
今日は新しい世界を覗いた話ですw
タイヤが付いてるモノは何でも好きなんですが、
車輪は付いてるけどタイヤは無い鉄道・・・
ちょっと縁が無かったんですよね。乗るのは好きですがw
という事で、じっくり眺める機会があったので、
調べてみたのですが、奥深いし情報が意外と無いぞ!
という事で、今日は鉄道のブログですw
電車というのは電源は外部ですがモーターで動いているので、最近話題のEVと同じ枠でしょうかw
そんな電車も車輪が付いた乗り物なので、意外と自動車と同じ考え方で、出来てるんですね。
その1つが、モーターが車輪側と直結しておらず、ばね下を軽量化しているという事!
カルダン駆動という、自動車で言うプロペラシャフトでモーターと車輪が繋がってるんですって!
重いモーターは車台側に固定されているという事です。
この写真で言うと、赤丸がモーターで、車輪には巨大なリングギアが備わってるんですね。
その間を、プロペラシャフトで繋いでいるんです。知らなかった!!!
そして、動いてる電車を止める為にはブレーキが必要ですね!
最近の電車は、自動車と同じようなディスクブレーキが備わってるみたいなんですけど、
昨日見た、小田急の旧型ロマンスカーは、車輪を直接制動するドラムブレーキみたいな方式。
緑の矢印が巨大なブレーキシューですw
お次は自動車で言う所のサスペンション!車輪の保持方法ですね!
私、まじで電車には本当に無知で、これ見て、おぉ、ワットリンクじゃん!って思いました。
黄緑の車輪が、垂直に上下する為に、赤のリンクと青のリンクの、2つの円の軌跡に沿って、
固定点に上下差があり2点間距離が変わる事で、結果的に偏らずに垂直移動できるわけです。
この方式が出てくるまでは、前後の保持を壁面摺動で抑えるしかなかったようで、
そうすると、音や摺動による抵抗、そしてメンテナンスも必要になるので、かなり優れた形式。
電車の世界ではコレ、アルストムリンク式台車って呼ぶらしい。
ですが、調べたところ最近は、軸摺動で、ゴムブッシュによる保持に切り替わってるようです。
それも調べると、電車ならではの構造があって、難しかったですw
でも、このリンク機構で1方向にのみ直線運動を許すワットリンクは非常に優れた機構です。
マルチリンクによる軌跡ってロマンがあるよねw
自動車でも、軽自動車の4WDに使われる3リンクのリジットアクスルの、ラテラルロッド。
これは、後輪車軸の左右方向を位置決めするんですが、1本のリンクの円運動なので、
車高の変化で、左右に位置が動いてしまう。
車高下げると、片方はホイールが引っ込むし、片方はハミ出てしまう困った事にw
そんな時に、ラテラルリンクをワットリンクにすると、左右ズレしなくなるのです!
という事で、AE86とか、ジムニーなんかはワットリンクに改造するキットが発売されてますね。
今回は脱線になってしまうので、ここまでにしますが、P11プリメーラのマルチリンクビームも、
ワットリンクをビームサスに組み込んで、この横ズレをキャンセルして横剛性をアップする
廉価ながら高性能を目指したサスペンションという事で、調べて見ると面白いと思いますw
という事で、電車の世界も自動車の世界も、思ってる以上に近い世界でした!
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Posted at
2021/04/25 13:08:00