
さて今度はリアの減衰特性です。フロントほど急激にリバンプ側が立ち上がっていないように見えますが、表の縦軸がフロントの550kgfに対し650kgfなのです。ですから高速側の数値を見ると・・・。
昨晩も表を眺めながら悶々と自分なりに考えてみたのですが、頭がこんがらがっちゃってよくわからなくなってきたので、今日は午前中にFSWをNS4枠で1本走ってきました

FSWを純正のサスペンションだとどう感じるかと記憶に残しておきたかったのが主目的です。
タイヤはフロント ContiSportContact3 リア TOYO T1Rという相変わらずヘンテコリンな組み合わせ

気温23度で路面温度も高そうなので冷間前後とも2.2キロにセット。服装はパーカー、ジーンズ、スニーカーと気合ゼロのユル~イ感じ。しかも暑いのでエアコンはONのまま
すぐにフェードしてしまうブレーキ対策として、どのコーナーでも進入のブレーキングを頑張らないものの、コーナーはしっかりアクセルオン、水温と油温を常にモニターする、といった感じで。あっそれと、ATはMモードではなくSモードのまま。それはMモードで頻繁にシフトしている方が油温が上昇しやすいような気がしたので!?
1コーナーは250m手前からアクセルオフし、200m手前から出来るだけ緩く長いブレーキング。こうすることによって30分連続周回をなんとかこなしました。この納豆走法ですと、ストレートエンドでの最高速は245km+。997GT3とのストレート勝負は互角

R35GTRには完敗

水温95度/油温129度が本日のMAX。
さて本題のサスペンションチェック。ブレーキングでしっかりフロントへ荷重移動しない走り方でも、アンダーを感じることなく、ノーズが入っていきます。ステアリングをこじったりせず、アクセルコントロールを丁寧にすれば、素直な動き!300Rも全開のまま抜けれることを確認してから、わざとラインを外してみたりもしましたが、OK牧場! あれ?いいじゃない
ESP OFFし踏んでいけばそこからはオーバーステア。こっそりドリフトも試したのはここだけの話

個人的には楽しいセッティングですが、タイムアタックするならもっとリアのトラクションを上げたくなります。でもそうするとフロントとのバランスをどうするか・・・といった問題も出てきますので、タイムアタックを望むのであれば相当気合を入れてクルマづくりをしないと辛いですね。
・・・それはともかく、いい感じでテスト走行出来ました

Posted at 2010/04/21 14:55:44 | |
C63 | 日記