
前回のブログは、2.5件目のボディのネタでした。
今日のブログは、ネタとしては3件目になる、
Nur WRXの冷却について書いてみたいと思います♪
このタイトル画像の角度、カッコ良いですね・・・!
ここに今日のポイントが映ってるんです。
というわけで、ポイントになる部分に〇付けました!
まず、サイドウィンドウの上下昇降しない固定になる部分にインテークがあります。
そして、リアバンパーの下側に見える大きなディフューザーです。
この一見、繋がりの無いように見える、この2か所が繋がっていた!と言うのが今日の話。
リアドアを開けると・・・ダクトパイプがクチを開けてますね。
このオレンジ色のダクトパイプ、どこに向かうのか、気になりますよね!!!
え、どうでもいい?まあ、そんな事は言わずに、追ってみましょう!
すると、左ドアからの1本はスペアタイヤ置きから、床下に消えていきます。
そして右ドアからの1本は、通常であればリアシートのクッションがある辺りから床下に・・・
せっかく室内に引き込んだエアーですが、なんと床下に消えてしまいましたw
じゃあ、床下に運ばれたエアーは、どうなってしまったんだ!?
という事で、床下を覗いてみましょう!
この写真は右後輪の後方から写していて、右が車両前方、奥に左後輪の内側が見えてる。
おぉ、スタビのクランプ部分に、例の小さいバネが見えます!でも今日は、コレじゃないよw
その奥に、オレンジのダクトパイプが見えると思います!
そのパイプが向かってる先は何かというと・・・デフのオイルクーラーでした!
空冷のオイルクーラーなんて、走行風で冷えるだろ!って思うじゃないですかw
じゃあ、なんでワザワザ側面に穴をあけて室内を通して床下までエアを導いているかと言うと・・・
冷えないんです!!!
というわけで、最初の〇を付けた写真の2か所目、ディフューザーがありました!
これが登場するんですねー。
ディフューザーを、もう少し低い位置から見ると・・・奥まで、まっ平らです!
私の
R35には、冷却用の切り欠き、NACAダクトなど底面にも設定されてました。
レーシングカーなので、デフからの発する熱量も大きい。
でもディフューザーが邪魔をして、空冷のオイルクーラーのコアを冷却できないんです。
と言うわけで、これはリアバンパーのバックフォグの横から内側を覗いたw
すると、丸穴パンチで軽量化した鉄のブラケット、これがデフのオイルクーラーを固定してる。
そして、サイドウィンドウから室内に引き込んで、床下に通したダクトパイプがら走行風が。
なるほどねー。フラットボトムでアンダーパネル張ると、こんな苦労もあるんですね。
室内編で、ドライバーの足元にサーモラベルがあったのも、同じ理由なんですけどね。
というわけで、テーマの冷却とは・・・
ディフューザーで底面が塞がり、窒息してしまうオイルクーラー。
サイドウィンドウから走行風をダクトで導きディフューザーまで繋がっていた話でした♪
この構造であれば、走行してる限り、冷え冷えです!!!
それでは最後に、もう1つ関係する話題を。
右側のリアクォーター、テールランプの前側に、エアのチャックがあります。
レーシングカーのエアチャックと言えば、エアジャッキですね。
では、ちょっと拡大してみます!
この左の奥の奥が、エアジャッキ用のエアチャックです。
では、この右側は何用だよ?ってなりますよね。実は、これも冷却用なんです!
答えは・・・
ピットなどで停止した状態で、デフのオイルクーラーに圧縮のエアを届けて、冷却する用です!
走行中はサイドウィンドウからエアを導きましたが、ピットストップなどで停車してしまうと、
そのサイドウィンドウからの走行風も無くなり、アンダーパネルに囲まれた空間にあるので、
雰囲気温度ごと、高温になってしまうんでしょうね。
ですが!!!このシステムで、走行中も停車中も冷え冷え!!!という事ですw
という事で、停車中の空冷システムも搭載されているというブログでした!
次回は、Nur WRXの最終回です♪
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車について考えた | 日記
Posted at
2021/07/15 21:01:57