
お久しぶりの登場です。
5月は体調を崩して、39℃の高熱が出てしまい
寝込んでしまいましたが、インフルではないと診断され、
解熱剤と抗生物質での治療となり、アラフォーな
やーまちゃんには厳しい一週間でした。
そして、その翌週は実家の祖母が亡くなり、葬儀で帰省と。
普段あまり無い種類の忙しさに追われてました。
で、今週はその鬱憤晴らしという訳ではないのですが、カメラを買い換えてしまいましたw
私の愛機はSONYのミラーレス一眼のNEX-5Nですが最新のα6000へと買い替えです!
いままでのNEX-5Nですが、コンパクトなミラーレスですがセンサーのサイズはAPS-Cという
デジイチでも一般的なサイズで、デジイチ並みの夜景撮影や、高画質での撮影が可能で
小さいボディで持ち運びも苦にならず楽しく写真道を歩いていたのですが・・・
愛車スカイラインの撮影、夜景を含めた景色の撮影では大満足していたのです。
ちょっとヘビーな飛行機撮影、サーキットでのレーシングカーの撮影となると、ミラーレス一眼のウィークポイントであるオートフォーカスの弱さで、限界を感じていたのも事実です。
ちょっとここで、オートフォーカス(AF)の説明をしてみます。
・コントラスト検出方式AF
撮影用のレンズとセンサーを使いピントを合わせながら、焦点が合う距離を常に探します。
なので、常にピントが合う距離を探しているので高速で移動する動体に対しては、
対象を追いかけながら、ピントが合う部分を探す必要があるので、結局ピントが合わせられず
ピンボケ、もしくはシャッターが下ろせないという状況になりがちなのです。ただ精度は良い。
・位相差検出方式AF
撮影用のレンズとセンサーとは別系統の距離測定用のセンサーで常に対象と思われる部分の
距離を測定し続けています。その距離を測定する対象の数も、高機能な機種ほど多くなり、
撮影したいターゲットをロックしてピントを合わせながら、他の対象にターゲットを切り替えても、
既にマルチターゲットの距離測定センサーが距離を測定しているので、パッと切り替える事が
可能で、まさにオートフォーカスの速さを体感する部分です。
そんなわけで、コンパクトなミラーレスにはコントラスト検出方式AFの機種しかなかったのが、
私が今使っているNEX-5Nを購入した2年半前の事でした。
買った当時は数年使った古いコンデジからの買い替えだったので性能向上に、
大満足していたのですが、まあいろいろと写真の楽しさを知る過程で、うーん、これは腕で
カバーするよりも、どかんと金で解決した方が早いのでは?
そう感じてきていて、動き物の写真撮影から足が遠のいていましたw
かといって、普通サイズのデジイチに買い換えるのも、天邪鬼なやーまちゃん的には、
あまり乗り気でもなく、どうしたものかと悶々としていました。
ですが、コンパクトなミラーレスに本格的なデジイチ並みの位相差検出方式AFを
搭載した機種をカメラ業界が出してくれたんですよねw
きっと、本格的なデジイチだと重くて荷物も増えるという心理的な抵抗感を気にして
コンデジに近いミラーレスで済ませたいというニーズがあるという事でしょう。
実際に、わたしはまさに↑のようなユーザーですしね。
そして1年ぐらい前から買い換えたいと思っていたのですが、まだNEX-5Nも購入して1年しか
使っていないのに、買い換えたいとも言えず・・・w
ですが、購入から2年を超えて、10000枚近く撮影したこともあり、そろそろって思っていた所に
SONYからα6000という新機種が出てきたじゃないですか!!!
しかもコンパクトなミラーレスでありながら、AFの速さは世界最速ですって!
速さの位相差AFと正確さのコントラストAFを組み合わせた、ファストハイブリッドAFですって!
うーん、これは買い替えでしょ!!!って事で、こうなりましたw
では、開封!!!
この付属のレンズ、16-50mmなんですが、電動ズームで電源OFF時には短く格納されます。
このブログの表紙の写真、どちらのレンズも同じ16-50mmです。全然長さが違います。
フードも付けられないα6000の電動ズームレンズは、コンデジっぽいですねw
いままでのNEX-5Nはブラックを使っていたので、今回はシルバーにしてみました。
見比べて、黒より質感が高く感じたというのも理由の1つですが。
まず外観から。
残念ながら、レンズにカメラ本体が付属してるようなコンパクトさがあったNEX-5の方が
デザインの素晴らしさ、それにマグネシウムボディの質感の高さはありましたね。
でも、今回のα6000もカッコ悪いということは無く、カメラらしくなった気がします。
ただ、樹脂ボディになってしまった事での質感低下は、かなり大きいです。
カメラを手にして爪がボディに当たった時の軽く響く感じとか・・・。
そして、今まで使っていたNEX-5Nから大きな変化が、ファインダーが装着された事です。
これってコンデジからステップアップする際に、あまり気にしない部分だと思います。
コンデジだと背面の液晶に写った被写体を撮るのが、当たり前ですからね。
ですが、コンデジから大幅に性能が向上するミラーレスを購入すると、いろいろな対象を
撮りたくなりますw
そして、飛行機やレーシングカーなんかを撮りたくなると、背面の液晶を見ながら撮影する
ライブビューでは対象の端が切れてしまったりと、大きな壁にブチ当たるのですよねw
そうなると、やはり普通のデジイチのファインダーが羨ましくなるんです。
(じゃあ、普通にデジイチ買えよって言われそうですがw)
次の変化はモード切替のダイアルが、デジイチとして一般的な位置に設定されました。
これも最初にミラーレスを買う時には、そんなモードの切り替えもしないからデジイチじゃなくて、
デザインがスッキリしているミラーレスを買うよ!って思ってしまったのですが・・・。
いざ、いろいろ使っていくと、いちいちメニューボタンからモードダイアルを呼び出して、
マルチファンクションキーで切り替えるというのは非常に不便でしたwww
(じゃあ、普通にデジイチ買えよって言われそうですがw)
ザッと見ただけでも、今回のα6000は、NEX-5でコンデジからステップアップしたユーザーを、
そろそろ感じているであろう不満点を上手に、すくい上げてる機種だなーと感じますねw
性能で見てみても、NEX-5から比べると大きくなったとは言え、一般的なデジイチと比べると
コンパクトなボディに、位相差検出方式AFを詰め込んだ意欲的な機種ですよね。
そんなわけで、APS-Cサイズのデジイチで最速のAFスピードを活かして、厚木基地の
艦載機を撮りまくりますよ!
って思ったんですが、厚木基地の艦載機は原子力空母ジョージワシントンの出航で、
いまの厚木は静かさを取り戻したんだったw
カメラ初心者として感じた事。
車のアドバイスを求められると、ダウンサス入れても、どうせ車高調が欲しくなるよって
言いがちです。きっとカメラも経験者からすると、どうせ中途半端な機種を買っても、
上位機種が欲しくなるよって経験から言いがちなのかなって思います。
でも、どちらの場面も、経験してから遠回りするのと、アドバイスで近道するのって、
例え同じ位置に立っていても、全然結果として違ってくるなーって、改めて感じました。
どちらが正しい、間違ってるというのも無いのですが、経験するって大切ですね。
経験を買っていると考えるか、無駄に投資したと考えるか。ま、程度問題もありますねw
まあ、ぼちぼち写真撮影を楽しみながら、ブログをあげていければと思っています!