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堅雪かんこのブログ一覧

2012年07月29日 イイね!

あそこにそれを!?

あそこにそれを!?   ロンドンオリンピックの開会式の模様は、長いので録画したものを後で見た。歴史的にも世界の文明に深く関与してきたイギリスだけに演出も大変だっただろうが、そこはビートルズやTopGearの国だから、お祭り騒ぎも得意なはず。でも彼らのお祭りやユーモアってどこか暗い影がしっかり添えられている。それがとってもイギリスらしい。


  聖火のセルモニー終了後、過去の映像が流されるBGMに使われたのが、あのピンク・フロイドの名作「THE DARK SIDE OF THE MOON」のエンディングの曲「Eclipse」。その歌詞は人間の様々な行為をあげ、最後にこのように終わる。


   現在にあるものすべて

   過去に埋もれていったものすべて

   未来に来るべきものすべて

   あの太陽の下 すべて調和を保っている

   だが その太陽は徐々に月に侵食されていく


  この最後のフレーズがいい。月とは狂気の表象でもある。ちなみにこのアルバムの邦題が「狂気」、この曲は「狂気日食」とされている。Eclipseにはその他、栄光の失墜という意味もある。


  次に登場したポール・マッカートニーはなんとこれまた「ABBEY ROAD」のエンディング曲「The End 」から歌い始めた。ビートルズの活動の総決算であるこのアルバムの最後のメッセージ、前にも書いたことがあるかも知れないが私はこの歌詞がとても好きだ。簡単な英語なのでそのまま記すと


   And in the end the love you take

is equal to the love you make



“結局のところ、あなたが得られる愛情は、あなたが得ようと思い描いた愛情に等しいんだよ”という意味だ。この世の中はにはいろいろなものがあふれているが、人や物事に関心の薄い人はそれなりに、そうでない人はまた異なるディープな世界が展開する。男女の愛も、クルマ趣味も同じこと。



 もうちょっと例を出して簡略化して言えば、ポルシェに乗りたいという強い気持ちがない人には誰もポルシェは持って来てくれないということ。別にポルシェでなくてもloveのところには人それぞれにいろいろなものが代入できる。試みのない所にチャンスは生まれない。思いのない所に行動は生まれない。深く思うことがloveである。



 次にポールが歌ったのが「Hey Jude」。これは落ち込んだ男を励ます歌だが、力強い歌で後半の盛り上がりがまたすばらしい。70歳のポールのボーカルも二重奏となり途中で消した口パク用トラックに負けず立派なものだった。



  ピンク・フロイドもビートルズも今聴いても胸がいっぱいになるアーチストだが、何故これらの曲を使ったか後でわかった。この開会式を演出した映画監督が自分と同世代の人間だった。ま、そういうことだけど、でも聖火の最終ランナーを無名の7人の若者に託したのは優れた演出だったと思う。



   イギリスはやはりおもしろい国だな♪











   
Posted at 2012/07/29 17:53:28 | コメント(5) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2012年07月25日 イイね!

991、街で初遭遇!

991、街で初遭遇!  盛岡にも、もう複数台991が納車されているという噂を耳にしていたが、今日初めて路上を走る991を見た。右車線を走っていたら、左車線で連なっている車列の中に黒い911がいた。あの細めのテールランプは991。(いたなぁ・・、うっカッコイイ)
 横を通り過ぎると、向こうも「お、911!しかも旧車」と思ったかどうか知らないが車線変更してこちらを追ってきて、私が左車線に寄って待ち構えていたら、わざわざ後ろに入ってきた。


  しばらく前後に連なって走った。ルームミラーから見る991の顔は、997よりちょっと凛々しくなっている。あたりが薄暗くなってきたので、991はヘッドライトとLED補助ライトを点灯。うわっまぶしいくらいの光量だ。新しいクルマは当然ながら新しいオーラを放っている。


  その後給油のためガソリンスタンドに入るところでお別れしたが、いずれまたどこかで会うかも。








  991のRuf仕様。髭の違和感がうまく解消されているデザイン。こんな角度で後ろにつかれると、かっこよく見える991。





   同じくRuf。本家より原点回帰っぽいリア。
Posted at 2012/07/25 21:59:53 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマ
2012年07月24日 イイね!

BRZとは何か?

BRZとは何か?  実は昨日、BRZが納車された。次男用なのだが、この次男がまたクルマにこだわりのある奴で、免許を取る前からフォミュラーカーに乗って筑波や鈴鹿をがんがん走っている。FRのマニュアルという条件なら、中古でもなんでもかまわないというリクエストだったが、丁度タイミングよくそういうクルマが発売されたので、天からの啓示だと思いBRZにした。



 慣れないマニュアルにちょっと緊張しながら二日間に渡って乗ってみたが、「いい感じ~」というクルマだ。どういう風にいい感じかと言うと、やはりケイマンに似ている。虚飾をなるべく削いで、走りを真面目にチューニングしていったという感じだ。ステアリングフィールもいい。だから若者のクルマというより中高年が乗っても「いい感じ~」だ。



IMG_0162

 外観は、輸入車のクオリティの高いデザインに見慣れた目からすれば荒削りだけど、まあまあいいんじゃないという程度。



IMG_0173

  少し458も入っているかな?とか言ったらsakuraさんに怒られるなw 



IMGP1838

   ルーフ後半の傾斜は意外や911と同じ。



IMG_0170

   リアフェンダーの張り出しもけっこうある。



 内装は完全にお粗末。しかもオーディオレスで買ったら、ダッシュボード中央にぽっかりと大きな穴が!さすがにこれではあまりなので、ジェームスに1万円ほどのラジオを買いにいった。







  というわけで、結論を述べるならBRZはポルシェケイマンに似た実直でいいクルマだと思う。善人であることに退屈する与太者はもちろん違う選択もあるのだけど。

 





IMGP1836
Posted at 2012/07/24 21:52:29 | コメント(12) | トラックバック(0) | クルマ
2012年07月24日 イイね!

秋田の道を往く

秋田の道を往く  先週土日は一泊で、稲庭うどん・岩ガキツーリングでお隣の秋田に行ってきた。秋田は同じ東北でも岩手と風景が異なる。小さな山がいたるところにあり、日本昔話に出てくるような長閑で懐かしい感じがする。当日は梅雨明けではないにも関わらず晴天となり、夏の秋田路を満喫した。



 行きは高速道を利用したが、途中で秋田道で覆面に遭遇した。前方を走る古い黒のセダンで、リアにグレードを示すスクリプトがない。しかも後部の窓にはスモークを貼っている。後ろについてから抜きにかかり、横に並んだ時にちら見したら、向こうもこっちを見て視線が合ってしまった。青い制服を着た交通機動隊、間違いなく覆面である。そのままジリジリと自分のクルマを後退させ、また後ろに戻った。









 帰りはほとんど一般道を走り、角館、田沢湖町、仙岩峠を通って盛岡に至る。この辺りに小学校に上がる前に住んでいたことがあって、はっきりは記憶にないのだが郷愁を誘う。おそらく仙台の大学から派遣された父親のクルマに乗せられ、窓からその風景を見ていた幼い自分がいたはずだ。遠い遠い過去のことだけど。



  今回のツーリングは新車のMINI(クロスオーバー)を始め、BMW、アウディ、ゴルフそしてポルシェと混合編成で比較的ゆっくりと走った。夏の暑い中をゆっくり走ると眠くなるが、夕方近くになるといくぶん涼しい風と蜩の鳴く声が心地よい。



  いつもは男だけの集まりだが、一組だけ夫婦でいらした方がいた。その奥さんがまたカワイイ人で、ダンナさんが所有しているフェラーリ、ポルシェ、ゴルフの3台でどれが一番好きかと聞いたらポルシェだと答えた。ダンナさんがそれをすぐ近くで聞いていて「そんなこと俺聞いてないぞ」と口をはさんだけど、長年連れ添った夫婦だと意外にそういう会話すらないかも知れない。うちもそうだ。

   そんなことを思い出しながらの楽しいツーリングだった。






  
Posted at 2012/07/24 11:00:03 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ
2012年07月19日 イイね!

タコ踊り、再び

タコ踊り、再び  今日、新品タイヤが入荷したという連絡を受け、夕方に交換に行くことにした。それまで時間があったので、古いタイヤの走り納め、およびアイスクリームの名店「松ぼっくり」のアイスを求め小岩井方面に走りに行った。空は晴れ、蝉の鳴き声が響き渡る小岩井農場のメイン道路はいかにも夏という季節感にあふれ、緑もぎらぎらしている。しかしクルマが二三台前を走っているので、思うような走りが出来ない。



 脇道にそれ、アクセルを踏み込む。気温と湿度が高いせいか、あるいはタイヤがもう終わりのせいか、いまひとつクルマと自分がいっしょになれない。少し運転が雑なままコーナーに進入したら、少しふくらみ左後輪が未舗装の土を踏んだかと思った瞬間、スピンモードになった。ウンゲェー!!修正舵をあてると、あらら懐かしやタコ踊り。仙台ハイランド以来だ。あの時はエスケープゾーンのあるサーキット、今は道幅4mくらいしかない農道。

 

 このまま道路から飛び出し、タイヤの走り納めならぬ、クルマの走り納めになるかと覚悟したが、ほどなく収束。途中ゴンと音がしたためどこかが折れたかと思ったら、トランクの中のものが跳ねて当たったようだ。運転が安楽なカレラ4とはいえ、いい加減な態度で運転するとしっぺ返しをくらう。ちょっとビビってしまった。



  アイスクリームで気持ちを落ち着け、その後タイヤ屋さんに向かった。古いタイヤの走り納めなんてバカなことを考えてしまったと反省しながら。(実はスモークを出してみたかったのだけど)
 新しいPS2に履き替えると、やはりフィールが向上する。バタバタ感がなくなりノイズも減弱し滑らかに気持ちよく走れる。



  運転はタイヤとの会話、可夢偉もそんなこと言ってたっけな。



  

 
Posted at 2012/07/19 23:18:44 | コメント(14) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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2014年7月27日に退役しました。盛岡の冬もなんなく走り、非常に頼もしい家族車でした。
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