
やっと開幕したF1ですが、RedBull HONDAがイマイチ(悲)
正直、開幕ダッシュで連勝を期待してました。
なぜなら・・・
HONDAのPUが劣勢でも、標高が高いオーストリアGPは、
パワーの差が小さくなり、結果を残してきました。
そして、第3戦のハンガリーもストレートが短く、シャシーのゲインが大きく、パワーの差が出ない
コースのレイアウトも非常にコンパクトで、シャシーの出来不出来を評価するサーキットなのです。
という事で、RedBullはホンダがポンコツだけど、ハンガリーは期待!という感じでした・・・
レッドブル・ホンダ、ハンガリーではチャンスあり? 「メルセデスが速いのは直線」
レッドブルは、メルセデスのオーストリアでのアドバンテージの多くは、ストレートスピードにあったと見ており、今週末のハンガリーGPでは、近いパフォーマンスを発揮できると信じている。
でも、残念ながら予選は惨敗・・・
メルセデス、ピンク、フェラーリという順に。
フェラーリは去年のパワーが有り余ってたPUは、やっぱりインチキでしたとゲロった感じw
でもRedBullが、まさか、そんなフェラーリにも負けるとは思わなかったよ・・・
今年のRB16ですが、こんなシーンが多いですね。
でも、完全なポンコツかと言えば、開幕戦のレース終盤のアルボンは速かった!
タイヤの違いはあれど、アルボンはあのレース、ハミチンに撃墜されなけれ勝てたレースでした。
という事で、開幕からの路面コンディションを振り返りましょう。
開幕戦
ずっとドライで、徐々に路面にラバーが乗り、路面が仕上がっていく流れ。
第2戦
開幕戦で仕上がった路面も予選の雨でリセットされた
第3戦
FPから雨で路面は全然仕上がらず
こう振り返ると、RB16が速かったのは、開幕戦のレース終盤と第2戦の雨が降る前のFP2まで。
これらの情報から見えてくるマシン特性は、ラバーが乗り重い路面に仕上がったときに、
やっとパフォーマンスを発揮するように見えますね。
レースというのは、路面状況が非常に大きく変化していきます。
基本的に万能に速いマシンというのは存在しません。子供っぽいけど、例えばこんな感じw

その中で、この凸凹を無くすように、レーキコンセプトとかDASのような飛び道具がある。
というわけで、今年のRB16というマシンは重い路面での性能がスゴイんだと思う。
そして、路面が上がってこない状態だと、非常に不安定なんでしょうね。
その特性を招いてしまっているのが、レーキコンセプトなのかなぁ。
イニシャルで前傾姿勢にする事でマシンごと傾けてウィングを立ててしまう。
でも、それだとストレートが遅くなるから、加速時にはリアを下げて水平に戻す。
可変エアロは認められてないので、車ごとコーナーと直線で姿勢を変えて、特性を変えたい。
それと比べると、メルセデス一派は今はもう普通にフラットな姿勢です。
コーナーも直線も姿勢は変えず、大きな特性変化は求めないコンセプトですね。
というわけで、タイヤが冷え性とか、ロールセンターとかは省略ですw
でも、ロールセンターとか興味がある方は、非常にわかりやすいサイトがあったので、関連情報に。
まとめ
正直言って、ホンダどうこうというよりも、ニューウェイ先生のシャシーがポンコツ
そして、運悪く路面が仕上がらないレースが続いて、余計に弱点が見えているように感じた
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F1_2020 | 日記
Posted at
2020/07/19 12:10:32