自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
未知の郷土料理を食べるのが好きです。地元で長く伝承されてきた料理ばかりですので、どれも美味しいと思います。
農林水産省は、「うちの郷土料理」というコンテンツを公開しており、自分の経験値(カバー率)が一割にも満たないことを知りました。まだ未知のメニューが多数あったのです。
郷土料理に関心を持った端緒は、浅香唯の影響が大きいと思います。TBS系列の「ザ・ベストテン」で、彼女が誇らしげに、「冷汁」を紹介していました。「宮崎では、どの家にも必ず作り置きが冷蔵庫にあるんです」と喝破したのが印象的でした。
その後、灯台下暗しともいうべき、あらたな発見がありました。自分の高校の近くに行列の絶えない人気うどん店があり、その名物メニューが「冷汁」風のつけ汁うどんだったのです。「すったて」という名称で通っており、上述農林水産省のサイトにも掲載されています。
高校時代は、この店の近くを毎日バイクで通っていたのですが、そこまでの知名度はなかったように思います。埼玉には、うどん好きの県民性があり、時流にうまく乗った好例だといえるでしょう。
身近な「すったて」によって「冷汁」の地位が下がることになったのですが、たちまちV字回復しました。両者の決定的な違いを発見したのです。「すったて」には、糖分が多めに使われており、その甘みによってコクが引き立っています。一方の「冷汁」には、その甘さがありません。
こうしたなか、いいタイミングで吉野家が「冷汁」のメニュー追加を発表してくれました。
――速攻で駆け込みました。
「牛丼アタマ大盛りに、卵、冷汁で」
巷間の情報どおりで、明らかに、「すったて」とは異なるディテールでした。ご飯にかけるのなら、「冷汁」の一択です。
浅香唯といえば、「セシル」と「C-Girl」の2曲が思い浮かびます。しっとりした「冷汁」の味わいには、前者のバラードが合っているように思います。
――あなたの悲しみ、代われるなら、私はこのまま、そばにいたい。
唯さんの代表曲を歌いながら、その曲の主人公に桃子さんを思い浮かべてしまうことに、罪悪感があります。
唯さんのネタをもう一つねじ込むと、数年前に、50歳になった彼女が、ライザップのモデルを務めたことがありました。4か月間で8.8kgと、数値上の減量には大成功されていました。しかし、映像的には、Before/Afterのどちらも魅力的で、あまり関係ない印象を受けました。いつもインパクト絶大のライザップの広報では、非常に珍しい失敗例になってしまったと思います。それくらい美しい方だということです。当時のアイドルでは、稀少なマイク右手持ちのシンガーでした。
実録は、以上です。
本手打うどん「庄司」(埼玉県)の名物「すったて」
吉野家の「冷汁」
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、桃子がライザップをしないのは、浅香唯の例を見て、視覚効果が出にくいことを俺が指摘しているからなんじゃないの~。
ラジオでは、「過度な減量で、しわが目立つようになるのが怖い」と話していました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2024/06/18 07:07:18