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井戸堀り職人のブログ一覧

2009年11月27日 イイね!

下取りってどこがいいの?

下取りってどこがいいの?こんな話題を出すのもどうかな?とも考えたのですが、いずれは誰しもが通る道という事で今回ボクスターを手放す際のアレコレを含めて書き残しておきたいと思います。

今回10社近くの中古買取業者さんに問い合わせをしたのですが、まさにピンキリでした。価格差にして数十諭吉。相場と思われる価格帯から約○0諭吉ほどは高く買い取って頂きました。高く査定された理由として「屋内シャッター付の保管状態」「内外装の程度」「豊富なOP」が挙げられます。

一般的に車を売却する場合、

1.ディーラーに下取りに出す
2.買取専門業者に売却
3.中古車オークション代行業者に委託

のいずれかの場合がほとんどかと思われますが、1.のディーラー下取りの場合は代替えの際の事実上値引きの上乗せとして高く買い取ってもらうケースが考えられると思います。3.の中古車オークション業者に委託という売却方法も最近では出てきているようです。売買成立しない場合も出品料を支払わなければならない、車をオークション会場まで陸送かけなければならない、など諸手続が面倒という事で一般的には2.の買取業者に出すケースが一番多いのではないかと思われますが、一概に買取業者に出すと言っても、

①ガ○バーなどの大手買取業者
②自社にショールームを完備し直販している業者
③ポルシェ専門など特定の車種の買い取りに力を入れている業者

などに大別できるかと思います。ではこの中でどこがいいの?というと・・・ハッキリ言っちゃうと・・・


     わかりません!(キッパリ)


確かに、大手買取業者などよりも②の直販業者がオークションに賭けずに自社で販売する方が余計なマージンが発生しない分、高価買取に繋がる場合も多いと思いますし、③の専門店に関してはとりわけレアモノであるとか、OPを高評価してくれるとか、精通しているが故に高評価に繋がるケースもあるかと思います。

しかし、何といっても確実に高価買取に繋がるのはバックオーダーを抱えているか?つまりその車両に近い仕様を探している人を抱えているかどうか?にかかると思います。業者としても在庫にならずにすぐさま売却できるのであれば、多少無理してでも確実に仕入/売上に繋げたい、というのは当然の事だと思います。そう考えると③の特定車種専門店あたりがいいのか?と思いますが、そう事は単純ではなく、広範囲に渡ってネットワークを持っている大手買取業者なんかもその辺の情報は広く共有している場合もあるようです。

なので、業者側も少しでも他社と差別化を図り自社を優位に思わせる為、交渉時に自ら「ちょうど探している人がいる」とポロッと言う事がありますので、そのようなケースで高値が出た場合はあとは付属品等の評価としてプラスα程度で即決した方がいいかもしれません。

その他、経済情勢、季節的変動、新型の登場時期、年末在庫、決算時期・・・など様々なファクターに左右はされますが、結局は乗り換えの納車の時期は決まってきますので、限られた中で最大限その辺りを踏まえて決断するしかないかと思います。


ところで、直販できる業者は「在庫を抱えるスペース」と何より「寝かした場合の資金繰り」が重要になってくる訳ですが、通常は概ね3ケ月の在庫と考えているようですので平均で3ケ月の在庫回転期間というと、支払は現金ですから「仕入+経費の3倍」の余剰資金がないとやっていけない、という事になります。もっとも実際は銀行からの借入で資金を回しているのでしょうが、昨年のリーマンショック後のような大幅な売却価格の下落や在庫回転期間の長期化は資金繰りをひっ迫したものにし、現在の厳しい状況になってしまったという訳です。このような環境下では、車を渡したはいいものの翌日振り込まれないので確認したら倒産・・という事も有り得ない話ではないので、出来るだけ車両引き渡し時に現金で決済するのが確実かと思われます。もっとも、現金決済にしたらそれはそれで現金を口座入金した場合に後に税務調査等でお尋ねされる可能性はあるので、最低7年は売買契約書等を確実に保管しないといけませんが・・・

私のお世話になった業者も以前は直販していたそうですが、前述の理由などから資金繰りが圧迫し現在では「薄利だが専らオークションでの転売している」との事でした。実際、オークションに転売した際のマージンは驚くほど少ないもので、「自動車税+リサイクル預託金」分が取れればバンバンザイといったようで、結構な割合で仕入値を割るケースもあるようです。


余談ですが、3.のオークション代行業者に委託した場合、「自動車税+リサイクル預託金」は新しいユーザーが負担するものですので、基本的に売却人本人に返還されます。また大きいのは消費税。通常、業者がオークションに出す場合は課税売上処理となり納税義務が生じる訳ですが、年間売上高が1000万以下であれば免税事業者となるため消費税の納税義務は生じません。よって売却価格にかかる内税分は本来免税となる消費税分ですので、本人に戻ってくるという訳でつまりは5%(厳密には5/105)余計に高く売れる、という事になる訳です。

まぁ長々と書き連ねましたが早い話が、

「そんな細かい事面倒臭いからオレは納車時にディーラーに置いてくるよ!」・・・って、なりたいって事です(^_^;)
Posted at 2009/11/27 12:02:06 | コメント(5) | トラックバック(0) | 車にまつわる話 | 日記
2009年11月23日 イイね!

別れ・・・

突然ですが、ボクスターを手放しました。



実はみんカラデビューの少し前に体調を崩し、この歳にして喘息デビューも果たしておりました。本来なら夏の暑さも遠ざかり、オープンシーズン開幕!と行きたいところですが、冷たい空気は気管支に良くないらしく、調子に乗って帆を開けていると喘息の状態も芳しくないというような状態が続いておりました。「開けたいのに開けられない・・・」もはやオープンであることが逆にストレスに感じてしまう・・・このような状態ではボクスターと真正面から向き合えない・・・というのが最大の理由でした。



そしてもう一つは、997の911に乗っておきたいという事。

正直言ってボクスターを購入する時点では、911に関しては全く興味がありませんでした。そもそも間違ったところにエンジンを搭載しているパッケージ。もはや一部のエンスー達が空冷911を神格化した結果、崇め奉られた存在なのではないか?911はもはや存在することに意義があり、ポルシェが本当に力を入れて行きたいのはMRである987系なのではないか?と考えていました。

またデザイン的にもあの「おっきなお尻」って、どうよ?とも。987系のリアフェンダーから作り出す「セクシーな太もも」の方が遥かに魅力的に映ったものでした。


 ところが、です。
ボクスター納車後ほどなくして、993RSの助手席に乗せてもらう機会がありました。公道だったのですが、結構なクネクネ道を走ったこともあり、そのあまりのトラクション性能にまさに目が点になりました!FRでは明らかにホイルスピンを伴ってTRCが効くようなシチュエーションであっても、尋常でないトラクションで力任せにグイグイ加速していく様は4WDで加速するのとはまた違った、まさにRRだからこそ体現可能な今まで味わったことの無い一種独特な加速感でした。


それからというもの、ボクスターの軽量・低重心・MRが織りなす所謂自分を中心に旋回していくコーナーリングをウホウホ言いながら楽しみつつも、いつかRRのあの異常なトラクションも味わってみたい・・・という気持ちが芽生えて行きました。

そんな中、次期911である998?はさらに一回り肥大化するのが確実、という情報をキャッチ。「小さい車に大きなエンジン」を理想とする私にとっては997が許容範囲限界のサイズ。これ以上となると大好きなワインディングでも持て余してしまう事は想像に難しくありません。ならば、最終の997に行くしかない!と考えるようになりました。

ところが・・・直噴となった997後期型に試乗してみると、皆さん仰るようにとてもジェントルで洗練されたエンジンに生まれ変わっていました。問題のインタミを廃し、燃費性能、CO2排出量低減、軽量化および低重心化、そしてさらなるパワーアップ・・・と、まさしく進化の方向性としては、賞賛に値する方向性である事は理解できるのですが、自分の目指すべき視点から見るとちょっと違う・・・993RSでカルチャーショックを受けたあの刺激・・・


こうなったら清豚ダイブするしかないのか!?

一人で考えいてもしょうがないので、この方に相談してみると・・・





















・・・・・・・・・・( ̄□ ̄;) !







という事で、少し前になりますが飛んでしまいました。
来年の3月に納車予定です。






それにしても・・・

「嫌いになった訳じゃないのに別れるのって・・・切ねーーーっ!」・・・って、恋愛かよ!



こんなに切ない気持になったのは一体いつ以来のことだろう・・・ (T_T)

Posted at 2009/11/23 20:37:53 | コメント(11) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2009年11月20日 イイね!

オープンカー

オープンカー購入経緯にも書きましたが学生の頃マツダロードスターに憧れた世代ですので、一度はオープンカーに乗り風を感じて走ってみたい!、という願望が以前からありました。しかし、実際所有してみると「風を感じる」ことよりもむしろそれ以外の事にとても魅力があることに気付かされました。

その魅力とは、まずは何と言っても「音」スポーツエキゾーストを入れてからというもの、さらに音の魅力が倍増しました。「ポチっとな!」とボヤッキーばりにボタンを押せば、あ~ら不思議、背後から頭の上から降り注ぐエキゾーストは一度味わったら病みつきになること間違いなし!トンネル内でポチっとしたら卒倒ものです。時折トンネル内で前日降ったであろう湧水的な滴り落ちる水が車内に落ちてもまた卒倒ものですが・・・(^_^;)

誤解を恐れずに言えば、スピードを出さなくても音による高揚感で満たされればそれで十分!と感じてしまいそうな程にオープンカーにとって音の魅力は大きいと思います(決して爆音好きという訳ではありませんが)。そういう意味ではFやLやカレラGTなど所謂スーパーカーのスパイダーの音の魅力というのは、想像を遥かに超えるものであろうと思います。

また「音」の魅力は何もエキゾーストのみならず、自然の音などもまた走っていて乙に聞こえる時があります。夏の終わりの森の中を走っていた時に、どこからかともなく「カナカナカナカナ・・」というひぐらしの声。あれよあれよという間にひぐらしの大群の大合唱が始まりました。たまたま周囲に車通りも全くなく、その幻想的な鳴き声と夕日が織りなすハーモニーに甚く感激し、思わずスピードを落とし暫しその歌声に酔いしれた事もありました。

また音だけでなく、匂いや湿気も感じることが出来ます。土の匂い、草木の匂い、森の中の心地よくヒヤっとする湿気、秋にはキンモクセイ、農道では堆肥臭、春には花粉・・・良くも悪くも自然を感じることができ、こうして自然を身近に感じ自然を意識することから本当のエコが始まるのではないか?と思うようになりました。

このように、購入経緯の時にも書いた「前が詰まれば帆を開ければいい」というのは、あながち冗談ではなく帆を開ける事によって、音なり匂いなり様々な情報が嫌がおうにも車内に入ってくることにより、「走る」こと以外に注意が行くようになる意味では当初の目論見通りという気がします。

しかし何といってもオープンカーの最大の魅力は、「車内に虫が入っても帆を開ければ容易に外に追いやることが可能!」という点に尽きます。オープンというと虫が入ってくるイメージがあったのですが、結果はその逆でした。私を始め、全国100万人の虫嫌いの皆様におかれましては、今すぐにでもオープンカーに乗り替えるべき、と断言できます・・・



そう! もうビクビクしながら窓を開ける、昨日の自分にサヨウナラ(^0^)/~


そしてデメリットとしては、言うまでもなくクーペに比べた場合の紛れもないボディ剛性の低下。また夏場は帆を閉めても伝わってくる熱とともに、MRで背後にエンジン積んでいることと相まって、強烈に車内が熱くなるという事でしょうか。ただボクスターの帆は、耐熱・高速時の耐振動性・遮音性の3重構造になっており一昔前の帆とは雲泥の差があるようです。

あとは風邪気味でマスクしているんだけど、ちょっと屋根開けたい時。グラサン&マスク姿で帆を開けたら、まるでこれから銀行強盗に行くのか?もしくは帰りか?さては月光仮面のつもりか?などと思われそうで開けるのを躊躇することにより、返って余計なストレスが溜まりそうな事です(笑)

そんなオープンカーの良し悪し。オープンに限らず、つくづく車って乗ってみないとわかりませんね。

Posted at 2009/11/20 13:38:05 | コメント(8) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2009年11月17日 イイね!

画期的!これぞ超薄型自動車・・・?

中盤(3:46)以降登場する【超薄型自動車】より【小耳ちゃん】の方が欲しいかも?





そんじゃ、妖精のオサーンなんかはいかが?

Posted at 2009/11/17 22:44:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他車 | 日記
2009年11月10日 イイね!

ボクスター購入経緯

ボクスター購入経緯ボクスターの購入経緯について、書き記しておきたいと思います。

前車はALPINA B3 3.3に6年半/5万キロ弱乗りました。初めてチューンドエンジンの奥深さ、また足回りの絶妙なセッティングに触れ、スポーツとコンフォートを高次元でバランスした類まれな車であったと思います。 それまで一度も車検を通した事のない自分にとっては2回も車検を通し、まさに飽きの来ない万能選手でした。

そんな満足度の高いB3をなぜ手放したのか。理由は以下3点。

1.MTに乗りたくなった
2.車好きなら一度はオープンカーを経験したい
3.パワー競争、スピードの追及からの脱却

上記3点が相互に絡み合い、もう選ばない理由は無い!という事で乗り換えに至ったわけです。

まず1.のMTですがB3の時に散々MTにしようか迷った挙句、当時の車庫の兼ね合いもありATにしましたが、同時期にB3をお乗りであったn-ryoさんのMT仕様のB3を乗せて頂いた時、そのダイレクト感にいたく感激し、関西有名ショップでMTコンバートしようか真剣に悩んだ時期もありました。そんな中予てから着目していたボクスターになんと右MT仕様のオーダーも可能との話を聞き、車庫問題も解決!しかもいつまで右MTを入荷し続けるか不明・・・これは行くっきゃ無い!と思いました。

次に2.のオープンカー経験。学生のころマツダロードスターに憧れた世代ですので、一度はオープンも経験してみたい!しかも上がまだ寂しくなっていないこの時期に乗っておきたい!という思いがありました(^_^;)ゝ

そして3.ですが、最近でこそエコの兼ね合いから軽量化も重視され出しましたが、少し前までは安全対策重視の折、どんな車でもモデルチェンジの都度重量増を伴い、またそれを補うべくハイパワー化が図られてきました。ハイパワー化と同じくして電子制御技術も飛躍的に発達し、結局有り余るパワーを電制で抑えるという始末。乗り換えるにしても、重い車でハイパワーな車は避けたい!という思いが自分の中で強く芽生えてきました。

そんな時代、オープンなら何も全開で走らなくても十二分に走る喜びを享受できる!遅いのは困るけど、公道においては必要十分のパワーを使い切って走ることこそ最高の悦ではないか。1300kg台という車重も軽快感を損ねないギリギリのレベル。しかもMTなら車との一体感を一層強く味わえ、まさに今考え得るベストの車ではないか!と思った次第です。

もう2児を抱えるオサーンであるが故、目を三角にして走るのは卒業しよう!そう今後のモットーとしては、


 前が詰まれば帆を開ければいいじゃないか!


フッ、決まった!・・・「キャー井戸さんて大人ね~!」という声が聞こえて来るようだ( ̄ー+ ̄)



              ・・・でも前がトラックだと排ガス臭くて帆はおもむろにクローズ (´д`;) 
Posted at 2009/11/10 08:45:48 | コメント(11) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記

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