
2014年・・・
多くの方に惜しまれつつ亡くなった
健さんの愛称で知られる
昭和の映画黄金時代を支えた
俳優の 高倉健さん
1931(昭和6)年2月16日が
お誕生日です。
この・・・高倉健さんが
函館で小さな居酒屋「兆治」を営む
藤野英治(主人公)を演じ・・・「兆治」に集う
お客さんたちとの人生を・・・
ユーモアと哀感を交えて描くヒューマン作品が
東宝映画「居酒屋兆治」
山口瞳先生の連作的長編小説だったこの作品を
降旗康男監督が、映画化し1983年11月12日に公開されています。
何故か?細野晴臣さんも登場し・・・
普段はニヒルな健さんの笑顔シーンがけっこう観られる、
この映画の劇中歌として登場するのが・・・
河合奈保子さんの・・・・「エスカレーション」です。
知っている人は知ってると思うけど・・・・
奈保子さんの13枚目のシングル曲となった
「エスカレーション」は・・・1983年6月1日のリリース
デビュー以来、多くの職業作家や
ニューミュージック系アーティストの楽曲提供をうけた
奈保子さんが、この曲から・・・
作詞・売野雅勇さん 作曲筒美京平さんの
コンビが起用され中期の楽曲を支えることになります。
それまでも、数多くのヒット曲を生み出している
作曲者である筒美京平さん・・・
奈保子さんのデビュー曲も依頼があったらしいのですが、
新人歌手に筒美さんが曲を書くということはありえなかったらしく、
3年目となり多くの楽曲を歌い続けヒットにも恵まれた
奈保子さんが、ようやく筒美作品と出会う事が出来たようです。
積極的な女の子の気持ちを綴った詩に
強いビート感をもったラブソングは・・・
「"Call Me"」 Blondie(1980年)
を引用していると思われますが・・・
作曲家の職人芸を見せた腕前は流石としか言いようがありません
「エスカレーション」
この曲で、奈保子さんは、35万枚をセールス
『日本レコード大賞』金賞・『メガロポリス歌謡祭』ポップス部門賞・
『日本テレビ音楽祭』グランプリ候補曲賞を受賞
自身の最大のヒット曲となり、この後、奈保子さんは・・・
「UNバランス」「唇のプライバシー」「北駅のソリチュード」
「ジェラス・トレイン」「刹那の夏」と・・・
作曲者の意図を込みこむように
筒美作品を歌っていくことにります。
さて・・・高倉健さんに話を戻しますが
『居酒屋兆治』の準備をしていた矢先・・・黒澤明監督から
大作映画『乱』への出演を打診されますが、
二作品を天秤に掛けることなく・・・
出演できない事を、わざわざ直接謝罪へ伺ったそうです。
受けた仕事は・・・真摯に向き合う・・・
男の美学ですね~
そんな、高倉健さんの主演した映画の一つに
1988年に公開された『海へ 〜See you〜』があります。
三菱自動車のCMにも出演していた健さんは・・・
この映画では・・・パリ・ダカールラリーのメカとして
チームを引っ張る主人公を演じております。
実際のパリ・ダカラリーの現地で長期ロケが行われた
この作品、自動車好きなら壮大なアフリカの大地を
ラリーカーが疾走するシーンは・・・一見の価値が有りですよっ♪
ちなみに・・・高倉健さんの愛車は・・・三菱 パジェロ
パジェロと言えば・・・
河合奈保子さんの愛車でもありましたねっ(^^♪
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は
劇中で使用された・・・・
河合家特製野菜ジュース⇒「ムーンライト・キッス」 (じゃりン子チエ)
「ヤング・ボーイ」(あしたのジョー2)
「愛してます」(あしたのジョー2)
そして・・・おまけ・・・
Blondieの「"Call Me"」を紹介したら
こちら・・・
「Heart Of Glass」も聴きたくなりました。
#河合奈保子復帰願う豪州へ届け
Posted at 2020/02/16 21:58:54 | |
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河合奈保子さん | 音楽/映画/テレビ