NAとターボ車のちょっと変わった燃費考察

ポンピングロスって、スロットルが閉じたときの負圧抵抗なので、「ちょっと変わった」と書かれているものの、WOTでの比較がやっぱり私には理解できません。

「ノンスロットリング」と呼ばれる、バルブトロニックとかディーゼルエンジンが「ポンピングロスのない」と評価されているワケですし・・・。

「NAが12.5程度で全開できるのに対し、燃料冷却で空燃費を濃くする（10〜11前後）」・・・と書かれているのはA/Fのことなのですが、最初、圧縮比の話かと思いました。

NAの方が圧縮比が高い分、スロットルが閉じるとポンピングロスがデカい・・・という考え方であれば、理解できます。

こんばんは。おひさしぶりです。ビートの新エンジン性能良さそうですね。(^o^

ポンピングロス＞
スロットルバルブが閉じれば閉じるほどポンピングロスが大きくなるとは思うんですが、スロットル全開でも、小さいなりに燃焼室までの吸気抵抗はあるのでは？・・・と考えてみたんです。

イメージ的には注射器で空気を吸うときの感じです。針が細いほど吸気の抵抗は大きい＝ロスが大きい、針が太くなるとロスは小さいけど、ぼくは注射器のシリンダ径より小さいのであればそれなりにロスがあるだろうと考えました。「スロットル全開であれば吸気の抵抗は全く無い」のであれば、上のような話は意味がないんですが・・・。

NAの方が圧縮比が高い分>
あぁ、１２．５の前にAFRと書いておけばよかったです。圧縮比の違いも、ポンピングロスの大きさの差に現れそうですね。 mistbahn さんのお話はいつもためになります。

後は、SKYACTIV-XのHCCIみたいな超リーンバーン（AFR３０程度？）だと、バルブが大きめに開かないといけなくなる？？・・・としたら、ポンピングロスはむしろ小さくなる？？とか、燃費の差を考え始めると、いろいろ差を生み出す要素がありそうですね。