
Porsche Japanは3月23日より991GT3RSの予約を開始し、お値段は2530(税込、PCCBは別途オプション)だそうです。
これまでのRSと異なりCOX経由ではなくPJ直接であります。
個人的には果たして毎晩夢の中でご先祖様に亀甲縛りや三角木馬でお叱りを受ける覚悟をしてまでも購入すべきクルマであるかが気になります。
991GT3の炎上&リコール騒動で991GT3RSの発表が約1年遅れてしまい、その間は信頼性確認に時間を費やしただけでそれほど中身をアップデートしていなかったのでは?と感じます。Mclaren 675LTやFerrari 488GTBと比較するとインパクトが弱いのは事実。
情報によれば排ガスはEuro 6みたいです。ですから慌てて今年8月末までにヨーロッパで新車登録する必要はないのですが、991後期型が今年9月に出てきますから、いずれにしても生産台数が少ないことは確かです。
991GT3のパワーユニットをベースに4.0L化し500hpとしたものの、おそらくストレートスピードはそれほど991GT3と変わらないでしょう。違うのはコーナリングスピード。
ワイドトレッド化により明らかにターンインは鋭くなるでしょうし、リアのトラクションも増していることでしょう。
しかしながら991GT3との約600万円の価格差に「RS」というバッチ代以外に大きな価値を見いだせるかということ。
プロダクトマネージャーのHATZさんはこれまで以上にGT3とGTSRSの性能差が大きく、GT3RSは究極のクルマであると今年1月のデトロイトショーでインタビューに答えていたそうですが、残念ながらそこまでの差を感じにくく、モータースポーツ風味にマーケティング的な味付けをしたクルマに仕立てたような気がしてしまうのです。もしかしたら昨今の投機筋も顧客層として狙っているのかもしれません。
むしろCayman GT4の方がコンセプトは明快です。
いずれにしても今晩のプレス発表と今週末のジュネーブで実車見学してからよーく考えます。
今までになく真剣に検討モードです(笑)
・・・というわけでこちらの曲を聴いちゃいましょうか!
Posted at 2015/03/03 11:21:03 | |
気になるクルマ | 日記