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2013年11月06日

F355 オイル私見

F355 オイル私見 雑事に追われる今日この頃でありますが、日曜にちょっとだけF355challengeを動かしてみました。

走行前に空気圧を冷間前後2.2にセットし、ホイールナットを11キロで増し締めしてから出発!

40分ほどいつものテストコースをテキトーに流し、絶好調であることを確認してから帰還。

閑話休題。

ある方からF355のオイルに関しご質問がありましたので僭越ながら私見をお話させて頂きます。

■エンジンオイル

これまでMotul 300V Chrono 10W40を主に、時々Competition 15W50を入れてきました。Motulは油膜保持と油圧維持に優れており、エンジンを保護する意味での選択。それと極端な価格設定ではないのも気に入っている点。

これから3月あたりまでは例えばFSWを40分連続周回しても油温はMAX110℃くらいですから、もしかしたら純正指定の5W40でも大丈夫かもしれないのですが、やはり万が一を考え10W40以上の粘度を選んでしまいます。

例えば公道走行のみであり、油温&油圧に問題が無く、エンジン内部磨耗等により白煙が出るような症状が無ければ純正指定粘度の5W40でいいと思います。純正指定のShell Helix Ultraはもちろん無難でリーズナブルでありますが、個人的にはMotul Power 5W40を選ぶでしょう。

余談ですが、新しいクルマのようにエンジン工作精度が高く、低粘度オイル使用を前提に設計されているのであればホントは0W40とか試してみたいところではあります。10年くらい前の0W40は入れた直後の「おおー!軽く回る!素晴らしい!!」といった幸せな時間は短く劣化が早かったのですが、最近の低粘度オイルは油圧低下しにくく性能向上が著しいようですしね。

ある海外サイトを覗いてみたところアメリカ人のオジサンが、「・・・F355に純正指定より粘度の低いオイルを入れてサーキット走行してみたところ、油圧を維持したまま油温が下がった!粘度が低いということはオイルの流れがスムースになるわけだから油温が下がって当然だ!」との持論を展開されていましたが、個人的にはやはり万が一を考えると怖く、F355に低粘度オイルを入れるのは躊躇してしまいます。

だからといってエンジンクリアランスが広く、オイルシール等への攻撃を懸念し、鉱物油や部分合成を選ばなければいけないような旧車でもありませんので、100%化学合成オイルが性能面でも安心です。油温が100℃を超えても粘度を保つためベースオイルに加えられている添加物が最も壊れにくいのが100%化学合成なのです。

■ミッションオイル

Motul Gear300 75W90を入れています。'98 challengeはミッションオイルクーラーが装着されていることもありますが、純正指定より高い粘度は入れていません。それは公道でも乗りますので温まりにくい硬いオイルを好まないこともあります。ただ今のような気合と根性ゼロでゆるーくテキトーなサーキット走行ではなく、真剣にタイムアタックするのであればGear Competition 75W140を入れるでしょう。

普段高い粘度のミッションオイルを入れない代わりに気を付けている点は、交換頻度を多くすることです。ボクの場合はエンジンオイル交換と同時にミッションオイルも交換してしまいますが、公道走行のみであってもエンジンオイル交換2回につきミッションオイル1回の割合で交換すれば安心かと思われます。F355のミッションオイルは油温がかなり上昇するでしょうから。。。

ちなみにオイル交換のサイクルは走行3000㎞または半年ですが、もしもその間にサーキット走行を2時間以上した場合は予定を繰り上げ交換してしまいます。

あっそれと添加剤の類はエンジンオイル・ミッションオイル共に一切入れません。中には効果があるものも存在するのかもしれませんが、それよりも常にオイルの「鮮度」を心掛けています。


以上、ご参考まで!

・・・新しいMotulを入れた時の甘い香りを思い浮かべながらこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!

ブログ一覧 | F355challenge | 日記
Posted at 2013/11/06 12:06:57

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この記事へのコメント

2013年11月6日 14:23
僕は最近、何も考えずMOTULの10W-40と75W-90入れちゃってます。
F355との相性も良さそうですよね!
そろそろ、355も動かしたくなってきました(^^)

ところで、最近ドイツのリキモリというモリブデン入りオイルが気になっています。
ドイツ車にはポピュラーみたいですが、使用経験ありますか?

コメントへの返答
2013年11月6日 14:51
ボクもそろそろ活動開始であります(笑)

今度密会しましょうねー!

ところでリキモリは知りませんでした。。。

早速HPを覗いてみたところメーカー認証を取得しているみたいですね!

余談ですが「リキモリ」を「力盛り」と牛丼のメガ盛りみたいなイメージをしちゃいました(笑)
2016年1月14日 0:29
ロドもサーキット走行という事もあり硬めのオイルを入れていたのですがどうしても水温・油音が上がるので困っていたのですが購入しているプライベートオイル製造元とかロドでレースをしていたショップとか色々と相談した結果、指定の粘度のオイルを入れたら油温も水温も下がりました。汗
それ以来指定粘度で交換頻度を増やす様になりました。(油温を110度を越す位まで上げちゃった場合とか)
めでたしめでたし。w

ちなみにオイル屋さんによるとオイルの適正温度は100度らしいっす。爆
コメントへの返答
2016年1月14日 0:37
なるほど!純正指定の粘度はちゃんと考えられているわけですね!(^^)!

水温80℃油温100℃が理想なのですが、ボクのS15は夏場調子に乗って踏み続けると水温100℃油温120℃まで上昇しちゃいます(◎_◎;)

2016年1月14日 0:56
オイルは本来120度以上でも持つものらしいのですがそれより他のゴムとかがダメになるらしいです。
シールとかホースとか。
使用中のオイルは油圧があれば140度までは油膜は大丈夫。って回答もらった記憶があります。爆
アールズのホースも耐熱は148℃ですもんね。(-_-;)b
コメントへの返答
2016年1月14日 1:02
勉強になります!

その昔AMG C63はFSWをちょっと走っただけで油温が130℃に達し、セーフモードになったのを思い出します(^^ゞ

いずれにしましてもS15の温度対策を考えますです(・_・;)

プロフィール

国産・輸入車を問わず運転して楽しいクルマが好きです 2001年から大井貴之選手にそれまでの自己流の滅茶苦茶なドライビングを修正して頂こうと基礎から習い始...
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