルマじゃないんだなぁ。一人で運転を楽しむクルマなんだよ。それでね、高速道路に乗ったはいいけど、実はこのクルマ 150㎞/hぐらいまでだと、なんかクルマが落ち着かない。ステアリングフィールもしっくりこないんだ」

 アドルフ「じゃ、だめじゃん」


 ゲルハルト 「ところがね(と言ってアクセルをさらに踏みこむ)、ほらこうやって170km/h以上になってくるとクルマの挙動がビタッと落ち着いてくる。ダウンフォースが効くんだろうね」

 アドルフ 「おお!!」


 ゲルハルト 「さらに速度を上げると・・・・(速度計は180、190、200、210,220と一気にあがっていく)この辺りでこの997は本来の走りをする。つまりここに基準をあてて作ってあるわけ」


 アドルフ 「じゃあ、極東の日本ではほとんどこのクルマの醍醐味を味わうことはできないんじゃない?」

 ゲルハルト 「そ、サーキットとかは別だけど、こうやって高速道路でのインプレッションなんてとても書けないわけだ。100km/hが制限速度だからね」
  「ポルシェというのは、ワインディングでも高速でもある限界領域にもちこんだ時に、ちゃんと応えてくれるものを持っている。そこに気づくかどうかでこのクルマの評価が違ってくると思うよ。ちんたらデートで乗るなら別なクルマでもいいけど」


 と、二人が話こんでいると後方から拡声器で怒鳴っている声が聞えてきた。


  「ポルシェの運転手さん、ポルシェの運転手さん、速度違反になります。減速して左に寄って下さい!!」

  あれ??二人は顔を見合わせた。後ろからは白のトヨタクラウンの覆面が赤色灯を回して追走して来た。


  アドルフ 「ゲルハルト?君の本当の名前はなんだい?」

  ゲルハルト 「ごめん、黙っていたけど田中次郎。君は?」

  アドルフ  「阿部幹夫。でここの道はアウトバーンではなく 東北高速道路」



      こうして二人のアウトバーンごっこはあっけなく幕を閉じた。






   (この話はフィクションです。写真はディーラーにあったGT2)
 

Posted at 2009/08/28 13:24:50 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ
2009年08月26日 イイね!

恐怖のミイラ




  TVが白黒の時代に「恐怖のミイラ」というスリラードラマがあった。私が小学校に上がる前の一時期に放映していたから若い人は知る由もないだろう。出だしの音楽からして恐怖感をあたえ、TVの画面を正視できないくらい怖い思いが残っている。

 このドラマの最終回は子供心に強く刻印され今でも思い出すことができる。それはミイラ男はある薬物を飲み続けないと体を維持できないのだが、周りの人間の策略でその薬に毒物を入れてミイラ男を殺してしまおうとした。薬瓶を渡された美女は、薬を欲しがるミイラ男を前にして葛藤する。そして目の前でその薬を床にぶちまけるのである。確かミルクのような白い液体だったと思う。ミイラ男は失望するのだが、この美女はミイラ男に対する愛情ゆえそういう行動に出た。

 マイケル・ジャクソンの検視報告書が出たが、やはり麻酔薬や睡眠薬のオーバードーズだった。もうTVでも識者が話しているが、麻酔薬は手術室で使うものであって、睡眠薬に転用するなどということは考えられないことだ。他の抗不安薬は国内でも外来で普通に処方されているものである。ただし報告書ではこれらの薬をマイケルが「眠れないよ~」と言う度に30分~3時間おきぐらいに連続して投与している。これがいけなかった。どの薬も使い方では呼吸抑制ないし呼吸停止の副作用は持っている。血中濃度のピークが重なればそういうことは起きる。

 やはりこのケースで違和感を感じるのは、お抱え医者という存在だ。月1000万円の報酬をもらって、BMWの8シリーズに乗っていたようだが、こういう類の薬を“患者”のいいなりに出すというのは問題である。私はしつこく眠れないからもっと薬をくれと言ってくる多剤併用患者には「眠れなくても死なない。そのうち眠れるようになるから」と増量を断る。実際、睡眠薬というのは耐性ができてきて効かなくなってくる。それで量を増やしていったら際限がなくなるのである。

 この医者はマイケルが「僕のミルク」と呼んでいる麻酔薬プロポフォールの要求をポルファボールと言われても断るべきだった。それが医者の良心というものだが、お抱えでは無理だったのか。しかし、雇い主が死んでしまったら元も子もないだろう。だからこの医者はマイケル殺そうとして殺してしまったわけはない。むしろ医療過誤と認識すべきだろう。

  冒頭の映像はYouTubeから探してきたものだが、なんかミイラはマイケルに似ていなくもない。まったくの偶然だが「スリラー」にも共通するコンセプトだ。
 しかし億万長者が人間のもっとも原初的な快感、それはお金をまったく使わずともできる快適な睡眠を手に入れることができなかったなんて、なんという皮肉だろう。

 
   人は食べて寝て、息を吸って吐いてといった単純なことの中に至福があると気づくべきだ。

   フェラーリ458 Italiaが欲しいなどという煩悩を持ってはいけない。(誰か私を雇ってちょw)

   
   
     
 

 
Posted at 2009/08/26 15:15:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2009年08月24日 イイね!

息子に警察が・・

息子に警察が・・  つい先ほど、ピンポーン!と呼び出し音が鳴り、夜分誰かと思ったら警察官が二人玄関に立っていた。開口一番「白のインプレッサですよね?」と。

 ああ~~~(汗)息子がついに何か交通違反をやらかしたのかと一瞬思ったら、なんと信号待ちでそのまま発進せず中で寝入っている不審なドライバーがいるということで、それを目撃した人が通報したとのこと。

 息子はちょっと前に帰宅していたが、昨日から彼女と一泊二日の温泉旅行に行き、その帰途の事だった。彼女を自宅に送り届けた後、疲れ果ててそのまましばし路上で寝入ったようだった。アホ丸出し。

 当たり前と言えば当たり前だが、警察は通報された車両番号から即座に所有者名や住所を割り出し、自宅まで事情を聴きに来た。アップするクルマの写真はほとんどナンバーを隠すが、これは一般人が探り当てるというより警察からのプロテクトだと思った方がよい。

  息子に簡単な質問をしている時、父親である私の仕事も聞かれ、管轄内で不審者や騒乱を起こすケースでお互いお世話になっている間柄とわかり態度を大分軟化させたようだった。もちろん機先を制して「いつもお世話になっております」とこちらから挨拶をした。彼らは「ああ、○○病院の○○さんですか」と合点がいっていたようだった。

  すると警察官の一人が「これカレラですね。マニアックですね」とインプレッサの横にある私のクルマを指さして言った。警察官はポルシェが好きな人が多いのではないかと思う。覆面に停められた時も、話の途中からポルシェを興味深そうに見入っていたことがあるし、別な時に絶体絶命の距離で追走してきたが、捕獲されず電光掲示板の警告で済んだのも、カレラの走行する姿に見惚れたからではないかと勝手に想像した。(あるいは超過速度を計測できなかったからか)

 いずれにせよ、これで近所の警察にしっかり知られてしまったも同然。バカ息子共々バカ親父も安全運転を心掛ける次第であります。


 (写真は、西日を避けるためタオルでリアウインドウを覆ったカレラ4。暑い夏ももうじき終わる)
Posted at 2009/08/24 22:59:49 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマ
2009年08月19日 イイね!

電車通勤は退屈

電車通勤は退屈    隣県への出張でカレラ4を使用すると、走行距離が爆発的に増えるので最近は鉄道もたまに乗ってみることにしている。時間的には家から目的地に着くのはほぼ同じ。料金もガソリン代も含めればほぼ同じ。違いは自分が運転するか、乗せられるかだ。

 鉄道の旅はやはり受動的である。子供のころは車窓から見る景色がおもしろくてたまらなかった人も、今はほとんど窓の外を見ない。狭い空間に隣接して座っているから、感覚を少し鈍麻させないといけない。エレベーターの中の無言の気まずさと同じだ。そのため皆無表情となる。本を読んだり、目を閉じてイヤホンで音楽を聴く人、寝入る人、様々だが、けだるい雰囲気がその空間を支配している。

 一方、クルマの移動はどうか?やはり頭をしっかり覚醒させ事故を起こさないよう、パトカーに捕まらないようテンションを保って走っているので、より動物的な活動性が高い。つまり生きている実感が強い。
 特にエンジンを回しきって走る快感を知ると、その喜びは比較にならない。が、市街地のノロノロはクルマも泣いているのではないかと思うくらい限定された使い方だ。

 クルマでの往復の方が疲労感は少し残るが、それを補って余りある満足感がある。できればすべてをクルマで行きたいところだ。
 そう言えば一年前、盛岡から神戸を通過して四国にクルマで向かった。(途中、中間地点で二泊したが)今週も学会があるので神戸に行く。もちろん・・・・・やっぱり飛行機にした。



(写真は、新GT3RS。このカラーリングやデカールの位置が素敵です)











Posted at 2009/08/19 20:26:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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2014年7月27日に退役しました。盛岡の冬もなんなく走り、非常に頼もしい家族車でした。
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