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2023年02月16日

五味さんの動画から読み解く、内燃機駆動の限界と電動駆動の未来

五味さんの動画から読み解く、内燃機駆動の限界と電動駆動の未来 今日のブログは五味さんの動画から、
GTRのランフラットタイヤの是非と、
内燃機の限界、そして電動駆動の可能性を
書いてみたいと思います。

まず、R35 GTRの維持費が高い問題の、
最大の要因である、20インチのランフラットタイヤ!

なんで、工賃込み48万円という恐ろしいタイヤが指定されてるか、という事です。

その理由は・・・

パンクはモチロン、高負荷時のタイヤの変形さえ駆動系にダメージを与える可能性があるという事。
なので、タイヤをランフラットにしない場合、駆動系の保証が切れるという事です。
ウソでしょーって言いたくなりますが、それぐらい各部のクリアランスやバックラッシュに遊びが無い。


それを、うまく表現してるのが、この五味さんの氷上走行の動画です。
GTRのレスポンスに関しては14:00~
そのまま見ると、その角度でスピンしないのか!!!って深いアングルのドリフトも見れますw


キャプチャーすると、こんな感じ。




電気自動車並みにアクセル操作に対しての加減速、
駆動って言うのかな、タイヤの駆動がコントローラブル


私が以前、なんでガチスポーツのメガーヌRSから、どう見ても見た目イマイチな、
初代のリーフに乗り換えても、リーフも運転が楽しいってブログを書きました。

リーフに乗り換えても運転が楽しくて不満が無い理由を考えた

結論は・・・
電動駆動のEVにはトランスミッションが無い、もちろんトルコンも無い。
そして1速しかないギア比は、MTでいう所の2速相当で、回転の起動時にMAXトルクを発生、
でありながら、12000rpmまわるモーターの特性で、気持ち良く走らないはずが無いのです。

それに対して、内燃機の場合、まずエンジンの出力特性は、少なくとも3000回転は回さないと、
必要なトルクは発生せず、エンジン、クラッチorトルコン、ミッション、ペラシャ、デフというように、
とっても長い旅路を経て、エンジンの回転はタイヤに伝わるわけです。

そうなると、どうしても、各部のクリアランスやギアのバックラッシュで、必要以上に、
ガタを生じる事で、レスポンスも悪化に悪化を重ねていくのが、内燃機の宿命です。

それに対して!
日産の水野さんが、内燃機の限界に挑戦したのが、R35 GTRという事なんですね。


何をしたか?

要は、通常ではありえないぐらい、各部のクリアランスを詰めて、内燃機でありながら、
五味さんが、電動駆動並みにアクセル操作に対する、タイヤの駆動がコントロールできる。


こんな評価になるわけです。

そんなわけで、EVの走りがサイコー!ってブログで書きまくってる私も、
GTRはガソリンエンジンで走る内燃機でも、納得して満足して走ってるわけです。

だから、ランフラットでも、しょうがない。こういう事ですw

そんな諸刃の剣になる、アクセルレスポンスを手に入れたGTRに対して、電動駆動となると、
GTRの半額でも、非常に気持ち良く走れるわけです。
これ難しいよね。どっちも気持ち良く走れるけど、片や50万円弱のタイヤを履くことで実現した、
超絶レスポンスのGTRに対して、航続距離に不安はある代わりに、GTRとは比べ物にならない
コストパフォーマンスで、超絶レスポンスが手に入る電動駆動車なわけです。

50万円のタイヤというのも、航続距離に不安というのも、極端な書き方してますけどね。

とは言え、です。
少なくとも日本で自動車の電動化と言っても、なにもバッテリーEVが全てでは無いわけです。
欧州は知らんけどねw
というわけで、やっぱり見れば見るほど、欲しくなるのがe-power 4WDですねw

9:23まで飛んで、ノートオーラのWRCかよ!って走りをどうぞw


これ特筆すべきは、この姿勢の美しさですよ。やっぱりこれは、FFベースの4WDでは無理。
常時、後輪に駆動力を配分できる、電動駆動ならではの走行姿勢ですね。
これもプロペラシャフトが無いのに後輪を駆動できる、e-power e-4orce のメリットなんです。
とは言え、ノートオーラの4WDでは1.2Lなので、やっぱりパワーが足りないのでドライでは、
こんな動きは無理でしょう。

となると、前後のモーター合計が520Nm、5Lクラスのトルクを発揮するエクストレイルの世代の、
VCターボのe-powerなら、ドライ路面でも、こんな走りをするんですかね?w

とはいえ、いまの日産のラインナップ、e-powerにはSUVかコンパクトしかない!
前回、e-power 4WDを書いた時は、NOTEしかない!って不満を述べた気がしますが、
その時から比べると、VCターボのエクストレイル e-4orce が出たので、幅は広がってます。
スポーツ走行派には言葉の要らないブログ e-POWER 4WDがヤバい!

でも、もう一歩・・・カッコ良いスポーツセダンで、出て欲しいですよねーw

というわけで、内燃機関を突き詰めると色々お金がかかるけど、電動化はお安く気持ちの良い、
走りを実現できる、そんな未来が、もう未来じゃなくなってますよってブログでした♪

じゃあ、動画貼りついでに。にわかなので語れないけど、メロコア聞いたクチなので。
ブログ一覧 | GTR | 日記
Posted at 2023/02/16 22:23:26

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この記事へのコメント

2023年2月17日 0:25
結論的には、『排ガスの香りがプンプンして、うるさいぐらいの排気音がする車』がやっぱり一番って事ですかね?w

安定の超絶走行性能は、最新のEV。
昭和男子の心をくすぐるのは、やっぱり非EV車ですよね~www
で、両方の車を持つのが、『令和時代の車好き』って事ですね♪
コメントへの返答
2023年2月17日 23:02
青屋根のリーフの頃は、EVでガソリンを超えるのは難しいよねって思ってましたが、いまのリーフに買い替えてからは航続距離も伸びて、もはやガソリン車にメリット無しですかねーw

街中走ってストップアンドゴーを繰り返す日本の道こそ、電動化のメリットが大きいよなって感じますw

まあ、ARIYA1台にしちゃえよって心の声を、なんとか抑え込んで2台体制を維持してる感じですかねーw
渡ナベさんと富士に行ってから動かしてないので、やっぱりGTR良いよねって思えるようにドライブしてこようと思います!w
2023年2月17日 11:26
ここは女神湖かな?
アテーサとかレスポンスていうかFRは冬危険って事ですね(;^_^A
そして難しいからこそFRって魅力です 小回り利くし
コメントへの返答
2023年2月17日 23:06
女神湖ですね!
私も学生時代に女神湖氷上走行が学校のイベントで有ったんですが、運悪く凍らなかったんですよねw

これだけ、完全凍結の環境も、そうそうないですが、やっぱり環境が悪くなると4WDが活きますが、通常の環境なら後輪駆動が魅力ですよね!
2023年2月17日 12:41
予算の都合上、自分は脱ランフラットタイヤをしてしまいましたが、GT-Rの肝はランフラットタイヤだと思います。
GT-Rのスペックを生かす大黒柱的な活躍をしていると感じます。

余談ですが、ルマン24時間耐久レースで、内燃機関と電気自動車の馬力にスペックを同じにしてスタートしたら、どれくらい差ができるのでしょうか。
コメントへの返答
2023年2月17日 23:15
必ず壊れるわけでは無いですし、5年で保証が切れてしまえば、脱ランフラットも1つですよね。
とは言え、570馬力に5年保証を付ける、その裏付けでランフラットの意味は私も大きいと思います。ブログに書いた通りですが、だからこそ、レーシングカーみたいな車を売れたわけですもんね。

ガソリンと電動駆動の差、なかなか難しいですね!コースによって全然変わってきそうです。
例えば、ジュールで揃えたとして。例えばリーフの場合、ゼロ回転から3000rpmでMAXトルク出る。けど、上は12000rpmまで回るけどトルクは落ちてるわけで。エンジンの特性とは全く逆になります。
そうすると、例えばサルテサーキットではエンジンの圧勝ですね。でも、フォーミュラEのモナコみたいにF1より短く車速が落ちるようなコースであれば、電動にも可能性があるのではないかと思います。

やっぱり得意な部分が違いますからねー。そういう意味では、日本の街中は、本当に電動駆動は快適なんですw
2023年2月18日 8:33
おはようございます!

EVの氷上走行性能はGT-R以上の運動性能ですね。カウンター当てた先の破綻しそうな場面なのに…各制御でトランクションがかかって、ステアを当て続ければ止まりませんね!
逆に言えばエンジンのGT-Rも凄い!ってことなんですねぇ。精度も高い車なら部品単体の交差…かなり厳しそうです。苦笑

ハイスタ懐かしいですね!
ステイゴールドも名曲です…ドラムの方が亡くなられたようですが。。
コメントへの返答
2023年2月18日 23:38
こんばんは!

AURAの氷上の動き、しびれますよねw
やっぱり氷上だとグリップレベルが低いので、車重も軽い方が良い動きになるんでしょうね。重いと、どうしても慣性力が大きいので、制御でカバーできる範囲を超えてしまうというかw

それなのに、やっぱり重いGTRの動きは、重さを感じない動きで、やっぱり普通の車じゃない感が強烈ですよね!

そうなんですよー、ハイスタ。いいですよね。当時は海外のメロコア、パンクにかぶれてたんで避けてたんですけど、いつの頃か聞いてみたら、めっちゃいいじゃんってw
ニュース聞いてから、ヘビロテにもほどがあるだってぐらい聞いてます。
2023年2月18日 18:57
こんばんは。

カウンター当て、懐かしいです。その昔はFF車で雪の山道をおしり振って走った覚えです。ま、フロントにタイヤチェーンつけていましたけど。今は、そんな遊べるお山が遠くて、おとなしくなったものです。

電動化、やはりきめ細やかな制御ができるのが一番のメリットですね。クルマの電動化は、時代の流れなんですね。そんな中でもしばらくは、内燃機関のクルマに乗って、吹け上がりのエンジンサウンドを楽しんでおきます。
コメントへの返答
2023年2月18日 23:46
こんばんは。

今回のAURAの氷上の動きは、FFはもちろん、FFベースのスタンバイ式の4WDでも、こんな動きは出来ないだろうなーってレベルの、とんでもない動きの良さですねー。

モーターの特性、制御による反応速度、これらを考えると、エンジンに勝ち目は無く。というのが、正直な感想ですね。
モーターなら、2速ホールドで12000rpmですよ。こんなのバイクじゃなきゃ味わえない世界です。
とは言え、やすさんが免許返納を考える時になっても、普通にガソリンを燃やしてるかもしれないですねw
2023年2月19日 18:34
こんばんは。

ノートオーラの4WDも最近まなぶさんが動画アップしていましたね。
よっしぃさん的には、ノートオーラで4WDにするかは「うーん」ですけど。笑

各部のクリアランスを詰めて、内燃機関で制御特性を突き詰めるGT-Rの技術があるからこそ、電動化で制御特性を突き詰めることが出来るんだと思います。

EVになって、ソフトによる制御で出来ることの幅が確かに増えて、新興メーカーが増えるとは思います。
しかし、制御対象はメカなので、機械的に優秀な車を造れるメーカーが生き残っていくんだと思います。
逆に機械的に優秀な車を今は作っていても、ソフトにばかり頼るようでは生き残れないですね。
コメントへの返答
2023年2月19日 19:28
こんばんは。

あの、季節感の無い、いつ撮ったんだよって動画ですねw
出た当時のレビューだと、ノートは4WDで、オーラだと2WDでも良いかもって感じでしたよねw

EVになると簡単だから新規参入が増えると言われる事が多いですが、私も、よっしぃさんと同じ意見です。
やはり、質の悪い新規参入が増えるのは間違いないと思いますw
ですが、値段重視で、それを選択するユーザーも一定数は生じると思うのですが、やはり大多数には広がらないと思うんですよね。
実際に、ブログで書いたリーフの走りの気持ち良さって、トヨタでさえ実現できてない部分だったりするわけで。

やっぱり、機械的に優秀な車に対する制御が優秀な車が、電動化で生き残るという部分は、まさに初代リーフで大爆死して得たノウハウの蓄積が、日産にとっては無駄では無かったという部分なんだろなって思いますw

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「今のRedBullでも勝てるのがMAXの凄さで、PPからスタートすれば、それを実現できるのが鈴鹿の特性でもあり。鈴鹿らしいレースでした!VCARBで入賞したハジャーは立派、でも角田が目指すのはそんなポジションじゃない。だからこそ、今回の移籍は今シーズンが更に楽しみになったね!」
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