
サーボアシストが強めな国産車からMINIへ乗り換えると「な、ナ、なんだ!ブレーキが効かん!」と思われるのではないでしょうか。
ボク自身はむしろPorscheのような初期制動の剛性感を好ましく思っており、強いて言えばストローク半分から奥までの制動がちょっと頼りないなぁと感じました。
そこでブレーキパッドをKranz GIGA's Basicに。装着後の印象は、初期の印象はそのままで、ストローク半分からの制動が確実に良くなりました。もちろんもっと制動が強力なパッドもあると思います。一度ミニサーキットを走ったことがありますが、耐フェード性という点では充分でありませんでした。
しかしながら、このパッドを気に入っている理由は2つ。
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ロックギリギリのコントロールがしやすい
装着タイヤが145/70R12のBS Snekersというローグリップであり、またABSもありません。ウェット路面でフル制動させた時にロックぎりぎりのコントロール性がとてもいいのです。試しに雪道でもテストしてみましたが良好でした。より強力なバッドを装着するのであれば縦方向のグリップがより優れるタイヤを装着したいところですが、あいにくこのサイズにはありません。
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ヒール&トゥがブレーキングの強弱にかかわらず合わせやすい
ヒール&トゥが気持ちよく決まるかはドライビングを楽しむ上で重要ですよね。初期制動が強すぎるパッドですと緩いブレーキングでのヒール&トゥがやりにくかったりしますが、このパッドだと合わせやすいのです。
そういえばヒール&トゥに関連して、購入時にはアクセルペダルとブレーキペダルに高低差があり、アクセルからブレーキペダルへ右足を動かす時にヨッコイショ・・・という感じだったので、ブレーキペダルの高さを奥へ調整しました。ここで丁度いい高さに調整するのが難しく、最も奥にしてしまうと強めのブレーキングでのヒール&トゥでアクセルとの高低差が逆に出来てしまいます。試行錯誤の結果、奥から2cmくらいの位置が、ブレーキングの強弱を問わずヒール&トゥを決めやすく、足首の疲労も大幅に軽減しました。
・・・というように現状のフィーリングを気に入っているのですが、試しにリアライニングを同じくKranz製に換えてみようかなと思っています。その方が4速5400rpmからフルブレーキングする時はバランスがいいかもしれないので!?

Posted at 2009/10/15 01:16:10 | |
MINI | 日記