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本日はジュリアのシェイクダウンに筑波サーキットジムカーナ場に行ってきました。
調度お仲間の貸し切り走行があるとのことでこれは絶好のタイミング！とばかりに駆けつけた次第。

会場には筑波ビギナースジムカーナ参戦中の皆さんに加え、
遥か昔、ジネッタG4のメンテナンスでお世話になっていたSさんのエラン！
さらにはこれまで中々お会いする機会の無かったみん友のヒロSさんのド派手なロータスヨーロッパも登場！



これは楽しい1日になる・・・
はずだったのですが・・・
タイトル通り、シェイクダウンは過酷な結果となってしまいました。

最初の1本目をはコースを間違えないように走るだけで頭が一杯。
どんな走りだったかも（車載映像を見返すまでは）今一頭に残っておらず。
ただタイトコーナーではパワーでお尻を出すことができることと、ドアンダーで曲がらないなどと言った変なクセも無くちゃんと曲がってくれることは分かりました。

そしてもう少し落ち着いて走れるはずだった2本目。
スタート時点では問題無かったものの、その後すぐの序盤でトラブル発生。
エンジンが吹けない！？
最初はキャブがかぶり気味になっているのかと思いましたが少し走って、どうも何かがトラブったらしいと気づきそのままパドックへ。

エンジンルームを覗いてみて最初に分かったのは、ラジエターファン（機械式）のシュラウンドがバラバラに壊れており、さらに樹脂製のファン自体も羽が全て折れて無くなっていたこと。

恐らく、ロールした際にエンジンが動き、ファンがシュラウドと干渉したものと推定されます。
外から見ていた人の話では何かが一気にバラバラと飛び散ったのが見えたとのこと。渡された破片は正にファンの羽の一部でした。

と、これだけのトラブルで終わってくれていれば軽傷だったのですが（自分のクルマには機械式ファンに加え、ラジエター前面には電動ファンも付いているので走るのには問題無かったので）この時エンジンにも異常が発生してしまいました。
ドロドロと明らかに吹けが悪く、アイドルもしない状態。
プラグコードのチェックやプラグ交換をしてみましたが症状変わらず。
駆けつけて来てくれたエランのSさんにチェックしてもらったところ4番シリンダーが全くエアを吸っていないのが判明。プラグも全く燃えていない状態。
そうすると不具合の発生した状況から考えられるのは、バラバラになったファンの破片をエンジンが吸ってしまいバルブにダメージが出てしまったのではないか？
との診断でした・・・

が～ん

私のクルマ、最初からファンネル剥き出しでエアフィルター無しだったのです。
こんなこともあるのですね・・・後悔。


入院先が決まらないので取り敢えずクルマは一旦自宅へ。
復帰までは少々時間が掛かりそうです。
スポーツ走行するからにはリスクは付き物であることは十分承知していますが、知り過ぎているが故、再びの茨の道に震えが止まりません(笑)・・・本当は笑っていない（涙）


暫くは、僅か1分だけだったシェイクダウンの車載を見て過ごすしかないか・・・
極めてレーシーなエンジンの吹け上りはドラマが有って気持ち良かったです！

エンジンの慣らしの目安としていた1000kmの慣らし運転が終了し最後はオイル交換です。実は先週末に作業をやるつもりで準備万端。さあ作業に取り掛かろうとしたところで今回手配したオイルフィルターが現在ついているものとは全くサイズが違うことに気付き急遽延期した経緯がありまして。
英国のアルファショップにて105シリーズ用として売っていたフィルターなので間違いないはずだったのですが・・・
慌てて現在付いているメーカー純正品と同じものを国内ショップさんにて購入手配。
届いた現物を確認してみるとなるほど、このフィルター2種は外径は全く違うのですが取り付けネジや取り付け面のゴムシールのサイズは全く一緒であることが分かりました。

周辺スペースの関係をみても僕のジュリアであればどちらでも付きそうです。
因みにメーカー純正品は社外品の3倍程のお値段となります。しかし自分の手持ちのフィルターレンチでは社外品のサイズでは大きすぎて使えそうもない・・・。仕方ないので次回も純正品かな～。社外品でこのサイズがあれば良いのですが。

これまで乗っていたクルマではオイル銘柄の選択にあまり気を使ったことがなく、５ターボの時も普通にオートバックスで売っているものの中でやや良い銘柄（2000円/Lくらい）のものを使っていました。
今回エンジンビルドしたガレージさんの推奨銘柄はこちら。
WAKO‘S　トリプルR　15W-50　です。


今回ネット通販で安いところを見つけ5万円/20Lで購入。2500円/Lですか。
20Lのペール缶でオイル購入するなんて人生初めてです。
1L缶でも売っているのですが3000円/L以上するので20L缶で買うしかなかったのです。
さらに悪いことにジュリアのエンジンオイル容量は7.4Lもあり20L缶でも3回分にしかなりません（涙）

今回オイル交換に際し、新たに購入した部品はこちら。かなり大掛かりです。



まず20Lのペール缶からオイルをどう取り出すか？
ペール缶専用のスタンドが売られているのでこれを使うのが一番確かなのですが狭い自宅ガレージを考えると省スペースを優先させたいところ。
そこで口が広く、かつ蛇口付きのキャンプ用のポリタンクに一旦オイルを移して使う方法を考えてみました。

使ってみたところまあうまくは行ったのですが難点は蛇口からのオイルの出がかなり遅いこと。まあ当面これで頑張ってみます。

容量が多いのでオイル処理も大変です。オイル処理パックを使いますが市販されているもので最大容量は6.5Lのものまでしかなく。しかたなく4.5L×2個を購入。かつ直接オイルパックへという訳にも行かなくなり8L容量のオイル受けパンも購入しました。


今回海外ショップからフィルターを購入した際に合わせてドレンボルトパッキンを購入するのを忘れていました。仕方なく国内通販で購入しようと探してみましたがドレンボルトサイズが大きい為、一般に広く流通している国産のものでは合いません。
ネットで調べてみるとジュリアには内径22mm外径30mm程度のものが適合するようです。
結局Amazonで売っていたこちらのアルミ製のものを使ってみました。
現在着いていたパッキンは銅製のものでしたがアルファショップで売っているものはアルミ製のようだったのでこれで行けるかと。


ドレンボルト用の工具サイズは27mmとなります。そんな大きなサイズは持っていなかったので27mmソケットを購入。

このドレンボルトはかなりきつく締まっており手持ちのレンチでは力が足りず柄の長いトルクレンチを持ち出してきて緩めました。


オイルフィルターの位置は上から覗くとオルタネーターの下方に。


自分のクルマはバッテリーが移動済であったりオルタネーターが小型のものに交換してあったりでフィルターへのアクセスはかなり良く、普通に上から手で締め込み出来ました。
ただフィルターの位置が左右に広がったオイルパンのすぐ上にあるため、取り外しの際に流れ出るオイルはオイルパンの上に流れ出てしまうので事後の清掃が面倒です。

今回、初めて自分のガレージでジュリアをジャッキアップしてみました。
ジャッキはオイルパン後方のサスメンバーに掛けるのが良いようです。
馬を掛けるのも左右のジャッキアップポイントを使えば問題なし。

レベルゲージのMAXまでオイルを入れ結局使ったオイルは6.8Lでした。今回フィルター交換もしたのですが全量の7.4Lとは結構差が有りますね。


明けて本日、早速試走です。取り敢えず近場の大黒PAまで。
初めて（ちょっとだけ）7000rpmまで回してみました。
キャブが愚図ることも無く綺麗に吹け上がってくれました！！
これでひと安心。
今週、筑波のジムカーナ場でのシェイクダウンに臨みます！！
（お仲間の1日貸し切り走行枠に参加させてもらう次第）

本日の車載動画も撮ったのでよろしければどうぞ。
GOPROの集音はリヤナンバー後ろに外付けマイクを取り付けています。
しかし自分のクルマのマフラーは結構ジェントルでして。
此処まで回すと排気音より寧ろキャブの吸気音の方が物凄く、車内は凄まじい喧騒です。
今度、エンジンルーム（キャブの後方辺りに）にマイク取り付けてみようかな？(笑)

本日は午前中にジュリアのオイル交換をしたあと午後からはパシフィコ横浜で開催中のノスタルジック２Daysの見学に。
昨年のこのイベントは、朝一に行ったところ入場まで1時間以上待たされる悲惨な状況でしたが（コロナ確認が大きな原因のひとつでしたが）午後2時に到着した今年は一切の待ち無しですんなり入場。足早に2時間位で見学してきました。

機械式インジェクション！当時のワークス仕様のリプロでしょうか。

これは「私をスキーに連れてって」仕様のセリカGT4ですね。
当時はトレンディーだった(笑)あの映画ですが今見たら酷いのだろうな～


板は当然SALLOTです！！(笑)


フルレストア済のしかし特に役物でないただのクーペですがなんとお値段3000万円でした・・・


KP61。周りがことごとく高くなってしまった今、狙い目はこの辺りか！


毎年旧車のレストモッドを仕上げてくるエンドレスの今年の作品はファミリアクーペでした。ロータリークーペ登場前のクルマですね。



そういえばこの旧車プロジェクトの中心人物だったエンドレスの会長さんが今月亡くなられたそうで。次回作はあるのでしょうか？


おっGA2だ！懐かしのジムカーナ仕様かな？
と思いきやコックピットをみたらATでした・・・

どうやらこちらのプロモーション車輛だったようです。
懐かしのホイール。ブリヂストンのスーパーRAPが復刻されるそうです。


初代スカG。S54B！


なんとさりげなくフルコンインジェクション仕様となっていました。


S14シルビアですがなんとエンジンがL6です！
旧車に新しいエンジンは良くあるモディファイですが、とうとうその逆が出てきました。

老舗ハコスカショップのこちらのお車、エンジンがOS技研のTC24だったりとかなり手の入ったクルマです。
社長さんのお話に聞き耳を立てていたところなんとお値段3000万円！！だそうです。


OS技研ブースのトミタクさんコーナーには
最近トミタクさんが作った4AG


そして4AGブロックに隼ヘッドを換装した4AR
（昨年の1500ccの3Aエンジンベースから早速4AGベースに進化しました）

私個人の今年の大賞はこちらに。
日本では車載トレーラーまでのコーディネートは中々見かけません。


このトレーラーナンバー付いていますがちゃんと走れるのかな？
レースカーのSRよりこちらのメンテが大変そう(笑)


鉄っチンホイール風アルミは結構好み！


プリンスR380のレプリカ。


本物のフレームもブラバムBT8をベースとするチューブラーフレームでしたがこのフレームがどこまで本物を再現しているものかは不明。


何故かフォードエスコートMkⅡ！
エンジンは4AG？に換装されていました。

日本では余りお目にかかれないクルマですがこの色は如何なものか？









正直個人的には余りヒットはなかったかな・・・
結局プラグを4本買っただけで帰ってきました。
今は慣らし用に6番が付いているのですが本チャンでは8番か9番が指定です。
５ターボと同じプラグですね。手持ちのものは全部譲ってしまったので買いなおし。

次の予定も決まったのでそろそろ慣らし運転を終わらせないと。
と言う訳で、昨日は慣らしを終わらせるために少々足を延ばして伊豆スカイラインまで。
道路に雪は無さそうだし、交通量も少なく程よくエンジンを回して流すには最適かと。





4000rpm周辺で流しつつ時々5000rpmまで回してみました。
やはり高速巡行するよりもワインディングを流している方が気持ちイイです。
ただし路面は所々濡れていたので要注意。
ワインディングを走ったのははじめてでしたがやはりフロントタイヤのグリップ感は乏しい感じですね。
フィールだけの問題なのか、実際にグリップしていないのか？
流しているくらいではよく分かりません。
答えはシェイクダウンの時に分かるでしょう。


伊豆スカイラインを往復した後は少々山を登って大観山のカフェでブランチ



さあ帰ろうとしたところ駐車場でマーチRに遭遇！！
オーナーさんとも少々お話させていただきました。


実はこのお車、以前奥多摩でもお見掛けしたことがありました。
当時はマーチターボ顔をしていましたが。



昼過ぎに帰宅して予定通り慣らし運転完了！！
累計慣らし運転距離：1,026km

さ～て、あとはオイル交換したらシェイクダウンだ！
まずは今月ジムカーナ場へ、そして3月にTC1000です！