
酒気帯び運転で逮捕された事件なのですが、少し気になりました。
◆「ノンアル飲んだが…」酒気帯び運転相次ぐ ー KBC(九州朝日放送)
(2025年11月22日 掲載)
https://kbc.co.jp/company/profile/history.php
逮捕された容疑者1
基準値の5倍を超える 0.76mg/L のアルコールが検知され、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
容疑者は、「ノンアルビールやノンアル酎ハイ、焼酎を飲んだ気がするがよく覚えていない」と酒気帯び運転を否認しているそうです。
ノンアル焼酎は知りませんでした。
逮捕された容疑者2
午前4時過ぎに酒気帯び運転の疑いで自称・飲食店経営が現行犯逮捕されました。
調べに対し「働いている店で21日の午後5時ごろにハイボールを2杯飲んだ」と、話しているということです。
容疑者1は、ノンアルコールの飲み物しか飲んでいないので否認していると思われます。
ノンアルコール飲料は、「お酒ではない」という定義で、アルコールが入っていないという意味ではありません。
アルコールが1%未満だとノンアルコールを名乗れます。
「ノンアルコール」というだけではアルコールが入っていないと言えないのです。
アルコールが入った飲料を飲んでの運転は禁止です。
運転してよいのは「0.00%」の表示があるもの限定です。
飲食店の「ノンアルコール」は、「0.00%」と限らないようです。
容疑者2は、供述を信じるなら十分な時間経過があり大丈夫と思ったことでしょう。
飲食店の酎ハイは、アンコール7%で350mlでしょうか。
もしそうだとするとアルコールは、350ml ✕ 7% ✕ 0.8 ✕ 2杯 = 39.2g です。
一般的な分解能力が 5g/時 と言われていますので8時間あれば分解できているはずです。
しかし、分解能力は個人差が大きく、2g/時の方もいるようです。
分解能力が低めだったのか、飲食店の空気に含まれるアルコールで分解が遅れたのかももしれません。
飲食店にお務めの方だからこそ運転前のアルコールチェッカーでの確認が必要だったのではないしょうか。
アルコールへの認識を再確認しました。
今日も、ご安全に。
Posted at 2025/11/25 01:15:05 | |
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