昨日の続きをば。
担当氏によれば完売したはずの限定車のEdition 1がまだちょっとだけ残っているとのこと!
「限定」「最終」といった言葉の響きに滅法弱いボクは煩悩に包まれ始めたので、、、取りあえず帰宅し頭を冷やしてから、、、
本日、高速も含め1時間ほど試乗してみました!
まずはシートを合わせてみたところ、腰のホールドはまずまずではあるものの、サーキットで乗るならもう少し肩のホールドも欲しいところ。
エンジンを始動し、ブリッピングしても2000rpmまでしか回らないのでC63のような周囲を威嚇するようなワイルドさは味わえません(笑)
走り始め、電動パワステがもう少し重い方が好みかなぁ~と思いつつATをSモードにしてスロットルを踏み込むとなかなかの速さですが、チューニングカーやスーパースポーツカーの経験がある方からすればびっくりするような速さではないと思います。
でもターボラグを感じにくく、低速トルクも十分にあり癖が無いエンジン特性はいいですね!
シフトダウン時のみならず全開加速時のアフターファイヤーは、おそらくこれまで実直な人生を送ってこられた方には刺激的かもしれませんが、さらなる不良イグレシャスな世界を知っている方にとっては意外に大人しいなぁ~と感じられるかもしれません。。。
AMGスピードシフトDCTはSLS AMGと同様に991のPDKのSport +と比べれば少々レスポンスは鈍いですが、だからといって公道上では特に不満を感じませんでした。
ブレーキはやや初期制動が強めですが、奥でのコントロール性は良好。公道の範囲では制動力に不満は無かったですが、サーキットではおそらく1.5トンを超える車重を考えるとパッド交換、冷却ダクト等の対策が必要な気がします。
ハンドリングに関しては、ホットハッチならではの俊敏なステアリングレスポンスを求めれば少々物足りず、どちらかといえばハンドリングマシンというよりも安定志向。緩く長いブレーキングの直後にステアリングを切り込んでいってもヨーの立ち上がりにタイムラグがあり、ステアリングを通してフロントタイヤからの情報が伝わりにくい印象。サーキット走行するなら個人的にはリセッティングしたいところ。
乗り心地は減衰調整機能を持たない固定式ダンパーに235/35R19(Edition1のみ)を履かせる割には良好で、ショートホイールベース特有のピッチングが上手く抑制された味付けだと感じました。
おそらく235/40R18を装着する標準車の方がさらに乗り心地は良好でしょう。確かに19インチの方がルックスはカッコいいのですが、このクルマには18インチの方が合っているような気がしますし、サーキット用も18インチを選ぶべきかと。
余談ですが、FFベースの4駆で駆動配分が100:0から50:50へと変化するわけですから、もしもこのクルマでドリフトをかますならばフロントのグリップが確保できるドライ路面でブレーキングドリフトに持ち込むしかないかもしれませんね。
ところでエンジンルームを覗くとスペースに余裕がなく、熱が逃げにくいようにも見受けられるのでサーキットを安心して連続周回するならば水温と油温対策を講じる必要があるかも!?
総合的には「
ちょっと悪を装っていながらも実は真面目 」といった印象。
人間でもこういうタイプはモテます(笑)
真の悪だと公道には向きませんので、この塩梅がむしろいいのかもしれません。
「公道でも適度な刺激が欲しい!」という方にとってはたぶんハマるクルマでありストレス発散用になりそうですね!
もしもボク自身が乗るならばカナードやウイングが付くEdition1ではなくノーマルのA45にして、エンブレムをA180に換えて羊の皮を被った狼路線がいいですね!
一応4駆ですのでMLから乗り換えるのはどうかなぁ~と5秒ほど妄想してみたものの、運転席をボクのポジションに合わせてからリアシートに座ってみたところ膝がきつくて、MLの室内空間に喜んでいる親族からヒンシュクを買いそうですし、、、
またトランクもTumiの最大サイズのスーツケースがリアシートを倒さない限り入らず、、、
地方巡業用には不適格であることが判明し、妄想はあえなく消え去っていったのでありました(笑)
ボクの場合はともかく、AMGといえどもAクラスに乗り出し700以上支払う価値があるかどうかは人それぞれの判断で良いですし、このクルマしかない!という頑なな意志があるならばいいと思いますよ!>某氏!
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
VIDEO
Posted at 2013/10/27 20:36:16 | |
気になるクルマ | 日記