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2023年03月23日

充電リテラシーの補足と、CAFE規制でガソリン車も楽しくなくなる話

充電リテラシーの補足と、CAFE規制でガソリン車も楽しくなくなる話 前回のブログはリテラシー、マナーとか
イメージでしか伝わらない内容だったので、
もう少し、ダイレクトに書いてみようと思います。

そして、ワシはEVなんて買わんしw って方にも、
避けて通れないのが、CAFEによる燃費規制です。
ガソリン車全廃、完全EV化は無理ってなっても、
どのみち、CAFE罰金で既存の自動車メーカーは
数百億円単位の罰金でクレジットを買う必要がある。

そうなると、今のガソリン車も、さらなる低燃費化の足枷を科せられるわけです。
VWのディーゼルゲートも、そもそも排ガス規制対応すると、ディーゼルらしく走れなくなるという
そんなジレンマからの、違法なディフィートデバイス搭載という悪事に繋がったわけです。

その後も、日野、豊田自動織機、そしてダイムラーも最近また記事に出てましたね。

なので、内燃エンジン車も、どんどん、どんどん、アクセルレスポンスも悪く、走らなくなるでしょう。
そうした場合、本当に内燃エンジン車にこだわり続けますか?という話なんです。

実際に、あれだけ効率を優先し、燃費最優先だったTHS-Ⅱを磨き上げたトヨタでさえもクラウンに
日産のエクストレイル方式のハイブリッドに切り替え、プリウスも燃費よりも走りに振った新型です。
これって日産のe-powerが、電動でも楽しく走れるインパクトでトヨタの考えを変えたのでは?w
もちろん、私の妄想ですけどw
元トヨタの多田哲哉さんが、e-powerなんてエンジニア視点では有り得ないゴミ、みたいな記事を
書いてましたが、トヨタが思っていた以上に、アクセルのツキの良さをユーザーは、
求めていたんじゃないかなって感じがします。エコで燃費が全て、だけでは無いというか。
実際に、私が充電に文句言いながらEVに乗り続けてるのは、まさにソコですからね。

というわけで、今後さらに厳しい排ガス規制に燃費規制で眠くなるガソリンエンジンに対して、
電動駆動であれば、気持ち良く、アクセルレスポンスも良く走れるわけですw

長い前置きでしたが、そうなると充電する生活を開始する方も居るかもしれませんw

まず、いま世の中に充電できる車が増えました。
10年前は、電気自動車と言えばリーフぐらいしか無くて、急速充電も日産の44kWしかなかったです。
その頃であれば、特に何も考える事なく、充電できる場所で充電すれば良かったんですね。

ですが、いまは思い付く電動駆動車をピックアップしただけで、これだけあります!


急速充電対応という右端の数字、20kW程度から150kW程度まで幅広いと思います。
この数字が大きい程、短い時間で大量の充電が可能になるわけです。
この充電能力ですが、30分充電した場合、この半分の量の数字が充電出来るイメージ。
そこに、6を掛けると走行距離になる感じです。

150kWの急速対応しているなら、75kWh x 6 =450km
40kWの急速対応しているなら、20kWh x 6 =120km


こんな感じになるわけです。
そして、現状の日本のEV向け急速充電は、10分単位で課金、車種、場所問わずのイメージです。

例えば、この場所で初代リーフが充電する場合、150でも90でも120km分の充電になります。
対して、150kWに対応した車であれば、150の場所で充電すると、同じ値段で450km分の充電が
可能になるわけです。
そして、150kWに対応した車が、90の場所で充電すると、同じ値段で270km分の充電が可能です。


ここまで書くと、同じ値段、時間での充電による走行距離が変わるってオカシイと思うはずw
実際に、課金体系がクリアーじゃないから、こんな非効率が起きてるのは間違いない。

でも・・・
超高速の充電器は使ってもメリットが無い、宝の持ち腐れになる車で埋めて欲しくない・・・
出来れば、限られたリソースを有効活用してもらいたい・・・という願いですw


もちろん、将来的にはユーザーが、あーだ、こーだと考える事なく、誰がどの充電器を
使っても問題なく充電できるというのが、あるべき姿だと思います。

ですが、いまはEVの充電インフラが整っていく過渡期なので、なにかしらの対応が、
ユーザー側では無く、充電の運営会社に掲示なりしてもらいたいですねー。

ちなみに、150kWの急速充電に対応していても、全車同じ充電量かというと、そうじゃないのです。

充電量は積分なので、150kW対応というEVより、130kW対応のARIYAの方が、30分繋いだ場合の
充電量が多い、なんて事が起きてしまうんですよねー。
なぜ充電量が変わるかというと、充電が進むと内部抵抗が上がり受け入れ電流が下がりますし、
バッテリー保護の為に、温度上昇の伴い電流を下げる制御が入る車もあります。


詳しくは、こちらの過去ブログ
二次電池と充電器の関係からリーフとCHAdeMOを考えた

というわけで、意外とカタログスペック上では見えて来ないスペックが重要だったりしますw
ま、そのような性能差も、どんどん新型車が出てくれば差は小さくなると思いますけどね!

そんなわけで、いまのEVというのは・・・
過去にラジコンやってたり、2次電池が好きな人には、たまらないオモチャです!
ブログ一覧 | リーフ | 日記
Posted at 2023/03/23 21:16:45

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この記事へのコメント

2023年3月23日 22:38
こんばんは。
CAFE規制のワリを食っているのは、日産で言うならば、GT-RやZじゃないかなと思います。
栃木工場でアリアを作り始めて生産ラインが変わったとは言え、かなり生産台数を絞られているんじゃないですか?
コメントへの返答
2023年3月23日 23:19
こんばんは。
ARIYAは生産が滞ってるという記事が出てましたねー。現状オーダー再開してませんし、すでにオーダー済みの知人も、いつになるやらという状況のようです・・・
GTRとZは、そもそもの計画台数があると思われるので、現状ではCAFEで売れないというよりも、いままでの受注台数から計画してしまったという感じかなーって見てます。たぶんCAFEが効いてくるのは、この先かなと・・・
2023年3月29日 10:49
今、突然サンノゼにいますが、テスラのオンパレードですねw
日産ディーラーには、ARIYAがずらっと20台位並んでて、流石のカルフォルニアだな~って感じですw

おかしいのは、Hondaディーラーにも充電器がありましたが、ディーラーにはHonda eは一台もありませんでした(汗)

Hondaは、日本だと1-2年待つタイプRは、ココでは数カ月で手に入るそうです。日産にはARIYAがあふれてるし、売れる場所に売れる車を集中してる感じですね。どちらも日本のメーカーなのに・・・(汗)

えっ?一応、仕事で来てますよ、仕事でwww
コメントへの返答
2023年3月29日 22:17
おぉ、さすがワールドワイドに活躍する渡ナベさんですね!!!突然サンノゼとか、カッコ良すぎですw
でも、INDY500にはチョット早いみたいですよ?w

日産ディーラー、ARIYAが20台並んでるんですか!!!羨ましすぎですねw
4WDのARIYAを契約した知り合いは納車未定なので、そんな光景を見たら暴れるんじゃないかって感じですw

ブログに書いたようにHONDA eのバッテリーサイズでは、欧州ならまだしもアメリカでは厳しいでしょうねw
しかし、TypeRが数ヶ月で買えるとは、日産もホンダも、会社の軸足はあっちなんだね・・・って悲しくなりますねw
それ、並行輸入でも日本持ってきた方が良いのでは?w

お土産期待してますね!
テスラはいらないのでw

プロフィール

「今のRedBullでも勝てるのがMAXの凄さで、PPからスタートすれば、それを実現できるのが鈴鹿の特性でもあり。鈴鹿らしいレースでした!VCARBで入賞したハジャーは立派、でも角田が目指すのはそんなポジションじゃない。だからこそ、今回の移籍は今シーズンが更に楽しみになったね!」
何シテル?   04/06 15:32
車は純正がイチバンと思っています。 ですが、ナゼだか残念な事に、愛車スカイラインはノーマルとは、 程遠い姿になってしまっています・・・w ブログは、も...
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