
オーナーさん達のご好意により、定常円旋回を試させて頂いたクルマのうち以下の3台をご紹介します!
1.Alfa Romeo Guilia Sprint GTV
年式が1965 or 1966かは聞きそびれてしまいましたが、いわゆる『段付き』と呼ばれるモデル。エンジンは2.0Lへと強化されており、1.5WAYの機械式LSDを装着。
1速に入れゆっくり走り始め、キャブがかぶらないよう回転を上げつつ、2速で定常円旋回を開始!
スライドを維持する為の角度がどのあたりなのかを探すのに少々時間が掛かりましたが、わかってしまえばOK牧場!
おそらく実馬力では150psに満たないかもしれませんが、軽量のボディと相まって実に軽快!
イタイケな少年時代、父と見に行った近所のクルマ屋さんにあったAlfa Romeo Gulia 2000GTVのことを思い出したりして、ゆったりとした昭和な気分に包まれました😊
2. 1977 Porsche 930
この年式は2.7Lですが、この個体は3.0SCのエンジンに換装されており、LSDも組まれていました。
オーナーさん曰く『リアをスライドさせるきっかけはアクセルオンのみです』とのことだったので、アクセルオフでリアの荷重を抜き、その瞬間にアクセルオンでリアをスライドさせる方法を実演してみました。
RRやミッドシップはスライドのきっかけを柔らかくした方が角度を決めやすいからなのです。
でもこのクルマは比較的大きな角度をつけても自由自在!3.0Lは意外にトルクがあり、RRならではのトラクションと相まってグイグイ前へ押し出してくれました!
2速ドリフト旋回しながら助手席のオーナーさんに『回転域をずっと観察していてください!』と頼んだら、『4200rpmでした!』とのこと。
リアタイヤの摩耗さえ気にしなくて良いのであれば、回転を上げさらに大きな円を描くことも可能だったでしょう!
切れ角UP加工してドリ車にしたいくらい楽しいクルマでした😊
3.1990 BMW E30 M3 Sport Evolution
かなり貴重なクルマであり、E30 M3の最終進化版。ボク自身このクルマのステアリングを握るのは約30年ぶり。あの頃はドリフトなんか出来ず、サイドターンやアクセルターンで自己満足していました😅
結論書いてしまうと、前後バランスが素晴らしい!体幹を中心に曲がっていき、素直でとても乗りやすいなぁ~と感動。930に乗った後でしたのでもう少しパワーがあればとは感じましたが、それでも十分以上にドリフトを楽しめました!
これ以外では動画が無いのですがスズキカプチーノでも2速定常円を試させて頂きました!
浅い角度からテールを振り出し、あとはアクセル全開!全開!またまた全開!!
ドリフトを維持する為のライン取りやパワーゾーンを外さないようにする走らせ方はロードスターと共通であり、ドラテク修業にも適したクルマですね😊
・・・というわけで60年代から90年代初頭まで一気乗りさせて頂きましたが、今後ボクを夢中にさせてくれる旧車があるかもしれないなぁ~と予感させてくれる貴重な体験でした!
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
Posted at 2021/09/14 10:09:15 | |
気になるクルマ | 日記