
G350dをメンテナンスA&サンルーフのカタカタ音調整でYANASEに預けたので、代わりにAMG C43 4MATICをお借りいたしました。
以前もC43をお借りしたことがあったのですが、その時はワゴンの右ハンドル、今回はセダンの左ハンドル。
動き始めてすぐに感じたことは、左ハンドル仕様は左足のスペースがゆったりしていること。
また車幅1810mmのボディは都内でも扱いやすく、こんなに気を遣わず運転しやすい左ハンドルに乗ったのは久しぶりだなぁ~と思ったほど。
V6 3.0L ツインターボに鞭を入れると、367ps&53.0kgmというスペックが示す通り1710㎏の車重を軽々と加速させていきます。
もちろん加速の質はW204 C63のような豪快さはなく、A45のような刺激的なヤンチャ系でもなく、あくまでもそつない感じ。
AMGダイナミックセレクトを最もスポーティなSPORT+にすると、足回りはそれなりの硬さにはなりますが、首都高の目地段差でも直下型のような極端な突き上げがあるわけでもなく、COMFORTを選ぶと快適方向にもなります、
改良版は9G-Tronicが搭載されているそうですが、今回のクルマは7G-Tronic。シフトダウンでのブリッピングは中途半端でレスポンスもPDKと比べれば言わずもがなでありますが、悪くはないです。
前後駆動配分が31:69とリア寄りながらも4MATICは極めて安定志向。高速コーナーをそれなりに踏んでからアクセルオフしても姿勢変化が起きにくかったです。
使い勝手が良いサイズ、適度な速さ、安定志向で快適な乗り心地・・・おそらくこのクルマなら長距離移動も楽なハズ。
テニスに喩えるならば、W204 C63は硬派な体育会テニス部、C43は軟派なテニスサークル。
気合と根性で汗臭い体育会よりもオシャレでスマートなサークルの方が女子にモテることは悔しいですが事実😢
クルマにそれほど興味がない女子に『C63のM156ユニットがどうのこうの~』と熱く語ってもむなしい空振りをするだけで、『C43というAMGなんだ~』とさらりと話した方が次の話題へと繋ぎやすく、沈黙の時間を回避できるかもしれません(笑)
しかしながらテニスサークルはそこそこテニスが上手くても、ちゃんとしたトーナメントに出れるだけの腕が無いのと同じように、C43でサーキット走行しても色々と不満を感じるハズ。。。
でもまぁテニスをやっている方が全てトーナメントに出るわけでもなく、クルマに乗っている方がすべてサーキット走行するわけでもなく、人それぞれで良いわけなのでありますが、このC43はマーケティング的にちょうど良い塩梅を狙ったことがよくわかります。
サークル系を妬んだ過去を恥じつつ帰りにちょっと遠回りしてドライブしながらこちらの曲↓が頭に浮かんだのでありました(^_-)
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Posted at
2017/11/01 22:34:24