
母親というものは、いくつになっても「息子を助けなければ!」となるようです。
(詐欺への対策も書いています)
◆「母さん、助けて…」冬の朝、工場勤めの息子から“ただごとではない”LINE。〈年金月12万円〉81歳母が財布を片手にコンビニへ走ったワケ【CFPが警告】 ー THE GOLD ONLINE
(2025年12月16日 掲載)
https://gentosha-go.com/articles/-/74102
LINEに息子の名前でメッセージが入り、それに釣られています。
LINEで電話をかけましたが、息子は電話に出ません。
相手は詐欺を働こうとしているのですから出ませんよね。
近所に住む女性がちょうどコンビニに入って、ATMの前で不安な表情で待っている母親を見て声を掛けたのです。
女性に息子から届いたLINEのやり取りを見せたところ、スマートフォンの画面を見た女性は、母親に
「これ、絶対おかしいわよ。本当に息子さんなの? 確認した?」
「LINEで電話したんだけど、出られないって」
「LINE電話じゃなくて携帯の番号に電話してみて!」
携帯の番号に電話すると、3コールで息子の声が聞こえました。
「母さん、どうしたの? 何か急用?」と落ち着いています。
冷静な女性のおかげで未遂で終わりました。
何故、息子の名前のLINEが繋がったのか分かりませんが、確認するときは電話帳に登録してある電話番号に電話をするのが有効なようです。
【おまけ】
『ニセ警察詐欺』は高齢者に限らず降りかかります。
◆47歳のアルバイト女性、「島根県警の警察官」から760万円だまし取られる ー 京都新聞DIGITAL
(2025年12月16日 掲載)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1619405
ーーーーー 引用 ーーーーー
12月9日、女性の携帯電話に男から「詐欺事件であなた名義の口座が悪用されている。SNS(交流サイト)のビデオ通話で取り調べをする」と連絡があった。LINE(ライン)のビデオ通話で男などから警察手帳のようなものを見せられて「お金を1枚1枚照らし合わせていく」などと告げられ、12月12日までに計9回、指定口座に送金した。
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テレビで「警察官が“絶対にしないこと”」を紹介していました。
・SNSの通話アプリでメッセージを求める
・“誰にも相談しないように”指示
・送金を指示
・国際電話で連絡
見事に紹介されている「警察官が“絶対にしないこと”」をやっています。
口座に送金して「お金を1枚1枚照らし合わせていく」ことが不可能なことに気付けていたら送金しなかったのかな。
Posted at 2025/12/17 00:24:31 | |
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