
先日知人のGR YARISをジムカーナ場で運転させて頂ける機会を得ました。
グレードは以前ボクが予約していたRZ High Performance。
早速走り始めると、なかなか力強く加速し、しっかりとしたブレーキ、小気味よく決まるミッション、そして少し前にレンタカーで乗ったフツーのYARISとは別モノのボディ剛性を感じました。
TRACK MODEで前後駆動配分を30:70にして、直線でフル加速→ブレーキングで前荷重→ステアリングを切る→アクセルONとしたのですが、まったくテールが出ず弱アンダーでコーナーを駆け抜けてしまいました😅
助手席のオーナー氏によれば『朝はウェット路面だったのでアクセルオンでテールが出たが、路面が乾いてきてドライになったらリアの空気圧を5.0まで上げてもまったくテールが出なくなってしまった・・・』とのこと。
それならば・・・とラリークイック(フェイント)で進入してみたのですが、またもやテールが出ず失敗。。。
友人によれば全日本ジムカーナ選手権に出場されている某選手はGR YARISを横に向けていたと聞き、何が原因なのかを調べてみました。
GR YARISはカップリングクラッチの回転差によりリアへも駆動を配分する仕組みですが、回転差を常時発生させていればクラッチがオーバーヒートしてしまいます。
それを避ける為にRZ High Perfomanceに装着されている前後トルセンLSDはクラッチへの負担を減らすセッティングがされているのではないかと。
代わりに、リアのみに機械式LSDを入れたら果たしてFR寄りな走りになるのかはわかりませんが、機械式LSDならば効き方を好みの塩梅で選べますので、High PerformanceよりフツーのRZかモータースポーツベースグレードのRCの方が振り回せる仕様をつくりやすいのかもしれません。
ドライ路面でドリフトへ持ち込む難しさを知ってしまいましたが、ウェット路面ならばトルセンLSDのままでも楽しめるみたいです。
もしもまたオーナー氏の許可を頂きドリフトを試せるのあれば、今度はウェットで乗りたいなぁ・・・と😅
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
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Posted at
2021/06/05 20:35:13