
経済学部出身でなくてもわかり易い記事だと思いました。
◆イモの価格を安くせよ! 優しい王様の配慮が、逆に「腹ペコ庶民」を増やすワケ…「行き過ぎた弱者保護」がはらむ問題点【経済評論家が解説】 ー THE GOLD ONLINE
(2025年11月16日 掲載)
https://gentosha-go.com/articles/-/73327
(「イモ」の話は下段【参考】に引用しています。)
アメリカでは、人件費が高くなると採用人数を減らし、雇っている従業員に減った従業員分の仕事、成果を求めるとの記事を読んだことがあります。
新NY市長が「最低賃金の大幅引き上げ」をするらしいです。
もし実施されたら雇用が減少するか、雇用を減らさないのなら賃上げ分が価格転嫁されると思います。
価格転嫁しても市民が選んだ市長の政策の結果ですので市民から受け入れられるんでしょうね。
困ったことに価格転嫁は、増加費用分以上の値上がりになるのが世の常です。
そうすると賃金が増えても支出が増えて、かえって生活が苦しくなるいうことです。
毛色が少し違いますが政策に関係する記事です。
◆「おこめ券」もらってもヌカ喜びに 識者は「一見消費者の味方のように見えるが…政策的には悪手」と語る ー 東京新聞
(2025年11月15日 掲載【有料会員限定記事】)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/449362
無料で読める範囲から、、、
お米が高くて買えない
→ おこめ券配る
→ みんながお米を買う
→ お米足りなくなる
→ さらにお米が値上がりする
うわ、「おこめ券」いらね。
そもそも「おこめ券」なんて使ったことないよ。
経済対策って難しいですね。
【参考】記事より引用
心の優しい王様が「イモの値段を下げろ」と命令すると、「それなら市場まで売りに行くのが面倒なので、豚の餌にしよう」と考える農家が出てくるでしょう。その結果、人間が食べられるイモの量が減ってしまいます。それだけではありません。「すごく空腹だから、高くても買いたい」という人がイモを買えるとは限らなくなります。運のいい人がイモを手にするようになるからです。それではすごく空腹の人が苦しみます。
貧しい人のために「狭い家の家賃は安くしろ」という法律を作ったとします。大家たちは金持ち向けの広い家ばかり建てるようになり、貧しい人の住む家が足りなくなってしまうかもしれません。
「女性に重労働をさせるな」という法律ができると、「それなら男性を雇う」という会社が出てきて、女性の失業者が増えてしまうかもしれません。あるいは「男性以上に働いて、男性の同僚より偉くなりたい」と考えている女性が苦しむことになるかもしれません。
Posted at 2025/11/17 03:36:06 | |
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