
この2日間、約800kmテスト走行してみました。
昨日は、まず減衰力を最強から前後とも4段戻しでチェック。マンホールを越えた時の突き上げがややマイルドになり、純正のセッティングを前提にしながら好ましい方向であることを確認!
しかしながら、首都高横羽線の浅田あたりの路面の継ぎ目では突き上げが相変わらずキツイので、試しに前後とも10段戻しに。この状態で環八を走行すると、なかなかいい塩梅。
そして今日。風間師匠のところへ中央道で向いながら前後10段戻しをチェック。小淵沢IC手前あたりの路面のうねりも純正に比べ遥かに快適。また全開加速した時にこれまでは路面の継ぎ目を越えた瞬間にESPが作動していたのがなくなりました!但し、路面の継ぎ目の形状によってはもう少しリアの減衰を落としたいかなぁ・・・ということと、高速コーナーをそれなりの速度で踏んでいくと不安を感じないものの、もう少しフロントのステアリングレスポンスを上げたいかなぁ・・・と。
ここまで感じたことを風間師匠に話し、テストコースへ移動。すぐに師匠はフロントの減衰を下げすぎたことがステアリングレスポンスを悪化させてしまったことを指摘。一旦フロントの減衰を最強に、ついでにリアを12段戻しに。さすがに純正よりも減衰力が上がってしまったフロントは完全に硬すぎて、2段戻しに。このフロント2段戻し&リア12段戻しはまるでフロントヘビーのクルマが50:50になったようないい感じ♪但し個人的にはもうちょっとリアの減衰を下げて快適方向にしたいかなぁと。
そこでリアを最弱の20段戻しに。かなり乗り心地が良くなりました!リアが腰砕けになることもなく意外に粘ってくれ大人しく走るのであれば問題ないものの、高速コーナーで踏んでいくのはちょっと不安かも。リアシートに人を乗せ真面目に走る時はこれですね!師匠曰く小さなジムカーナコースにも向いているセッティングとか。
続いてリアを15段戻しに。これがまさに決まり!街乗りでも適度に快適であり、ワインディングロードでもノーズがどんどん入りクルマが一回り小さくなったみたい!高速コーナーも思い切って踏んでみましたが、ロールスピードが純正より増したことによる違和感もほとんどなく、かなりいい感じ!これを基本セッティングにしてリアの減衰を状況に応じて上下すればいいような感じでした。
せっかくですから前後最強も試してみましたが、純正よりさらに硬く、強烈な突き上げと共に連続する小さなピッチングを感じるので公道では無理

FSWで試してみたい仕様です。。。
・・・それにしてもさすが風間師匠謹製OHLINSは秀逸の仕上がり


個人的にはこのままでも大満足です
しかしながら、さらに煮詰めるかどうかで悩むのがステアリングレスポンス。純正のフロントが1Gでバンプラバーにタッチしている状態に対し、OHLINSはもう少しクリアランスがある様子で純正に比べれば中立付近のレスポンスがマイルド。ただこれが決して悪いわけではなく、師匠曰くコーナーへ進入し想像していた以上にRが深く、ステアリングをさらに切り込んでいった場合、純正はフロントタイヤがどこまで粘るのかが見極めにくいが、OHLINSの場合はマイルドなだけに修正舵の感覚がわかりやすいとのこと。OHLINS用バンプラバーのサイズや硬度を変更してリセッティングするかそれとも現状でOKとするかが悩みどころです。ボク自身も引き続きテスト走行し考えてみます。
つづく
Posted at 2010/06/06 21:06:59 | |
C63 | 日記