
今日のCS放送フジテレビNEXT F1 LEGENDS THE BEST GP '89-'90 は1990年の開幕戦アメリカGPでした。
ジャン・アレジがアイルトン・セナと一騎打ちを演じて、一躍有名を馳せたGPとして記憶に留めている方も多いでしょう。
予選はピレリタイヤ勢が躍進。
このGP直前にグッドイヤーからピレリタイヤにスイッチしたティレルチームはタイヤテスト無しにレースに臨みましたが、アレジが予選4位、中嶋悟が予選11位と好ポジションにつけました。
*中嶋選手は日本を発つ時に報せを聞いたそうです。日本グッドイヤーの壮行会にも出ていたのにね。
前年鈴鹿のシケイン不通過から端を発し、シーズンオフに自身のスーパーライセンス発給停止まで事態が悪化したアイルトン・セナは予選5位と精彩を欠きます。
決勝は1コーナーを制したアレジがレースをリード。

それをセナが追っていく展開です。
そしていよいよセナがアレジに追いつき
アレジをパス
ところが次のターンでアレジがセナを抜き返す! (樹が邪魔!!)

ジャン・アレジのキャリアベストといっても過言では無いシーンですね。
その後セナがアレジを再びパスし、以降はアレジを引き離し独走の優勝。

終わってみればいつものセナパターンの優勝劇でした。
'90年のアメリカGPといえば、アレジVSセナのシーンの他に良く出るのがこのシーン・・・

マンセルのフェラーリがカチカチ山状態でリタイア。
6位入賞の中嶋悟 ティレル018。青白のカラーがとってもカッコ良いです。

ヘルメットのバイザーにHONDAのロゴが入る中嶋選手がフォードエンジン搭載車(カスタマー仕様のコスワースDFRですが)に乗るのは意外でしたね。
前年のロータスはジャッドエンジンでしたが、ジャッドは無限MF308がベースでしたから。
決勝結果は以下の通り。
おまけ。
1990年のEPSONのCMのひとつです。
撮影は開幕前のへレステストでした。
このテストで中嶋選手のリアウイングが走行中に脱落してクラッシュし中嶋選手が身体を痛めたため、
ジャン・アレジが中嶋選手のヘルメットを被って走行シーンを撮影したって話でしたね。
Posted at 2011/01/16 00:37:28 | |
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