
まずは993RSに慣れることと気になる箇所のダメ出しを兼ねて、一般道&高速を合わせ3時間ほど乗ってみました。夏季休暇中のF355challengeをちょっとだけ引っ張り出して比較試乗しながら
車両感覚は車幅がF355challengeの1900mmに対し1730mmですからすぐに慣れ、狭い路地でのすれ違いも大丈夫。斜め右後方の視界も良好。ただフロントオーバーハングが長くフロントスポイラーの地上クリアランスが少ないので段差はF355challenge以上に注意が必要。
オルガン式ペダルも当初は違和感がありましたが、これも時間の問題で慣れました。前オーナーがペダルを改造されているので普通にブレーキペダルを真中で踏みながらアクセルを煽るヒール&トゥが可能!
余談ですがF355challengeもアクセルペダルを換えてあるので、親指でブレーキを踏み小指でアクセルを煽る感覚のトゥ&トゥは必要無しで普通にヒール&トゥでOK
エンジンは低中速トルクがあるので坂道発進も極端な勾配でなければアイドリングスタートも可能。Ferrariと異なり、サイドブレーキがまぁまぁ効くのと一般的なレバー式なので扱いやすいです。
レブリミット6800rpmまで回すと空冷サウンドが炸裂!imecのマフラー(伊藤レーシング製?)が装着されているせいか、決して車内は静かではないものの、快適なクルージングが可能!
8500rpmまで回るF355challengeと比較すると、5000rpmを超えてからのパンチがやや劣ります。単純に直線勝負した時の差は高回転域の伸びかなと。
今となっては感動するような速さはないものの、加速の質やレスポンスが実に気持ちいいのです。おそらくサーキット以外で思いっきり踏んでも人間の感覚として恐怖を覚えないのがPorscheなら993までFerrariなら355までのような気がします。それ以降のモデルはトラクションコントロール等の制御があるからこそ素人でも踏めるわけですしね。
ある程度の速度からフル制動させた時の安定感はF355challengeより993RSに軍配が上がります。RRならではのリア荷重ですので、ノーズダイブするくらいフル制動させてもその姿勢が安定しているような感じがしました。
コーナリングに関しては、まだサーキット走行したわけではありませんので断定は出来ませんが、フロントの接地感はF355challengeの方がいいような気がします。特にアクセルオンのまま進入しフロントへ荷重移動が出来ないコーナーですと、回頭性は悪くないものの、ヨーが発生しにくく、フロント接地感の頼りなさを特に感じる瞬間。
その一方でしっかりブレーキングによりフロントへの荷重移動をすればとても読みやすい挙動を示し抜群のトラクションでCPからの脱出が速いような印象を受けました。
ボディ剛性に関しては、F355challengeより993RSの方が上です。ドアがパシャと閉まり、まるで金庫のようです。溶接ロールケージ&スポット増しの993RSCSなら更に素晴らしいことでしょう。
・・・というようにF355challengeと993RSを比較してそれぞれに長所短所がありますので、そのあたりを各車両の今後のセットアップの参考になれば!と思います
まずは993RSのタイヤ交換をしたらサーキットへ連れ出し、さらなる検証をしてみます
残念ながらボクには女心を巧みに操ることは出来ませんが、、、993RSでスムースなドライビングが出来るよう頑張りたいと思います!
・・・というわけでこちらの曲↓をどうぞ
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993RS | 日記
Posted at
2011/07/16 17:15:06