
今日は月間化したAUTOSPORTの、
SGT特集号を参考にしてSGTを書いてみます♪
今週末は開幕戦ですからね!
SGTは2020に投入したClass1シャシーで3年目、
今年までホモロゲ凍結していましたが、にも拘らず!!!
ドイツの勝手な都合でDTMは崩壊・・・
もはやClass1でホモロゲ凍結に意味なし。
ルール押し付けてイチ抜けする、欧州らしい糞ムーブw
という事で、今シーズンはZの投入、ホンダもTypeSを投入。スープラもエアロをアップデート。
残念なのはモノコックは3年使いまわしは変わらずで、アウタースキンのみのアップデートです。
ということで、2020にデビューしたClass1のR35 GTRのマシンは、この世から消えました。
1月のオートサロンも、R35の展示はしていましたが、2019モデルでしたからね。
という事で、今シーズンのZは、中身はR35から差は無く、純粋にエアロの差、という事になります。
2020シーズン、2021シーズンを振り返ると・・・結果的にスープラ2連覇でした。
スープラは特に、富士は圧倒的に強かったですね。
結果が出ているマシンなので、大成功のマシンというイメージはありますが、個人的には疑問が。
というのは、富士以外で結果が出てないw
2020シーズンは富士が8戦中4戦だったから、結果に繋がった。
2021シーズンは、どう考えてもTeam国光のNSXのシーズンだったのに、ARTA魚雷で台無しw
というのも、これは明らかにダウンフォースが無い。エアロが複数あった頃の富士パッケージです。
ひがんでんじゃねーよって感じかもですが、ラッキーな2連覇だったように思います。
それに対して、以前からブログに書いてきた通り、完全なるハイダウンフォースパッケージがGTR。
2020シーズン、2021シーズン、鈴鹿は全勝という所からも、印象ほど遅いマシンじゃない。
その辺は、過去に散々書いてきたので、そちらを参考にw
そしてNSXはタイトルという結果は出せませんでしたが、中間型のバランスタイプのエアロでした。
実際、どこのサーキットでも結果が出ていたのはNSXでしたしね。
このサイドステップの、エレファントフットというエリアのエアロコンセプトは、
全車共通フロアを取り入れた事で、ダウンフォース量が減ってしまった。
それを補うのが、このエリアのコンセプトの差だったという事のようです。
結果は出たものの、ダウンフォースが薄すぎたスープラ、重すぎたGTRという事ですね。
その結果、今シーズンどうなったかというと・・・
最も軽いダウンフォースで、富士番長になったと思われるのが、新型Zです!
今年、最も重いエアロになったように見えるのが、NSXですね。
アウタースキンは2022からか、限定で発売して即完売になったTypeSのデザインになったものの、
エレファントフットのデザインは、昨シーズンまでのデザインと、ほぼ変わってないように見える。
そして、スープラがどうなったかというと・・・
昨年からは大幅にエアロを重くしたものの、NSXまでは積んでないので、結果的には
2台の真ん中ぐらいに落ち着いて、バランスが良さそうなのがスープラになります。
その共通フロア化で、ダウンフォースを減らすデザインを採用した事で、フロントの
フリックボックス、フロントバンパーの両端に斜面を作ってドラッグ出るけど壁で稼ぐ。
そのためのフリックボックスだったようです。
実際に、圧力が高い範囲になります。
結局、デザインラインという変更できない、全社共通の斜面部分を如何に残すか。
上から見て、楔形にV字になったデザインのベース車のデザインが有利だったという事ですね。
R35のように角ばったデザイン、さらに4WDでフード先端が下げられないデザイン。
これだとデザインラインから丸っと顔が浮き出てしまって、デザインラインを生かせなかった。
NSXとスープラはここの斜面を大きく設定できるフロントバンパーのデザインで稼げる分、
エレファントフットも軽くできる、それに対してフロントバンパーの効率も悪くて、
GTRはエレファントフットも非常に重いエアロにするしかなかった。
それを考慮したうえで、今シーズンのフリックボックスを見比べると・・・
新型Zの斜面が3台の中で最も大きく見えます!!!
という事は、エアロを減らしすぎてるんじゃないか!?って心配はあるものの、
フリックボックスとの兼ね合いで、それなりにダウンフォースがあるようにも見えます。
では、まとめます!
昨年まではエアロが重い順に、GTR→NSX→スープラでした。
今年はNSXのエアロは変わらず、重い順にNSX→スープラ→Zという事です。
2年分まとめて並べると・・・
重い順に、21GTR→21,22NSX→22スープラ→22Z→21スープラ、という感じ。
2連覇したスープラがエアロ積んだのも興味深いし、変更できるのに変えなかったNSXの自信。
そして、最も重いエアロだったGTRが、Zの投入で最も軽く、対極への移動です!
そんなデザインを見るに、新型Zは間違いなく昨年のスープラ同様、富士番長でしょう!
なので、開幕の岡山は、あんまり良い結果にならない・・・と予想しますw