
一昨日発売日だったラリー雑誌「WRC PLUS」を買ってきました。
最近は刊行ペースも鈍り、今年はこれが4冊目。
値段に反比例して本の厚みは薄くなってきていました。
創刊当時は多くの自動車メーカーがワークス参戦して白熱していたWRC。
日本車もトヨタ、三菱、スバル、スズキと参戦していたのが、トヨタが欠け、三菱が欠け、ついに2008年末でスバルもスズキも撤退。
以降はシトロエンとフォードの2メーカーのみ。今季からフォードが(名前だけ)撤退したものの、VWが参戦し、来季はヒュンダイが復帰。
この間、2001年に日本で初めて国際格式のラリーが開催され、ついに2004年WRCが日本で開催。
それも2010年で途切れてしまいました。
WRCと日本の関係が薄くなるにつれ、雑誌の内容も次第にマンネリ化。
店頭に置いている書店も少なくなり、ボクも惰性で買っている部分がありました。
2003年にペター・ソルベルグがワールドチャンピオンになり、今季セバスチャン・オジェがチャンピオンになるまでの9年間、WRCはセバスチャン・ローブとシトロエンの独壇場。
(フォードのヒルボネンが僅か1ポイント差という年もあったけど、印象としてはローブの独走)
WRC専門誌にはローブ1強時代の誌面作りはとても難しいものであったのではないでしょうか。
(今年のWRCはオジェとVWの独走だし。)
そして今号の最終ページに
「WRC PLUS 完結。」の文字。
ついに来るべき日がやってきたのか・・・。
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これまでもWRC雑誌は、RALLY SPIRITやRALLY X誌が休刊していますが、
両雑誌ともボクが購入しなくなってから休刊しているんです。
創刊号から全て読んでいた雑誌が休刊になるのは今回のWRC PLUSが初めて。
それだけに喪失感に襲われています。
(山海堂が解散してRALLY Xが予告無しに休刊した時の方が喪失感大きかったかな)←ココ余計
WRC PLUSには、2010年のラリージャパン掲載号に写真を載せてもらいました。
今となってはラリージャパンと共に良い思い出です。
Posted at 2013/10/17 19:32:42 | |
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