Cabrioletの右ハンドルかCoupeの左ハンドルかの判断材料として、右ハンドル仕様の997Carrera (Coupe)のPDKに乗ってみました。
アクセルペダルを踏み巡航している限りでは問題なし。フットレストは横幅が足りないものの、これは加工すれば対処可能。
しかしながら、ブレーキペダルに触れた瞬間、ペダルが左へオフセットしていることに違和感がありました。通常ブレーキング時に右脚は真っ直ぐになるのですが、ちょっとオネエ座り気味になってしまうのです
この姿勢を強いられる長時間の渋滞は辛いかもしれないなぁ・・・と思ったのが正直なところ。。。
991の右ハンドル仕様がどうなのかはわかりませんが、なんとなく997と近いペダルレイアウトである予感がします。
慣れの問題といえばその通りかもしれないのですが、個人的には左ハンドルがいいです。
・・・となると、Cabrioletの右 or Coupeの左は、Coupeの左を選択することに。
大人のオープンカー煩悩に揺れるお年頃としてはCabrioletに少々未練が残りますが、常時オープンであればCabrioletの左でも問題ないものの、日常の足として乗ることを考えるとそういうわけにもいかず、実用性を重視しCoupeに軍配が上がってしまった次第であります。。。
さてさて次なる選択は、、、
■スポーツシャーシーは必要なのか?
右ハンドル検証後、F355challengeを小一時間ほど走らせてみました。目的は991をどう乗りたいのか?それによってにスポーツシャーシーが必要か否かをもう一度考えてみようと思ったからなのです。
コースは首都高&一般道。箱崎で出て京橋から再び乗るまでの区間、小腹空いて月島へ寄ってもんじゃ焼を食べたいなぁ~と、ふと思いました。しかしながら、この車高で止められる駐車場を探すのは面倒ですし、かといって聖路加タワーの地下駐車場に止めて佃大橋を渡るのも助手席方面から却下されそうですからしかたなく通過
うーむ、こんな時は20mm車高が下がるスポーツシャーシーを選ばない方が便利かなと、実に軟弱な理由が浮かんだのでありました。
どのコインパーキングや機械式駐車場でも止められることが、日常の足として乗るならば重要。であればスポーツシャーシーは装着すべきではないのでは。
しかしながら、その一方で体育会系の自分に闘魂注入
され、フロントリップやマフラーを多少擦ろうが気にせず乗るのが漢であろうと。喝っ!!!
・・・ここからはマジメに書きますです
スポーツシャーシーを選ぶと、スプリングレートが上がり、スタビライザーはより曲げ剛性の高いものとなります。さらにフロントリップが延長されますし、リアスポイラーもより高く跳ね上がるのです。
標準PASM+PDCCが試乗車&広報車の一般的な組み合わせのようですが、PASMスポーツシャーシー+非PDCCの組み合わせも個人的にアリではないかとも思うのです。
ちょっと脱線しますと、スポーツシャーシーならば、どうせならPDKではなく7MTを選びたくなってしまいます。それが数日前にAUTOCAR誌の本国サイトを読んでいたら7MTに関する次のような記述があったのです。「7速へシフトアップ出来るのは5速もしくは6速、4速→7速は出来ない。また7速からシフトダウンする際は3速と4速のギアポジションの中間に通常のクルマと同様にニュートラルがあるので、7速→6速もしくは7速→5速に慣れるのに時間を要する。」と。サーキットではオーバードライブの7速へ入れることはありませんので問題無しかもしれませんが、公道では(特に高速)7速から5・6速へ落とすことはあると思います。読んでいてこれだったら従来の6MTの方がいいのになぁ・・・と。そう考えるとPorscheはMT派の為に7MTを用意したものの、実はそんなにフィーリングを重視していなくて、スポーツドライビングはむしろPDKで楽しんでください!と言いたいのかなとも思ってしまいます。であればちょっと残念ですが。。。
・・・話を元に戻しますと、現時点ではスポーツシャーシーに心が傾いておりますが、いかんせん実際のフィーリングが情報不足なので保留します。
ハッキリしていることはPDCCは選択しません。専門家のお話を伺っても先代Cayenneの後期型からオプション装着できるようになり、確かにいいようです。でも免許を取得して以来30年ずーーーっと慣れている自分のロール感覚を優先したいと思います。自分の感覚や腕とは関係なく、全自動コーナリングマシンであるクルマに委ねるのにどうしても抵抗があるからなのです。
・・・というわけでこちらの曲↓をどうぞ
VIDEO
Posted at 2012/04/09 18:45:35 | |
991Cabriolet | 日記