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井戸堀り職人のブログ一覧

2010年06月19日 イイね!

インジケーター点灯!

インジケーター点灯!・・・と言っても故障ではありません。約3500kmで初回点検に出しエンジンオイルの交換を済ませたので、初めてレブリミットまで引っ張ってみました。 納車後3ケ月が経ち、初回点検を終えましたのでインプレを交えながら綴っておこうと思います。





【エンジン】
高速道路で2速でしたが、感じとしては8200~8300回転でシフトアップしたつもりでしたがシフトインジケーターが点灯しました。その際、▲マークが黄色く点灯しただけで、過去に乗っていたRX-7のように“ピーッ”という音は出ませんでしたので、注意していないと見落としがちな印象。

それにしても凄いエンジンだ・・・5000回転から上の針の動きはまさに一瞬の出来事。そこにドラマ性などはなく、というより正確には感じとる事が出来ないまま、轟音とともに一直線にレブリミット目掛けて一瞬で駆け上がっていきました。感覚的には加速Gとともにまるでリアタイヤが擦り減っていくのがわかるよう・・・と言ったら大げさでしょうか(^^;)

5000回転以降のドラマ性を感じ取るには4速より上、できれば5速・6速でないと正確に把握出来そうにありません。それにはサーキットというより次のコーナーの事も忘れ、ただ今の走りのみに集中でき、直線が長く取れる飛行場やテストコースのような所が理想的です。

一方3.8Lになり、ボアアップした事による弊害が高回転で多少なりとも出るのではないか?と多少は懸念がありましたが、7500回転を超えてからの回り方もそれまでと何も変わらず特に振動や悲鳴を上げることなく綺麗に吹け上がり、想像していた心配は杞憂に終わりました。


911の魅力であるRRの強烈なトラクション。最高速を語る際にはむしろフロントの設置感やケツの重さからくる振り子運動などネガな部分を持ち合わせていますが、こと低いギアからの加速段階において、リアタイヤを路面に押しつけながら前へ進もうとする強力な推進力は、まるでホワイトベースのカタパルトから発進する“連邦の白いヤツ”

その強烈なトラクションを味わう為には、車体は軽ければ軽いほど、パワー(トルク)はあればある程“カタパルト発進加速度”は増していく訳で・・・「パワーはいずれ慣れる」という古からの言い伝えがありますが(笑)、このRR独特のカタパルト発進加速の魅力は簡単に色褪せるものでは無い気がします・・・否、そうであって欲しい(^^;)


【ボディ剛性】
一方で、このパワーに負けず劣らずのシャシーの安定感も秀逸です。ボディ剛性や足回りの剛性、ハンドル支持剛性がしっかりと出ています。この各方面での剛性が前後左右に運動しようとする力を逃がさずに素早く伝え、結果として加減速やハンドリングの応答性をよりシャープにし、この上ない一体感を実現していると言えます。またこの高剛性は乗り心地にも影響し、サスの動きがより計算通りのものとなり、高剛性ボディが鋭い突き上げを遮断し、結果として“我慢して乗るようなイメージ”とはかけ離れた常識的な乗り心地の実現にも寄与していると言えます。

【ハンドリング】
カレラ4をベースとしたGT3のシャシーはフロント部の剛性が高く、中立付近の応答性の鋭さも相まって抜群にシャープなハンドリングを実現しています。ところが、指一本分の僅かな操舵にも鋭敏に反応するため、高速道路ではナーバスに感じる事も多々あり、鼻歌まじりでリラックスして運転する気にはなれず、長時間の高速道は正直疲れます。

またステアリングに伝わる情報量が多く、特に9:15に握りスポーク部を手のひらに当てながら運転すると、路面のザラつきまで実にリアルに伝えてくれます。まるで両手首がタイヤとなり、前輪のトーインで路面を掴んでいる感覚さえも伝わってくるような錯覚を覚えます。そういう意味では滑らかで平坦な路面より、多少荒れている道を右に左にヒラヒラと走る時に手のひらに伝わる感覚に痛快さを覚えます。


とまぁ、主な3点について感じたままに書き連ねましたが、不満点としてはギア比とミッションの硬さ。

ハッキリいって峠では2速ホールドで事足りてしまう!というつまらなさ。いやタイトコーナーが続く道では2速ですらパワーバンドを外してしまう事もあり、特に低いギアがハイギアードな印象です。GT3RSになるとファイナルが低めになり、カップ用はさらに低くなるらしいのでそれらに交換も可能ですが、極端に悪化するであろう高速燃費を考えるととても手が出ません(^^;)

それと以前も書きましたがゲトラグミッションがスコっ!スコっ!と入るタイプではなく、グッ!グッ!と意識しながら押し込むようなタイプなので、ストローク自体は短くてもそこに軽快感はありません。

また、RSと違いツインマスのフライホイールを使用しているため日常の使い勝手は問題ありませんが、アクセルを煽った際のレーシングエンジンのような超絶レスポンスはありません。「ぶおーーん」とフツーに針が上下するだけで、「フワンっ!」と一瞬で針が高回転を示すことはありません。

そういった意味では、GT3はその立ち位置通りの味付けがされており、GT3RSやましてやカップカーなどとはハッキリと違い、はたまたカレラGTなどとは程遠く、「公道も走れる911」ではなく「サーキットも走れる911」という位置付けはより明確なものであるような気がします。
Posted at 2010/06/19 00:38:13 | コメント(12) | トラックバック(0) | GT3 | 日記
2010年06月11日 イイね!

ブレーキの引き摺り鳴き(その後)

ブレーキの引き摺り鳴き(その後)その後、再度PCに確認しました。

今一度確認しますと、低速走行中にブレーキを踏まない状態でキーキー音(音としては小さい)がなっており、ちょうどサイドブレーキを軽く引き摺って走行しているような状態を指します。



これに関し、当初PCからPSMのプレチャージブレーキシステムの説明を受けたのですが、再度問い合わせたところ、今度はPSMではなく正常範囲?で軽く引き摺っちゃってる状態とのこと。

「正常範囲で引き摺る」というのが疑問ですが、もともとGT系はパッドとローターのクリアランスが極端に狭くブレーキが瞬時に効くようなセッティングにしている上に、ブレーキそのものも大きい為とても鳴り易い状態にある。

その状態で渋滞時などで緩い制動を繰り返しているとローターの表面が焼け、さらに鳴き易い状態となり、結果として渋滞時にキーキー音を発生させてしまうというもの。なので、高速で大きな制動をかけ、ローター焼けを綺麗にしてやると鳴きは一時的に治まるとのことで、実際経験上もその通りでした。

この対応策としては、クリアランスの調整などは出来ないため対策も難しいとのこと。
ちなみにカイエン(特にターボ)も同様にブレーキ自体の容量が大きく、またクリアランスを狭くとっているため同様の症状が出ているとの事でした。

念のため「ブレーキ引きずり」で検索してみると、確かに載っていました↓

http://www.carview.co.jp/bbs/104/4869/?bd=100&pgcs=1000&th=3378935&act=th

http://www.carview.co.jp/userreport/PORSCHE/CAYENNE/unit48777/


という事で、特にGT系やカイエンで低速走行時にブレーキを踏んでないのに“軽くブレーキを引き摺っているような音がする”程度の症状であれば、特に気にする必要は無いらしいのでご報告致します(あまり大きい音の場合は要確認)。
Posted at 2010/06/11 11:27:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | GT3 | 日記
2010年06月07日 イイね!

メーター照明の不具合?その後

メーター照明の不具合?その後先日、皮肉にも初回点検の帰りに発覚したメーター照明の不具合ですが、結論から言いますと不具合ではなく、“そういう仕様”という事でした。
このディーラー側が不具合の説明を行う際の“そういう仕様”という表現は、往々にして根本原因の除去に繋がらない極めて曖昧な回答で、この表現が出てきた時点で嫌悪感すら抱いてしまうのですが(^^;)、今回は本当に“そういう仕様”でした。

なんと!メーター内の光度センサーが室内の明るさをモニタリングし、室内が明るいようなら自動的にメーター照明も落とすという画期的なシステ・・・


   ・・・つか、いらなくね?( -_-)


道理で夕暮れ時に外が微妙に薄暗くなった時は、センサーも判断つかず点いたり消えたりして運転してて落ち着かなくなる訳ですね!もう一度言わせて貰いますけど、この機能いらなくね?

あと、トンネル内で点灯したライトの消し忘れですが、インパネ照明を見れば何となく点いているのが認識でき、「おっ!やべ消し忘れてた!」となるのですが、この画期的なシステムのお陰でトンネル通過後もヘッドライトは点いたまま、メーター照明だけ消えるのでドライバーも気付かず・・・・・・・・・やっぱ、いらないっしょ~!

何とも理解に苦しむシステムですが、この仕様は後期型からのものだそうで、何とウチのPCでは今まで一度も故障の確認やクレームも無いそうです・・・私が細かいだけなんですかね~?(^^;)


それと↓の②ブレーキスタンバイシステム。これもいらないよな~
ちょっと渋滞ハマるともうキーキー。PCの話では、「直ちに止まれるよう低速ではこのスタンバイ機能のお陰で擦らせながら走行するため、キー音を発生するばかりでなく渋滞ばかり走っているとあっちゅー間にパッドが無くなってしまうのでお気をつけ下さい」との事・・・・・( -_-)


いらねぇ~!パッだって高いんだから~頼んますよホント(T_T)・・・肝心の所は全てオプションなのに
Posted at 2010/06/07 13:55:41 | コメント(8) | トラックバック(0) | GT3 | 日記

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「@black frogさん 僕の従姉妹(女性)も若い頃ボンネットの雪下ろしをシャベルでガンガン行ってボンネットが傷だらけになった話を聞きました(^^;;
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何シテル?   05/10 10:51
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