991Cabrioletは様子を見ながら少しずつ回転を上げていますが、いやぁ~速いですね!
私見ですが、恐怖を感じることなく気持ち良くサーキット以外の場所でも思いっきり踏めるのがFerrariならF355まで、Porscheなら993までのような気がします。もちろん360Modena以降&996以降も踏めと言われれば踏めますが、それは優秀な電子制御に守られているからこそ安心して踏めるような気がしてしまうのです。自分の腕ではなく電子制御が優秀なのだなと。。。
それともう一つ感じるのがMTの限界。ここまで速くなってしまうと感覚的に3ペダルでは追い付かず、確かに2ペダルが合っているなぁと思います。MT派のボクが言うのもなんですが、991にはPDKの方が向いているような気がします。もちろん7MTを操る楽しみも大いにあるのですが、速度・回転数に対する情報処理があまりにも速すぎて、性能をフルに発揮しようと思うと3ペダルではPDKにどんなに頑張っても太刀打ちできないことを悟りました。一例を挙げますと、5速で緩やかに加速しながらキックダウンスイッチまで踏み込むと、2速へシフトダウンしちゃうこともあります。MTならまず5→2速へは一気に落としませんよね。PDKの賢いところはそんな状況下でも決してオーバーレブしないこと。
ボクはこれまで30年以上もMT車に乗りながらなにをやっていたのか?とその晩枕をすみれ色の涙で濡らしたのでありました(笑)
991GT3がPDKのみになると聞き、漢のMTが消えることをとても寂しく思いましたが、性能をフルに発揮するのにはPDKなのだなぁ・・・と感じ、同様に458ItaliaからMTが消えた理由も納得しましたです。。。
しかしながら、電子制御等に頼らず自分自身で操ることに喜びを見出したい!との想いが個人的には強いのです。過剰ではなく適度なパワーを使い切り、MTを駆使し、乗りこなすこと!
そういう意味では手前味噌ですがF355challengeは唯一無二の存在ですし、昨年まで苦楽を共にしたドリー号@S15は風間さんのお陰でとてもバランスの良いクルマでしたし、それから修業時代を支えてくれたNA8Cも最高でしたね!あっそれとMINIも!やはりボクには90年代までのクルマの方が合っています。
もちろん991も末永く乗りますが、CoupeではなくCabrioletを選んだのは自分には良かったと思います。肩の力を抜いてゆったりも乗れますしね!
今沸々を湧き上がる煩悩はもっとアナログなクルマ。
その筆頭がナロー。
ここでナローへの想いを僭越ながら語らせて頂きます。
イタイケな少年時代、「サーキットの狼」で早瀬左近が駆ける73RSよりもミーハーよろしく風吹裕也のLotus Europeを応援していました(笑)
ナウなヤング時代、1984年頃だったと思いますが、LA近郊の路上に「For Sale」とプレートを掲げた綺麗なナローが止まっていたのです。価格は7000ドル。当時の為替はプラザ合意前ですから1ドル=230~240円なので約160万円前後になってしまうものの、興味本位でオーナー氏に電話してみました。すると911じゃなくて912とのこと。なぬ!912っていうのがあるの?と混乱したのでありました。。。
それ以降ナローの存在はすっかり忘却の彼方へ・・・となったのですが、数年前のある日、妙齢の女性と買い物へ出かけると六本木の某ショップにナローのモデルカーがあり、「あっ!カワイイ~!このクルマ~!」とか言っているのを耳をダンボにして聞いてしまい、うーむ、、、もしかしたらナローに乗ったらモテモテになるのではないか?と不純な妄想をし、ナローへの想いが再燃しました!・・・というのは51%くらい事実です(笑)
ナローの知識といえば代表格である73RSと吉田匠氏が「2.0リッターのSが楽しい!」と書かれていた記事を読んだ程度。
そういえば2年前、飯倉のMIZWAに綺麗なナローが展示してありました。'69 911S。富士小山デポでしっかりと仕上げられたクルマらしく程度極上!でもお値段は1300万円也・・・。
個人的にはオリジナルに拘らず、徹底的に軽量化し、エンジンを載せ替えても構いません。近頃増えつつある体育会系ヒルクライムも魅力的ですし、サーキットでドリフトさせて楽しく乗りたいなぁ~と妄想。
でもナローでドリフトをかまそう!なんて不良イグレシャスな人はいないだろうなぁ・・・と思っていたら、先日FSWでお会いしてしまいました・・・
ドリさんに(爆)
あれこれ物入りなことが多い今日この頃でありますから今すぐには無理ですので、まずはじっくりお勉強から始めてみようと思います。
つづく!
・・・というわけでこちらの曲↓をどうぞ!
Posted at 2013/02/26 20:01:52 | |
ナローに恋して | 日記