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堅雪かんこのブログ一覧

2014年06月24日 イイね!

イワナ屋の帰り「恐るべし585ps」というメールが!

イワナ屋の帰り「恐るべし585ps」というメールが!  先週の日曜日に兄弟ツーリングで走った平泉の骨寺村荘園遺跡付近にイワナを食べさせる店があったことを後で知り、今週の日曜日に一人で行ってみた。土日・祝日しかやっていない店で、山間にぽつんと建っている。ツーリングの時は全然気が付かなかった。
 店の中も簡素で、中央に囲炉裏があり、イワナは新聞紙に包囲されて焼かれている。





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  このおじさんが焼き上がったイワナを持ってきてくれる。






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 「阿鼻叫喚」という言葉が浮かんでくるイワナの顔




  メニューはそんなになく、イワナ2匹で450円×2とおにぎり2個で100円を注文すると、山菜などの前菜と舞茸の汁物がサービスでつく。肝心のイワナの味は残念ながら養殖ぽかった。店の横にはこんな生簀があった。




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 で、帰る途中に友人からメールが。タイトルが「恐るべし585ps」。何のことかクルマを道路わきに停めて読んでみると、自分のメルセデスE63AMG Sを運転中に、前方にバリバリとエンジン音を鳴らし周囲のクルマを蹴散らすかのように追い抜く「ポルシェGT3」を発見。信号待ちで後ろについたら、青に変った途端、GT3がメルセデスを引き離そうと一気に加速を始めたので、友人も「その横をフル加速で簡単に抜き去り、ポルシェの前に(本文のママ)」と。
  確かに585馬力は凄い数字だ。0-100km/hが3.6秒と公表されているから、GT3でも直線では負けるだろう。




友人は「あードキドキした」と興奮した気持ちを伝えてきた。メルセデスが車種を増やし、より買い易く大衆化した一方、かつての威厳と凄みのあるベンツは今はAMGとしてその伝統を守っている。その象徴として馬力数は大事なのだろう。
 帰りの高速道に乗って、すこし飛ばしてみる。カレラ4の325馬力はいまや並クラスだが、それでも気持ちよく走れる。ポルシェというのは、国産車の速度リミットからが始まりで、そこからグーンと加速して大台を超えていくあたりが最大の快感域になるように作られている。クルマから伝わるすべての振動や音がドライバーの感性を心地よく刺激し、リラックスして走れるのである。(あくまでドイツのアウトバーンで走った時の想像です)





  AMGの豪快さもいいが、パワー競争から降りた質素なポルシェもなかなかいい。







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    イワナ屋の近くにある矢びつダム



Posted at 2014/06/24 17:58:42 | コメント(8) | トラックバック(0) | クルマ
2014年06月21日 イイね!

つまらない誓約書

つまらない誓約書   今日は少し時間があったので、今話題のスバル・レヴォーグの試乗に行って見た。すると試乗前に記入して下さいと出された紙を見て驚いた。名前、住所とか今乗っているクルマは何かというアンケートなら書いたことがあるが、今度のはしっかりと誓約書になっている。








 これから期待して乗ろうという時に、あれすんな、これもすんな、最後に「全額私が負担します」では気持ちも萎えてしまう。ポルシェ、BMW、アウディですら、鍵一本渡されてお好きなようにという試乗を何度か経験しているだけに、ここまで誓って別に乗りたいとは思わないんだけど・・・と心の中でつぶやきながら誓約書に記入した。でも、今は皆どこもそういうことになってきているのか、もしかしてお客さんの中には試乗時に安全運転を心がけず、試乗コースをはずれ、自分が壊しても金も払わない人が多すぎてこういうことになったのだろうか。




 そういうわけだから、上の文書通りに普通のコースを普通に走って、営業所に戻ってきたのだった。で、レヴォーグの感想はやっぱり「普通」だった。もちろん大きな欠点などあるはずもなく、SUBARU車としてより洗練されていた。こういう試乗でそれ以上何を語るというのか。
 以前、レクサスLS試乗時は、決められたコースをはずれてリンゴ畑のある山の中腹のアップダウンのきついワインディングを走らせてみた。そしたら予想外に足がついてきたので「イイね!」と思った。同乗していたゼネラルマネージャー氏も感心して「さすが、ポルシェに乗っているだけありますね、運転がお上手です」って。顔がこわばっていたかどうかは確認できなかったが。(あ、こういう客がいるから誓約書が必要になったんだ、きっと)




  サッカーの日本チームが思うような試合が出来なくて、テレビの特番でもそういう時のために、海外の有名選手やコーチからコメントを録画しておいたらしい。それらをまとめると、日本の選手は上の誓約書みたいな奴が多いということを指摘していた。つまりルールや約束事にしばられ、自分の思ったように動かない。いったん試合が始まれば自分の本能で動くことが大事で、相手に嫌われるようにならないといけない。その相手とは味方をも含まれると。




  ゴールの喜びとは予想外の出来事だからである。だから究極の場で競り合いになると、結局真面目より不真面目、つまり逸脱してく勇気のある者が「予想外」を演出し勝ち抜く。サッカーに皆興奮するのは、そういう快感があるからだ。もちろん悪質な迷惑行為にはイエローカード、レッドカードが用意されているけど、本質はそういうことなのだと思う。




  左に曲がれば営業所、右に曲がれば例のワインディングという交差点にレヴォーグで差し掛かった時、隣の若い営業マンに右に行こうとは言いだせなかった。誓約書にもサインしたし、もしそれを破って何かあれば、彼が上司から叱責されるのは目に見えている。
 しかし、これは遠い昔のデートの状況にも似ている。左に曲がれば帰宅。右に曲がればラ○ホ。勇気が試される瞬間だ。下品な話だと思わないでほしい。先月、義母の葬儀で火葬場に向かう途中、偶然に仙台の大学病院の前を通った。ここは半世紀以上も前に私の父と母が出会った場所でもある。




  昔、母が語ったところによると、父と知り合った頃、仕事が終わると父は、母の帰り際を狙い何度も母が当時入っていた寮のところまで後をついてきたらしい。今でいえばストーカー行為みたいだが、そういう好奇心、スケベ心、ちょっとした逸脱行為をする勇気が父になかったら、今の私はこの世に存在しなかった。つまり、人の根源的な存在理由は、そういうところから始まっているのである。





  
   招待状が来て、行ってみればこのような誓約書を書かせられるって何か変。だったら呼ばないで。
 




   



 
Posted at 2014/06/21 19:34:40 | コメント(8) | トラックバック(0) | その他
2014年06月20日 イイね!

策に溺れた生うにの食べ方

策に溺れた生うにの食べ方  先日、駅ビルの地下街にある回転寿司で食事をしようとした。息子も電話で呼び出し、彼が来るまで店の近くで待っている間、ふと隣にある海鮮料理屋のメニュー表示に目がいった。生うに丼、2500円。生うにを食べるなら量的にはこちらの方がいい。しかし、そうするとこの後の寿司がきつくなる。メニューを注意深くみると、生うにだけのものがあった。値段は1200円。まずはこちらで生うにだけ食べて、寿司屋では生うにをカットすれば合理的だ。




  「ええ!?うにだけ食べるの?」と躊躇する妻を引き込み、店内に入り生うにを注文する。それだけだとあまりだからホヤ刺しとビールも頼んだ。しばらく待って、運ばれてきた生うにを見てびっくり。少ない!!二つの貝殻に乗っていたのは小さなうにがそれぞれ3切れ程度。箸でつまんで二回ぐらいで終了といった感じだ。味も小さすぎてよくわからない。妻は「そうじゃないかと思った。これだったら、あっちの魚屋さんで売っていた瓶詰めのを買ったほうがよかったのに・・」と。確かに魚屋直販の方が、一瓶800円で倍以上の量が入っている。




  息子が到着したのでその店を出て、隣の回転寿司に気を取り直して入店する。さきほどのリベンジじゃないが、さっそくうに軍艦を注文。ほどなく出されたうに軍艦を見てびっくり。なんと先ほどの店より多く身の厚いウニが乗っているではないか。しかも2貫で520円。味もとびきり美味しかった。
 これは明らかに判断ミスだ。寿司屋のうには高いという先入観が災いした。




   この時期の生うには格別で、盛岡だけでなく八戸にもまた食べにいきたいところだ。あの大洋食堂はすでに閉店してしまったそうだが。









   ウニイエロー?w






Posted at 2014/06/20 13:06:54 | コメント(11) | トラックバック(0) | グルメ/料理
2014年06月18日 イイね!

右折時にせわしく働くV5

右折時にせわしく働くV5   今日の午前8時20分ごろ、旭川市で痛ましい交通事故があった。75歳女性の運転するRV車が右折しようとして、直進してきた25歳と21歳の兄妹が乗っている旧型スカイラインクーペと衝突し、スカイラインははずみで交差点の電柱に衝突し、この兄妹と通学途中の自転車に乗っていた17歳の男子高校生が巻き添えをくって死亡。75歳の女性は軽傷だった。
 右折というのは、何年クルマを運転していても緊張する一瞬だ。相手のラインを正面からブロックするというサーキットではありえない作法だし、こちらに向かってくるクルマの速度や距離を測ってタイミングよく出なくてはいけない。衝突時の運動量も相当なものだ。








  ところで、脳の珍しい障害に「視覚性運動盲」というのがある。脳には様々な機能が局在しており、その中の視覚野に関連したV5と呼ばれるエリアが損傷されると、その人は動くものの認識が出きなくなる。例えばポットからお湯をカップに注ぐ時、液体を一連の流れとして捉えられず、あるところから急に別な場所に移動するように見えて失敗してしまう。








  
  道路を横断する時も、向こうにクルマが見えてこちらに連続して向かってくるようには見えず、遠くに見えたクルマが次の瞬間に近くに見えるのだという。つまり、私達が日常普通に感じ取っていることは、実は脳がせっせと演算して適切な値を常に出してくれるものであって、そのため事故らないで済むのである。



  


  人は死んでもその霊魂は不滅であるという考え方もあるが、実際に脳機能がうまく働かなくなれば、その人は消滅する。認知症がよい例だ。人は脳の機能の範囲において、そこで描写される世界を感じとっているに過ぎない。だから脳機能が異なる犬や猫、その他多くの生物と人は同じようにはこの世界を見ていないし、同じ人物でも脳の機能がダウンすると別人格に変貌していく。
 ついでに肉体(脳)をもたない幽霊もいないのである。いるとすれば皆さんの心が創り出す強い「想い出」の中だ。






  脳は様々な機能が局在し、またそれらが密に連携して複雑極まりない働きをしていて未だその全貌は明らかになっていない。後頭葉の大部分が視覚野と呼ばれるエリアで、V5は赤く染められた部分。




   冒頭の交通事故がこの「視覚性運動盲」によるということでは全然ないが、誰でも右折する時は、自分の脳がV5を中心として一所懸命仕事をしているのだなということをちょっと感じて欲しい。脳はアイドリング・ストップなどしている暇はないのである。







Posted at 2014/06/18 19:58:27 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ
2014年06月16日 イイね!

アウディS3セダン、ほめちぎり&けなしちぎり

アウディS3セダン、ほめちぎり&けなしちぎり   人はそれぞれ感性が違うので受け止め方が異なっても、そこは許容範囲だ。でも同じ個体のクルマに乗って、自動車評論を生業とする人たちがここまで意見が違うと驚いてしまう。本当のところはどうなのか?
 まずは、ほめちぎりビデオを見てみよう。











  次はwebCGに載っている記事。その中の一部抜粋
  


 乗り心地も落ち着きがない。硬くてラフというわけではなく、ささくれだったザラザラ感とも違うが、絶えずゴロゴロした細かな上下動がつきまとい、足まわりが滑らかに動いていない印象だ。



  単純に受け止めると、ビデオの方は乗り心地がいいと言い、webCGの方は上記引用にあるように、乗り心地に難ありと正反対のことを言っている。そして最後の結論としてBMWの方がお勧めだとある。




  なるほど、BMWを評価の基準に置かれると、アウディは分が悪い。私の経験でも「走る喜び」に関してはアウディはハンドリングも乗り心地もBMWの境地には達してはいない。そういう意味ではwebCGの記事の方が正直に書かれてあり、アウディの人工的な味付けには敏感なのである。ビデオの方はそこを上手にオブラートに包んでいる。



  しかし、アウディの真価とは道路コンディションを問わない盤石の走りにあり、特に雨の日や雪道、氷結路での安心感はメルセデスやBMWを凌ぐ。あの岩城滉一をしてこれ以上のクルマはないと言わしめた。S8だけど。彼はフィンランドの氷上コースを走ってみてクワトロを再認識したようだ。中嶋一貴がル・マンでアウディを見て、やっぱりクルマは信頼性と思ったかどうかは知らないが。




 ま、最終的には自分で乗ってみればいいのだが、今現在、メディアに使い回しされている66-66ナンバーのアウディS3セダン、後はどのような評論が出てくるのかな?



























 
Posted at 2014/06/16 18:43:49 | コメント(9) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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