
11月10日の納車から12日が経過。
総走行距離はまだ670km程で慣らし運転も終わっていないのですが、既にスタッドレスタイヤに履き替えた事もあり、ここまでのインプレッサWRX STIの感想を記したいと思います。
成約は9月10日、カタログモデルながらアイサイト搭載車やXVハイブリッドの絶好調のあおりで?受注生産となっており、工場出荷は10月21日の週。
登録日は10月25日と、偶然にもボクの誕生日と同じになりました。
アプライドはE型です。
エンジンは海外仕様をベースとしたEJ25 2.5L DOHC シングルスクロールターボ

221kW(300PS)/6200rpm、350N・m(35.7kg・m)/2800~6000rpm
最大トルクを2800~6000回転で発揮し続けるのが特徴ですが、まだ慣らし運転中で未体験。
6MT車と違い、不等長エキマニのままなので、排気干渉による水平対向エンジンらしい「ゴロゴロ」とした猫なで声の様な音が2000回転付近から聞こえてきます。
以前乗っていたGD9、GG3インプレッサは等長エキマニだったので、いわゆるスバルサウンドは初体験。
これだけパワフルな車だと、ATのクリープも力強く、出足が鋭くて市街地走行では扱いづらいのでは?と思っていたのですが、全くそんな事は無く出足は穏やか。
本当に300馬力のエンジンなの?と疑うほどですが、これはまだ慣らし運転中で回転数に気を付けながらのアクセル操作だからかも。慣らしが終わってグイっとアクセルを踏み込むようになったら印象も変わるのかな。
ちなみに100km/hくらい出ていても全然スピードを感じさせません。
穏やかなのに意外とスピードは出ているので、気を付けて運転しないと違反点数が積み重なるかも^^;
タイヤは6MT車と共通の245/40R18のポテンザRE050A

オプションのBBS製鍛造アルミホイールとの組合せ。
乗り心地はスゴク良いです!
とは言うものの、「フカフカに柔らかいクッションが心地よい」という類の乗り心地の良さでは無く、非常に引き締まった硬い足回りである事は間違いありません。
自宅周辺は震災で傷んだ道路が補修されずそのままな上に、復旧工事の大型車両が多く通過する事で路面の凹凸が激しいのですが、不快な突き上げを感じないのです。
タイヤが路面の全ての凹凸を拾っているのを感じるのですが、それが不快なショックとして伝わるのではなく、適度にいなして伝わってくる感じです。
ハンドリングは過敏。
ステアリング操作に対して素直に反応しますが、チョット素直過ぎるかも。
ニュートラルステアでの遊びがほとんど無く、1時~2時(11時~10時)位置でのステアリング操作の俊敏性はこれまで乗ってきたどの車よりも鋭いです。
個人的には、分厚いトルクにのってゆったりと車を転がすスタイルが似合うA-Lineにはやや過激かと思います。
スタイリングは?

ロングノーズショートデッキの古典的スタイル。フロントオーバーハングが長いのが気になるかな。

大型リアスポイラーが無いので、真後ろからのスタイルはイマイチなんですが、こうやって角度を付けて見ると、スポイラーが無い事で目線が膨らんだフェンダーに向き、よりスパルタンな印象となり、結構イケてると思います。(贔屓目)
HB車にトランクを後付けした感がアリアリですが、WRX STIではむしろこの違和感が“凄み”を感じさせている気がします。(これも贔屓目)
ところで、ナンバープレートの上のガーニッシュがボディ同色塗装となっています。
2012年の年次改良で“トランクガーニッシュをボディ同色とし、ボディとの一体感を高めました。”
と
プレスリリースにあるのですが、これってコストダウンですよね?
以前の様な銀メッキがアクセントになっていてカッコ良かったのになあ・・・。
内装は

サンルーフが欲しかったので、プレミアムパッケージを選択。タンレザーシートが標準装備。
インパネは彩度を落としたダークメタリックの加飾パネルが組み込まれ、前期モデルよりも落ち着いた雰囲気です。
若干硬質プラスチック感が漂っていますが、デビューが6年前の車なので質感を期待するのは厳しいかな・・・。
装備品のレベルはフィットと同等。いまや軽自動車でもフル装備が当たり前の時代。質感を別にすれば、装備品での差は付きにくいのかも?
残念なのはオートライトがディーラーオプションな事くらいかな。
トランクルーム

意外と狭い・・・?
狭い事もさることながら、奥側が盛り上がっているのが気になります。
ウチのカミさんは荷物が多いので、里帰りの際は不安だなぁ^^;
2014年1月8日追記
年末年始のカミさんの里帰りの際、8泊9日分の荷物をトランクに積み込みましたが余裕でした。
GG3インプからHB車ばかり乗り継いで来たので、トランクスペースに高さを感じなかったのが、「狭い?」と感じた要因です。
実際は十分な広さと奥行きがありました。が、トランクのアームが意外と内側に張り出しているので、トランクを閉じる際は荷物がアームに干渉しないように荷物の高さに注意が必要です。
とまあ、思いついた事をズラズラと書き連ねましたが、こんなところでしょうか。
通勤、ファミリーカーとしての用途を十分以上にこなしています。
繰り返しになりますが、この車の扱いやすさは想像以上!
慣らし運転が終わって、サマータイヤに戻す来春以降が待ち遠しいですね。