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2021年07月15日

SUBARU WRX NUR24H 2016年仕様を、舐めるように眺めた! 冷却編

SUBARU WRX NUR24H 2016年仕様を、舐めるように眺めた! 冷却編 前回のブログは、2.5件目のボディのネタでした。

今日のブログは、ネタとしては3件目になる、
Nur WRXの冷却について書いてみたいと思います♪

このタイトル画像の角度、カッコ良いですね・・・!
ここに今日のポイントが映ってるんです。
というわけで、ポイントになる部分に〇付けました!

まず、サイドウィンドウの上下昇降しない固定になる部分にインテークがあります。
そして、リアバンパーの下側に見える大きなディフューザーです。
この一見、繋がりの無いように見える、この2か所が繋がっていた!と言うのが今日の話。
alt

リアドアを開けると・・・ダクトパイプがクチを開けてますね。
alt

このオレンジ色のダクトパイプ、どこに向かうのか、気になりますよね!!!

え、どうでもいい?まあ、そんな事は言わずに、追ってみましょう!
すると、左ドアからの1本はスペアタイヤ置きから、床下に消えていきます。
そして右ドアからの1本は、通常であればリアシートのクッションがある辺りから床下に・・・
alt

せっかく室内に引き込んだエアーですが、なんと床下に消えてしまいましたw

じゃあ、床下に運ばれたエアーは、どうなってしまったんだ!?

という事で、床下を覗いてみましょう!
この写真は右後輪の後方から写していて、右が車両前方、奥に左後輪の内側が見えてる。
おぉ、スタビのクランプ部分に、例の小さいバネが見えます!でも今日は、コレじゃないよw
その奥に、オレンジのダクトパイプが見えると思います!
そのパイプが向かってる先は何かというと・・・デフのオイルクーラーでした!
alt

空冷のオイルクーラーなんて、走行風で冷えるだろ!って思うじゃないですかw

じゃあ、なんでワザワザ側面に穴をあけて室内を通して床下までエアを導いているかと言うと・・・

冷えないんです!!!

というわけで、最初の〇を付けた写真の2か所目、ディフューザーがありました!
これが登場するんですねー。


ディフューザーを、もう少し低い位置から見ると・・・奥まで、まっ平らです!
私のR35には、冷却用の切り欠き、NACAダクトなど底面にも設定されてました。
レーシングカーなので、デフからの発する熱量も大きい。
でもディフューザーが邪魔をして、空冷のオイルクーラーのコアを冷却できないんです。


と言うわけで、これはリアバンパーのバックフォグの横から内側を覗いたw
すると、丸穴パンチで軽量化した鉄のブラケット、これがデフのオイルクーラーを固定してる。
そして、サイドウィンドウから室内に引き込んで、床下に通したダクトパイプがら走行風が。
なるほどねー。フラットボトムでアンダーパネル張ると、こんな苦労もあるんですね。
室内編で、ドライバーの足元にサーモラベルがあったのも、同じ理由なんですけどね。


というわけで、テーマの冷却とは・・・
ディフューザーで底面が塞がり、窒息してしまうオイルクーラー。
サイドウィンドウから走行風をダクトで導きディフューザーまで繋がっていた話でした♪
この構造であれば、走行してる限り、冷え冷えです!!!

それでは最後に、もう1つ関係する話題を。
右側のリアクォーター、テールランプの前側に、エアのチャックがあります。
レーシングカーのエアチャックと言えば、エアジャッキですね。


では、ちょっと拡大してみます!
この左の奥の奥が、エアジャッキ用のエアチャックです。
では、この右側は何用だよ?ってなりますよね。実は、これも冷却用なんです!


答えは・・・
ピットなどで停止した状態で、デフのオイルクーラーに圧縮のエアを届けて、冷却する用です!

走行中はサイドウィンドウからエアを導きましたが、ピットストップなどで停車してしまうと、
そのサイドウィンドウからの走行風も無くなり、アンダーパネルに囲まれた空間にあるので、
雰囲気温度ごと、高温になってしまうんでしょうね。
ですが!!!このシステムで、走行中も停車中も冷え冷え!!!という事ですw

という事で、停車中の空冷システムも搭載されているというブログでした!

次回は、Nur WRXの最終回です♪
ブログ一覧 | 車について考えた | 日記
Posted at 2021/07/15 21:01:57

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縮んだ?・・・・
人も車もポンコツさん

今日の朝飯は〜😋👍
一時停止100%さん

この記事へのコメント

2021年7月15日 22:03
これは面白いです(^^♪
こんなにじっくり見れるなら行きたいなぁ
コメントへの返答
2021年7月15日 23:43
モータースポーツジャパンでも見ましたが、やはりイベントの展示はお触り厳禁だったので、自由に乗れて触れる三鷹のギャラリーは本当にオススメです!
冗談抜きで何時間でも見てられると思いますw

2021年7月15日 22:08
なるへそ^_^

ケイマンのデフも一応カバーあるのでちりとりみたいなのがカバー全方にあります。

ふと思ったんですが、エンジンの空気は夏エアコンの効く車内からとったら最高だと思うのはU13だけ?Σ(・□・;)
コメントへの返答
2021年7月15日 23:47
カバーしてしまうと空力は良くなっても、温度関係は厳しくなってしまうんでしょうねー。

エンジンの吸気、夏場のエアコンの効いてる室内から引っ張っても、外気温-10℃ぐらいでしょうから、タービンで熱せられると、あっという間に差が無くなりそうですねw
2021年7月15日 22:09
この画像達を撮影(盗撮)している間、きっと美脚のおねーたま達は、110をする準備してたと思いますよwww

そういえば、あの『用途不明バネ』は、この車には搭載無しなんですか?あれ?解決したんでしたっけ?(汗)

しかし、リアディフューザーは、結構シンプルな形状なんですね。でも、これで効果があるんでしょうね~。アルミハニカムのCFRPを、ただぶった切った感じが漢な感じですねw
コメントへの返答
2021年7月15日 23:51
間違いなく、ローアングルで盗撮しまくってる変態中年が居るって警戒してたでしょうねw

用途不明のバネは、これにも小さい方のバネが写ってますよ!
2種類とも機能は解決していて、運転席編のブログにリンク張ってあります!

ディフューザー、そうなんですよね、板を切って繋いだダケですw
私のGTRのディフューザーの方が凝った形状してますねw
2021年7月16日 0:07
こんばんは。今日は普通に寝て途中で起きたところです・・・。
サイドウィンドウからの冷却風取り込みも凝っていますね。ピトー管の原理とは少し違いますが、エアーの流入には良さそうですね。

でも、市販車でここまで改造するには、スポンサーの確保も必要でしょうし、何せクラッシュしたら全てが0からのスタート。厳しいですが、各部の冷却は必要不可欠。でも市販車でここまでやると、乗れない・・・。でも、アレコレ角度付けて効率が良いところを探すのも面白そうですね。
コメントへの返答
2021年7月16日 7:43
おはようございます。
この時間が起床時間ではなく安心しましたw

サイドウィンドウからの取り込み形状は、GTRのエンジンフード上にあるのはNACAダクトですけど、スバルのエンジンフードは盛り上がった吸入ダクト・・・そしてこのサイドウィンドウの吸入ダクトも盛り上がったタイプという事で、スバルのポリシーを貫いてるのかもしれませんねw

市販車であれば、デフにオイルクーラーが必要になるほどの温度上昇は無いと思うので、レーシングカーならではの問題でしょうね。
2021年7月16日 21:30
こんばんは~。

床下に運ばれたエアーは、、、30秒間だけ圧縮して後方噴射することでちょー加速を得る!とか後続車に向けて乱気流を発生させて妨害する!とか思ったんですが、ハズしました( ̄▽ ̄;)

せんせー(・∀・)/ダクトは2本ともデフですか??車体下写真では1本しか見えないような。

個人的には市販車にもエアジャッキつけてほしい。笑

エアジャッキ横の冷却ソケットはSGTなんかでも確かありましたよね。
合同練習とかでピットインした時に2本差してるのを見たことある気がします。

これから夏に向けて我々人間も冷却が重要ですね~仕事終わりにクッと一杯( ̄▽ ̄)
コメントへの返答
2021年7月16日 22:36
こんばんは!

よっしぃさん、水素カローラの時から噴射から離れられませんねw

もう1本のダクト、行き先が見えなかったので書かなかったのですが、位置的にはデフキャリアがある場所です。そもそもデファレンシャルの摩擦が熱の発生源で、鋳鉄製のキャリアにはヒートシンクがあります。
という事で、右側からのダクトパイプは裏面で、どこかに引っ張ってる様子も無かったので、キャリア自体を冷却してるのかなって、予想です。

エアジャッキ、V36で1.7tを支えるので、それなりの強度が必要そうですねw
Nur WRXも、かなりしっかりしたブラケットで溶接されてましたw

おぉ、よっしぃさん、しっかりSGTチェックしてますね!!!
SGTもフラットボトムで冷却系は厳しいので、同じ構造をしてる可能性が高いですね!
このNur WRXはJAF-GTに近い感じですねー。

そうですね、神奈川は蔓延防止のエリアが全域に拡大という事ですが、ビールが美味しい季節です!w
2021年7月17日 14:39
こんにちは!

デフを冷やす為のダクトだったんですね。ディフューザーの弊害ってのは意外です!オイルクーラー付いてるし大丈夫…って訳では無いんですね。。

R35のディフューザー、皆大好きNACAダクトが付いているんですね!笑
アクラポ回の写真、左リアタイヤ奥の方に付いてるように見えます。でも風を地面川に逃す為なのですか?それとも外から入れて冷やす為でしょうか…少し疑問にσ(^_^;)

にしてもリアドアを開けて…ってこのレベルのレースカーをお触り自由にさせてくれるSTIギャラリーは凄いですね!心意気に嬉しくなります(*^_^*)
コメントへの返答
2021年7月17日 17:40
こんにちは!

サイドウィンドウにインテークがあるので、デフを冷却の為とは思いませんよねー。
ディフューザーというか、底面のアンダーカバーの難しさですかね。
F1とかLeMansの純粋なレーシングカーは、そのように空気の流れを設計するんでしょうけど、市販車改造の難しさですかね。

R35の底面のNACAダクトは、マフラーのタイコを冷却する用みたいです!やっぱりアンダーカバーで塞いでしまってるので、走行風が来ないので冷えないんでしょうね。

STIギャラリーは、ここまで自由に見せてくれるのは本当に驚きました!日産ファンとしては、座間ヘリテージも1台ぐらい、こんな感じで展示して欲しいです!

プロフィール

「ちなみに、私がNurburgringを走った時にレンタカー屋で案内してくれたドライバーが今年も、このマシンで走ってました。フランクフルトへ帰るのにナビのセットの仕方が分からなくてセットしてもらったりお世話になったので活躍が見れて嬉しいですw」
何シテル?   06/22 23:26
車は純正がイチバンと思っています。 ですが、ナゼだか残念な事に、愛車スカイラインはノーマルとは、 程遠い姿になってしまっています・・・w ブログは、も...
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