
今朝はINDYテキサス600でした!
北米ながらナイトレースという事で、
日本時間だと9:00からという優しさw
ですが、レースの展開は激アツでしたね!
残念ながら、たっくんの結果は・・・
いつもの、たっくんに戻ってしまいましたw
2位じゃダメなんですwww
さて、今回のテキサススピードウェイは、1周の距離は中間的な1.5マイルオーバル、
バンクは勾配の大きく、ハイバンクというレイアウトです。
このハイバンクオーバルというのは、INDYにとって、いわくつきのスピードウェイになるんです。
というのも、CART時代にバンクが大きく、速度を落とさずに周回できてしまう事で車速が伸びて
強烈なGでドライバーの視力や意識に障害を生じるという事で、キャンセルされたのです。
NASCARの場合、マシンの運動性能がINDYと比べると劣る為に、バンクを大きく設定して、
集団で走るパックと呼ばれる展開をコースレイアウトからも作り出しています。
しかし、マシンの運動性能が高いINDYにとって、ハイバンクでパックになってしまうのは、
オープンホイールの宿命として、タイヤとタイヤの接触があるので、あまり歓迎できません。
いまのマシンは大きなサイドポンツーンや、後突での舞い上がりを避けるバンパー付きの
デザインになっているのですけど。
そんなわけで、INDYがハイバンクオーバルを走る場合はダウンフォースを少なめに設定して、
運動性能を制限したり、なるべく重大なアクシデントは避けるようにしているのですが・・・
今回のレースはパックレース、非常にヤバイ展開で、変な汗が出るぐらい大興奮でした!
では、動画からキャプった画像を並べてみます!残り11周からです!
たっくんのレース、ここまでの過程はピットで当てられてフロントウィングの脱落、周回遅れに
なって、今回はダメかもって所からラップバック、トップ5に戻ってきて、この動画が始まります!
これ、インディとは思えません!NASCARのような3?4?5?ワイドですねー、これは怖い!!!
あ、台数が少なく感じますが、それだけここに至る間に、いろいろあったという事ですw
青と白のマシンだらけで、どれがたっくん?状態なので、名前を書いてみました。
琢磨:青と白のバランスが中間的
ディクソン:琢磨に非常に似てるけど、リアウィングに黄色が
カナーン:ほぼ青
2ワイドの2列から、琢磨がアウトサイドから1列目に対して3ワイドを仕掛けます!
この少し前に、ニューガーデンが3ワイドから姿勢を乱してクラッシュしてたのに・・・!
キターーーーー!今日のたっくん、まじでINDY500初制覇で生まれ変わったかも!?
って、思ってしまうこの展開!!!ちなみに、ここから赤丸がたっくんです!
マシンが決まってるし、琢磨の走りもヤバイ!!!でも、インディで3ワイドは怖い!!!
今日のレースで、アウトサイドに強いのは琢磨とカナーンでしたねー。
そして、琢磨とカナーン、良い意味でも悪い意味でもレースを盛り上げました・・・苦笑
そして、インに降ります!この選択が結果的に本日のターニングポイントに・・・
アウトサイドからの攻略は諦めてインに降りたものの、前はパワー、アウトにディクソン!
このトラックは、トップ2の2台になる事が重要なんですが、どうしても前に出れない!
最後のイエローの前には、2位に上がってたんですけど・・・
鉄壁過ぎる、パワーとディクソンの壁!!!
でも、この光景はインディ500でも見たし!ここから大逆転したし!イケるよ!!!
あーーーーー、ディクソンに寄せられて、イン側にマシンを落とした琢磨!!!!!!
カメラの切り替えのタイミングが微妙過ぎですが、ディクソンの寄せがキツイ!!!
このカメラに切り替わる直前、1つ前の上の写真辺りで、じわりとディクソンが寄せてる。
スピンモードです。まじかーーーーーーーーー。
Hahaha、寄せたディクソンも巻き込んでやったぜ!!!
シリーズタイトルを考えたレース、期待したかったけど・・・
それを琢磨に期待してはダメなのかなぁ。うーーーーーん、やっちまった!!!
まあ、これが琢磨だよね!いい意味でも、悪い意味でもw
こんな感じで、展開を予習してから、動画をどうぞ!
こんなパックな展開のインディのレース、そうそう見れないと思います!
たぶん、今年の結果から来年は、また規制がキツクなりそうな気もします。
正直、見ていて怖かったですし。でも、面白いんですよね・・・
終盤の12周分です!
動画をキャプチャーしたのは、こちらの動画からです!
いきなり見ると、どれが琢磨だよ!!!ってなると思いますが、上の解説を見た後だと、
琢磨のレースが浮き出て見えるはずですw
今年のINDYCAR、優勝者が複数いるので、まだポイントが散っています。
なので、インディ500で優勝した琢磨、シリーズタイトルも狙える位置に居ます。
シリーズタイトルを狙って欲しい。でも、その為にポイントを稼ぐ琢磨を見たいか?
そう自問した結果、私の結論は・・・
NO ATTACK,NO CHANCE だぜ!
コントラスト高めですが、ナイトレースの雰囲気、良く出てる1枚で〆たいと思います。