
運転手に何があったのでしょうか。
◆近鉄特急に衝突・炎上の車、遮断機手前で停車の車を押し出し進入…追突された車は踏切外に走り難を逃れる ー 読売新聞オンライン
(2025年12月20日 掲載)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251220-GYT1T00248/
近鉄京都線 新祝園駅北側の踏切で、遮断機手前で停車していた車を押し出し踏切内に進入し停車。
そこに電車が来て事故になったようです。
車は炎上しています。
そして、ドライバーとみられる遺体が見つかっています。
幸い追突された車は踏切外に走り難を逃れています。
よそ見運転をしていて追突したのでしょうか。
それとも突然の意識喪失で追突したのでしょうか。
追突された車にドライブレコーダーを装備していたら、その映像から事故原因が明らかになると思います。
事故原因の車のドライバーへの損害賠償額は多大な額になると思います。
思い付くだけで、追突した車の損害賠償、電車の損害賠償、電車を停めてしまったことによる遺失利益の損害賠償、車両が復帰できるまでの代替にかかった費用の損害賠償、踏切か炎上現場までの安全点検と修復に要した費用の損害賠償。
他にもあるかもしれません。
自動車保険に入っていて対物補償が無制限なら保険で賄えるでしょうが、約1/4が未加入ですので事故車両が未加入だと大変です。
もし未加入だとドライバーは亡くなっているようですので損害賠償は遺族が負担することになります。
遺族が損害賠償を負担しないで済む方法は、相続放棄か遺産相続してからの自己破産しかないと思います。
相続放棄は簡単な話ではなく、家庭裁判所に書類を提出して認めてもらわないといけません。
葬儀費用を亡くなった方の資産から出したとしても引き継いだ財産から出したと判断され、裁判所が相続放棄を認めない可能性がありますので葬儀費用は家族で賄っておく必要があります。
しかも、相続放棄は亡くなったドライバーの配偶者と子どもだけでなく、両親、祖父母、兄弟姉妹、亡くなっている兄弟姉妹の子ども(甥姪)まで相続放棄しないと損害賠償の負担が及びます。
これを3か月以内に済ませる必要があります。
事故はイヤですね。
今日も、ご安全に。
【注】タイトル画像は、Googleマップのストリートビューから切り出した近鉄京都線新祝園駅北側の踏切です。
Posted at 2025/12/21 01:09:33 | |
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