
渡米し最初に買った'78 Honda Accord LX5はトラブルが頻発し、信頼出来る足が必要となり、人生初の新車を購入することになりました。'83 3月のことです。
当初はセリカを考えていました。アメリカ仕様は2.0L DOHCの18R-Gではなく、2.2LのSOHCを積んでおりトルク重視型なのがちょっと残念でしたが、それでもオーバーフェンダー仕様GTSのカッコ良さに心ときめいたものの、完全に予算オーバーで断念
そこで代わりに寄ったDodgeのディーラーにあったのがChallengerでした。とはいっても往年の名車Challengerではなく’78から三菱ラムダの輸出仕様。営業マンが日系人で親しみやすく、またかなりの好条件だったので即決してしまいました。納車翌日にはPep Boysへ行ってアルミホイールを装着し、嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。
2.6L SOHCのG54Bを搭載していましたが、日本ではデボネアに積まれていたエンジンだったと記憶しています。トルク型のエンジンで、パンチは無いものの扱いやすく、ミッションも節度感がありスパスパ入り気持ちよく三菱のクルマっていいなぁと思いました。それまでのAccordがオーディオが壊れていてラジカセを積んでいたので、AM/FMカセット+6スピーカーは夢のようでした。
当時のアメリカでは法規制によりスピードメーターの表示が85マイル(約140km)までだったのですぐに振り切っちゃいましたが、おそらく最高速は170kmくらいで、ゼロヨンは18秒前後のような印象でした。
このクルマでは近所のダートでドリフトごっこをよくやってましたね。今にして思えば、コーナー進入時にアクセルオンでテールを振り出し、カウンターを当て終わり・・・当時はそれがドリフトだと思ってました
埃だらけになったエンジンルームは水をかけてジャブジャブ洗ってましたし、Pep Boysで怪しいケミカルを買ってきてはあれこれ試してましたね。
オイル交換、クーラント交換等の日常的なメンテナンスは全て自分でやってました。車載パンタジャッキだけで下に潜って作業していましたので、よくまぁ下敷きにならなかったものです
一度だけ大学の駐車場で開催されたジムカーナ大会に出場しましたが惨敗でした。。。
約3年間で5万マイル(約8万キロ)走り手放しましたが、クルマを振り回すことやイジることの楽しさをChallengerで学びました

Posted at 2010/03/31 21:52:12 | |
かつてのクルマ | 日記