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2014年09月06日

ジネッタG4の想い出

ジネッタG4の想い出   この夏の間、ブログのアップを長らくサボッテいました。サンクターボもまだ復帰に至らずネタも無くて・・・・。
  ということで、今回は昔の想い出の車シリーズ第二弾(誰も覚えていないと思いますが、第一弾はセリカGT-TSでした。)ジネッタG4について書かせていただきます。
  
  セリカGT-TSから始まった僕の車歴ですが、その後2台のこれまた想い出深いクルマを経て、早くも辿り着いた1つ目の頂点がこのジネッタG4でした。(ちなみに2つ目の頂点が今のサンクターボ)調度今から20年前。1994年のことです。
  もちろんこの頃も常にサンクターボは意中のクルマではありました。この頃の相場は既に手の届く範囲に有りましたし。しかし、まだまだ若かった僕の選択はより刺激的なクルマに・・・。

  ジネッタというメーカーは、60年代までのイギリスに数多く有った所謂バックヤードビルダー。(その中で最も成功したのがロータスですね)いくつかのスポーツカー&レーシングカーを作っていますが、その中でもメジャーなのが、G4、G12、G15の3台でしょう。いずれも、スチールフレームにFRPボディを被せた構造。エンジンは当時のイギリス製の量産エンジン(もしくはレーシングエンジン)の流用でした。ただし、駆動方式はG4:FR、G12:MR、G15:RR と3者3様です。

  で、G4ですが、メカニズム的にはロータス7に極めて近いクルマです。でもイギリス車にしては珍しく?魅力的なボディが載っているところに凄く惹かれました。さらに調度この時期、このG4,G12の再生産が始まりなんと新車でも買えるクルマに。日本でもジネッタが(一部のクルマ好きの間では)かなりメジャーなクルマへとなっていたのでした。
  そんな中、僕も世田谷にあった当時の輸入元のショールームに出掛けて行きました。流石に予算的に新車は無理なのは分かっていたのですが・・・。ところが、新車が無理ならばこんなクルマも有りますよと、イギリスに有るという当時ものの車輛を紹介されたのです。しかもお値段的には新車よりかなりお安く。若かった僕はこの業界のことも良く知らないまま、なんと写真も見ずに契約してしまったのでした。

  その後は、紆余曲折?しかしながら契約から1年以上(ひょっとしたら2年近くだったか?)を経て(もちろん契約時点ではこんなに掛かるはずではなかった。ただ持ってくるだけとのことだったので。)奇跡の納車となったのでした。(実際、当時僕の周りにはお金だけ払って僕以上に待たされている新車の納車待ちの方々がかなりいた。)
そして遥々イギリスから届いた僕のG4は、契約時にはロードカーだったはずがなんとバリバリのレース仕様。しかもチャンピオンも取ったクルマだとか。(ただし上陸後、レースパーツは別料金だとか言われてしっかり追金取られました)でも正直、結果的にはもの凄くお買い得なクルマでした。1964年式とは言え、近年レース用に組み上げた際に隅々まで綺麗に仕上げてあったクルマだったのです。




  納車直後は調子悪かったのですが、(そんな業者だったのでガス検通してそのままだった?)点火タイミング合わせてやったりちょっと弄っただけで絶好調に。もっぱらサーキットや箱根の芦ノ湖スカイラインで楽しんでいました。
ある時、筑波サーキットで輸入元の社長の乗るG12を追い掛け回していたら次の日、担当から、そのクルマ売る気ないですか?とか電話が掛かってきたことも。(G12も最初はみんな新車装着のしょぼいタイヤを履いていたのでコーナーでは遅かった。エイボンのセミスリックを履き出したらたちまち激速になり、まったく追い付けなくなりましたが。)
ちなみに僕のG4のエンジンはスーパー7でもポピュラーなフォードのOHV(通称ケントエンジン)ただし、通常は1600ccベースの1700cc仕様が多い中、僕のエンジンは日本では珍しい1300ccベースの1400cc(なんとサンクターボと同じ)だったのでパワーはそれほどでもありませんでした。(英国で参戦していたレースのクラス区分上この排気量を選択していた模様)でもショートストロークエンジンゆえのフィールは最高!8500rpmまで回りました。(常用8000rpm。無論かなりのチューンがしてあった。)
まさに公道も走れるレーシングカー!!でも以外と公道でも乗りづらさはまったくありませんでした。(低い地上高以外は)正に僕の青春のクルマです。







こちらの写真の注目点は、後ろのクルマ。なんとフェラーリ250GTOが3台も(当然全部本物)さらに250GT SWBもみえますね。こんなクルマと一緒のイベントに参加できるなんて感無量でした。


  しかし、そんな青春も長くは続かなかった・・・。結婚を機に乗れる頻度も激減。このままではクルマが朽ち果てるのみか・・・(なんと露天駐車でした)との思いから手放すことに。

  こちらの動画は、ジネッタ最後のドライブの日の模様。(とりあえず今時点でPC上に保存されている唯一のジネッタの動画だったので)カメラマンとして止む無く?嫁を助手席に。ちなみにこのクルマ助手席が無く、同乗者には床に座布団を敷いて乗ってもらっていました。


 ジネッタの話はまだまだあるのでまた別の機会に。(デジタル化されていない車載動画をアップするのは骨が折れそうだけど折角の想い出なのでデジタル化しておきたい。)

 最後に、サンクターボの近況ですがまだいくつか懸案事項が残っていましてスポーツ走行はNGの状態です。9月中の復帰も難しそう。残念ながら9/21のSUZUKAは断念です。涼しくなってきたけど今後の予定は全く白紙。
 そういえば、今年のルノースポールジャンボリーはどうやら11/15(土)になるようですね。今年も走れれば良いのですが。
ブログ一覧 | ジネッタ | クルマ
Posted at 2014/09/07 00:14:48

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この記事へのコメント

2014年9月7日 7:04
おはようございます。

東京に手伝いで呼ばれた時に、私も世田谷のショップでジネッタG4を初めて見て一目ぼれしたんですよ~ ボディー形状がとても素敵ですからね、それ以来好きな車の一台です。
コメントへの返答
2014年9月7日 9:55
ジネッタは魅力的ですよね。
G12なんてとても小さいけど、まさにレーシングカーです。
今はエリーゼとかも有りますが、やはりロードカーですからね。
2014年9月7日 19:36
はじめまして。イイね、ありがとうございます。
業者からの購入、なーんか、昔を思い出しましたよ。

それにしても、ラウンドチューブフレームとは、貴重な個体だったんですね。
コメントへの返答
2014年9月7日 21:57
本当に奇跡的に良いクルマに巡り会えました。
リヤカウルも含め、簡単に外せてメンテナンス性も最高でしたよ。

でもやはりG12は憧れでした。
2014年9月7日 22:49
はじめましてm(_ _)m
泣く泣くのginetta断念の 悔しさ動画からも わかります…
貴重な レーシングginetta動画 ありがとうございましたm(_ _)m
コメントへの返答
2014年9月7日 23:28
車趣味の一つの節目でした・・・
まあ、懲りずにまた古いクルマでサーキット走っていますが。(笑)

G4お乗りなんですね。
ジネッタまだまだ魅力的です。
2014年9月7日 23:36
鈴鹿は残念ですが、きちっと懸案事項を克服されるのが後々のことを考えると賢明かと。
「秋タボ」には是非絶好調で(笑)期待しております。
コメントへの返答
2014年9月8日 0:15
イヤ~流石に今回は、自分のサンクで参加したいです。秋タボ!!
そして冬には、TC2000の自己BEST更新が当面の目標です。
2014年9月8日 16:04
これはまた懐かしい。
そーいや俺のインテRと一緒に何回か走行会行ったねー
コメントへの返答
2014年9月8日 21:42
あの頃はまだ20代か……
まあ、中身は今もそれ程変わってないけどね。
2014年10月31日 3:08
きれいな個体だったんですね。
私も本当は軽い60年代のオリジナルのOHVが欲しいのです。

コメントへの返答
2014年10月31日 6:59
そうですね。最初、日本に入って来た時からとても綺麗なクルマでした。
結構個性的なG4でしたが、サーキット走ってもトラブルも少なく、本当に良いクルマでした。

プロフィール

「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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