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堅雪かんこのブログ一覧

2010年11月28日 イイね!

雑感

雑感  今月は何かと忙しく、今日が初めての予定のないのんびりできたお休みだった。余裕がないと日記も書く気が起きなくなってしまう。
 というわけで、本当は一話ずつじっくり書こうと思ったネタを今回はつぶやき風にまとめてみよう。


●GT-R2011年モデル、お前はマニー・パッキャオか!?

  試合前は、どうみても背は低いし、顔は近所の髭のオッチャン風のフィリッピン人ボクサー、マニー・パッキャオ。しかし試合が始まると強敵と思われた相手ボクサーを次々と海老蔵の顔みたいにボコボコにしてしまう。
 スーパーカーの中のGT-Rもそうだ。今回、久しぶりに「ベストモータリング」を買ってみたら、911ターボSが完膚なきまでにGT-R2011年モデルに叩きのめされていた。今回は接戦どころではない。
 SUGOの最終コーナーを外側からターボSを追い抜いていったGT-Rのカッコイイこと。まるで戦闘機だ。


●スマートフォンの操作性が最低のわけ

  スマートフォンの操作はタッチパネルで行うことはご存知の通り。最近のカーナビもそうだ。だが、私はどうもこのタッチパネルが好きになれない。
 TVの日曜美術館をぼーっと見ていたら、その理由がわかった。ゴッホは最初フランスの印象派スーラのような点描を模倣したことがある。だが、点々で描いた絵は表現の深みに欠ける。そこで点を引き延ばして線にした。(タップからドラッグに変更するように)それがあの強迫的で力強いゴッホの作風を生み出した。
 つまり、簡単な操作というのは、機械に対してのイマジネーションを奪うのである。これは昨今のクルマにも言える。
 ピッピ、ピッピと指先で操作するスマートフォン。便利だが操作感に味わいはない。


●松本清張ドラマ「球形の荒野」の音楽に唸り声が!!


 今日は二夜に渡って放映されたこのドラマの録画を通してみた。最初からバッハのピアノ協奏曲が奏でられ、話よりも音楽に気を取られてしまう。第1番の3楽章。悲劇性を予感させつつもスピード感のある美しい曲だ。このほか、「ゴールドベルク変奏曲」のアリアが何度となく出てきたり、使用音楽はバッハ一色だった。ピアノ演奏はなんとなくグールドっぽいなと思っていたら、「フーガの技法」のおそらくコントラプンクトゥス第14番だと思うが、静謐な曲に合わせ誰か唸っている声が聴こえてきた。やっぱりグールドだ!!
 バッハはいい。ドラマはいまいちだったが久しぶりにバッハが聴けて良かった。


●911を911とも意識しない女の子

  最近、ポルシェをまったく知らない女の子を助手席に乗せた。おまけに足が長いので乗り降りに苦労しないで、さっと乗り込んでくる。普通だとお尻を最初にシートに乗せ、それからよっこらせと回転しながら両足を室内に持ってくるのだが、その子はいきなり長い右足をセンターコンソール近くまで侵入させ、あとはスッと座る。やっぱりポルシェは外人のような体型に合うように出来ているんだと再認識。
Posted at 2010/11/28 23:25:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ
2010年11月14日 イイね!

小さい秋みつけた

小さい秋みつけた  今年はきれいな紅葉を目にすることはほとんどなかった。紅葉になる時期がいつもより遅れてしまい、例年の勘がはずれ観に行くタイミングを逸したためもある。
  ドライブしていたらNAVI画面に「いちょう公園」という文字あったので、いつもは通らない道をたどり、行って見た。しかしその銀杏ですらもうほとんど終わっていて、裏さびいし公園には人影がなかった。


 そんな時、鮮やかなオレンジに染まった木をみつけた。ここだけにポツンとあるようで、小さい秋を見つけた感じだった。


210

  実は昨日、スタッドレスに換装。写真は手持ちのギャラクシーSで撮った。
Posted at 2010/11/14 13:55:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ
2010年11月13日 イイね!

シートベルト再考

シートベルト再考  先日、国内のクラシックカーのイベントで交通事故死された方のニュースはまだ記憶に新しいと思う。1937年型のメルセデス・ベンツ170Vカブリオレというクルマに乗っていて、前方から車線をはみ出して突っ込んできたクルマを避けようとしてハンドルを切ったところ、道路わきが少しくぼんでいて横転。乗員2名が放り出され、運転者が死亡、助手席の妻は重症を負った。その時の速度は時速40㎞程度だったという。


 単純に、メルセデスは安全なクルマなのにシートベルトはしていなかったのかなと思ってしまった。しかし、よく考えてみるとシートベルトの歴史は意外に浅いのである。そもそもシートベルトの開発の端緒は、まさに今回の事故のようなことが1922年のロンドンで起こった。ダイムラー(ベンツと合併前)に乗っていた2名の乗員が車外に放り出され死亡したのだった。


 しかし、そこから一般自動車に搭載されたのが1955年、フォードのクルマがオプションで付けたのが初めてだった。F1カーすら1960年まではシートベルトは義務化されていなかった。だから1937年製のメルセデスにシートベルトがついていないのは当然なのである。


 私が免許を取った70年代でも、運転する自分はシートベルトをしても助手席の人はシートべルトをしないことがほとんどだった。だから「シートベルトをして」と助手席の人に言ったりすると怪訝な顔をされたりした。逆に自分が助手席に座り、いそいそとシートベルトをしようとすると「俺の運転が信用できないのか?」みたいな雰囲気になった。



 それもそのはずで、前席のシートベルトが義務化されたのは1986年(一般道も含む)からだった。ご存知のように後部座席が義務化されたのはほんの2年前のことである。
 衝突実験のビデオを見るとわかるように、物理の法則は例外なくすべての人にあてはまる。こういう一点の疑いもない事実があるのに、私たちは長らくなんとなく大丈夫だと盲信してクルマに乗っていたのである。


 だが、クルマに乗るという行為には死が伴うということは、実は忌まわしいことではなくモータースポーツの魅力を深める貴重な要素だ。逆説的なようだが、生を輝かせるのは死の存在だ。そこがTVゲームがいくら精度を増してもリアルなドライヴィングの喜びを再現できない決定的なところだ。


  シートベルトが最初普及しなかった理由は、結局皆が「死のイメージ」を忌避したかったからである。自分はそういうめに遭わないだろうと。しかし、乗車時にシートべルトをするということは、もしかしたらこのクルマがクラッシュすることもあり得る。そういう自覚を意識の片隅に置かざるを得ない。つまり覚悟して乗るということだ。


  もちろん、安全に越したことはないが、「Top Gear」なんか観ていると、彼らは敢て危険な事を好んでやる。スポーツとはそういうものだということをイギリス人は知っいる。(馬にシートベルトつけないでしょ?)なにもしないで安楽な人生をおくるより、果敢にチャレンジし、それで不幸にも死んでしまっても、それはそれでいい人生ではないか!?そう思えてくる。

  
  だから、メルセデス・ベンツ170Vカブリオレ乗車中に事故死した人も、いい人生だったのではないかと思えてくる。クルマ好きの一人として、ちょっと泣ける話ではあったけど。



追記

  ヒゲヲヤジつまさんから、故人はシートベルトをしていたとの情報を頂きました。よって、このような結果になったのはクルマの構造上、高い着座位置より横転時に乗員の体が道路に叩きつけられてしまうということにあるようです。
Posted at 2010/11/13 12:19:24 | コメント(10) | トラックバック(0) | クルマ
2010年11月10日 イイね!

「かにのお宿」

「かにのお宿」 八戸に「かにのお宿」という、うまいカニ料理を出す旅館がある。建物は古い旅館をリフォームしたものだが、床が黒光りする板だったり、ところどころに見られるデザインが昭和初期のようなレトロな雰囲気を醸し出している。
 駅の近くにあることより、昔は行商の人でも泊まったのか、連れ込み宿だったのだろう。ギシギシと音がしそうな階段(実際はしないのだが)を上がって二階の狭い廊下に出ると、学生寮みたいに廊下を挟んで部屋のドアがあり、その前には脱いだスリッパがある。つまりドアの向こうが直に部屋になっていて、しかも宿泊スペースはその一間だけなのである。トイレや洗面所、風呂は部屋にはなく、別な場所で共用となっている。




   高級カニ料理の宿にしては、いささか拍子抜けし、料理は大丈夫なんだろうかと一瞬不安になった。しかし、料理に関しては広告に偽りはなかった。「かにづくしコース」を頼んだら前菜に始まり、ずわい蟹やたらば蟹など、しゃぶしゃぶ、刺身、ステーキ、茶碗蒸し、酢の物となって出てくる。そのどれもがおいしい。


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  食事の場所は一つの部屋を二つに仕切った個室だったが、隣から突然聞き覚えのある笑い声が聴こえてきた。あのビル・エバンスの有名なビレッジバンガード・ライブで「PORGY」を演奏中、5分18秒から入っている中年女性の甲高い笑い声だ。あれにそっくりなのである。偶然にせよ懐かしくも少し楽しい気分になった。





  翌朝、部屋のカーテンを開けて窓の下を見たら、調度駐車場に停めたカレラ4が目の前にあった。こういうアングルで直接見ることはめったにないが、なかなか美しい。
 人知れないところで美を放ち続けているというのは、奥ゆかしくていいものだ。



044 - コピー


Posted at 2010/11/10 21:50:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2010年11月08日 イイね!

機能の進化、操作性の退化

機能の進化、操作性の退化  人から借りたケイマンに乗った時、カーナビがついておらずCDとラジオのみだった。ところが、その操作性のよさに感心した。ボリューム調整もちゃんと回すつまみになっていて、音を絞ると最後にカチンとなってオフになる。周波数合わせも反対側にあるつまみを回す。県外に出てまた合わせる時も、わざわざオートストアにしなくても、つまみを回していけばほどなく聴ける。


 もちろん、ラジオとCDのみのシンプルな機能ゆえもあるが、昨今の多機能のカーナビは便利なようで不便だ。その最も馴染めないのが操作感。タッチパネルでピッピッとやるのだが、前述の回すつまみと異なり、頭の中のロジックとなかなか符合しない。というか解説書なしでは機械のオンオフも不可能だ。
 映画『2012』でも、貨物機からベントレーで脱出する時、どうしてもエンジンがかからなくて、結局オーナーの音声認識で動くというシーンが出てくる。


  先日買ったスマートフォンも、機能はすばらしい。こんな鳩サブレのサイズに電話、メール、インターネット、カメラ、ビデオカメラ等々盛り込み、もはや人類文明の進化の象徴のようだ。
 しかし、タッチパネルを用いての操作性はやはりよくない。あまりに凝っていて、最初に電話がかかってきた時は、出れなかった。表示された受話器のボタンを指でなでる行為(ドラッグ)をしないと、通話可能にならない。
 これは山の中で遭難し、自分が意識障害になって他人が自分の携帯に出ようとする時、操作ができないということになる。



  クルマでも携帯でも、初めて利用する人でも基本的に扱える操作系が理想だ。ヘンなところをタッチしてまずいことになるのは電車の中だけにして欲しい。






   (とは言うもののギャラクシーSではいろいろ遊べます。 ↓)





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   皆さま、私がかんこでございます。おほほほほ、ご機嫌麗しゅう存じます。







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ちゃんと描いてね。  「オヤジ顔でか~」
Posted at 2010/11/08 14:57:20 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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