非常事態宣言中、この土日は天気も悪く引き続きダラダラ過ごした週末でした。
そんな中、果たしで何が切っ掛けだったか?現在、昔からの持病であるTVRタスカン欲しい病が再発しております。
以前の発症時にもこのブログで何度かタスカンについて記述しています。
先日作成した過去ブログ一覧で早速調べてみると・・・
2016/6/25
“TVRタスカン スピード6”
2017/4/9
“次に欲しいクルマを考える”
2018/1/7
“年末年始はストレート6など”
まあ基本的にクルマに乗れずダラダラしている時に発症するパターンが多いです。
タスカンがデビューしたのは1999年。
僕の実車との初対面は当時の東京モーターショーの会場でした。(他にはクリオRS V6やブガッティ ベイロンなどが同じ日の写真におさまっていました)
当時、日本にもTVRの代理店ができ新車入荷時には各自動車メディアにも数多く取り上げられています。雑誌の表紙を飾ることもしばしば。
NAVI誌では鈴木亜久里さんが箱根でタスカンの試乗をしています。
「今、最もレーシングカーに近いスポーツカーだと断言できる」とかなり好評。
CGTVでも田辺さん、松任谷さんのコンビが雨の修善寺サイクルスポーツセンターで試乗していましたね。
洋書も数冊持っています。
流石は本国。Speed sixの不具合問題の当時の状況などTVR社の当事者へのインタビューからの情報があったり中々面白いです。
そしてこちらはTVRカークラブの会報誌。クラブメンバー専用の月刊誌です。
過去に欲しい病が発症した2012年、2016年の2度ほど年会費を納めており、毎月UKからこの会報が届いてきていました。
ベストモータリングでもTVR特集が組まれ、サーブラウ、タモーラ、タスカンの3台が筑波サーキットと修善寺サイクルスポーツセンターでテストされています。
サーキットでは、「怖い!」などシャシー性能が酷評されており、ある意味世間一般のTVR車のイメージを裏付ける形に・・・。
しかし、サイクルスポーツセンターではタモーラの過激な操縦性が絶賛?されています。
タスカンは、大きく分けると前期、後期に分けられ各々Mk1、Mk2と呼ばれています。
生産台数は、Mk1の約1600台に対しMk2は約160台。
Mk2は極めて少なく(よって値段もお高い)日本にはほとんど入ってきていないと思います。
エクステリアもインテリアもかなり変わりましたが、シャシーの方もサスペンションジオメトリーをはじめアップデートされており走りはかなりよくなった模様。
Mk2だとこんな走りもできちゃう様です。(乗り心地重視の為か、かなりロールするようになりステアリングが忙しそうですが)
自分にとってのTVRタスカンの魅力は以下の3点
1) 極めてレーシーかつ高出力なストレートシックスエンジン
ドライサンプ、6連スロットル、エアフロレス、350ps
2)(このエンジンを積みながら)大きくなく軽量な車体に後輪駆動
全長4235 全幅 1720 全高1200 車重 1100kg
3) ロンングノーズに低い車高、そして丸みをおびた流麗なデザイン
よって同じSpeed sixを積む後のタモーラ、T350、そしてサガリスよりタスカンが好み
逆に、TVRタスカンについてまず最初に語られることの多い、独創的なエクステリアやインテリアとギミック、そして特にカメレオンカラーのボディーカラーに象徴される派手で個性的なスポーツカー(トラボルタ主演のソードフィッシュという映画では派手なドンパチシーンに登場。関係ないがハル・ベリーのSexyシーンがよかった。)という点には全く関心が無いのです。
なのでボディーカラーも渋目のカラーの方が好みだし、タイヤもほとんどの車がオプション装着する18インチでなく標準の16インチが好み。(日本でこれを履いている車はみたことないですが)
数年前国内で売りに出ていたこちらのグリーンメタなんてアストンマーティンみたいで最高!!(この場合できれば内装も全て黒色で決めたい)
そしてこちらも数年前英国の専門ショップで売りに出ていたタスカン。これが希少な標準の16インチタイヤです。カメレオンカラーに18インチを履いたポピュラーなタスカンの姿とは全く違う印象ですよね。
丸みのあるボディーと合わせクローズアップで見るとなんとまあクラシカルなカッコ良さ!!!(このカッコ良さがあるのはTVRの中でもタスカンだけだと思います)
品質面も含めクルマとしての総合的な出来の良さではブランドもののスポーツカーには到底かなわないTVRですが(外誌の比較テストなどでもポルシェ、BMW、アウディなどには総合評価ではまず勝てない。加速DATAなど一部の項目では勝ってはいるものの)僕自身の趣味車の要件には結構ドンピシャなんですよね。快適性や安定性よりも刺激度が圧倒的に優先なので。あと多少のトラブルには慣れているし(結構これが重要(笑))
356は356でまた別の魅力があるのですが決定的に欠けているのが“走り”の楽しさなのです。エンジンチューンしてこの点を打破しようと考えてはいるのですが、最初からレーシングエンジンを積んでいるじゃじゃ馬タスカンの刺激には到底かなわないだろうな~とも思います・・・・
356売って、エンジンチューン分を足せばタスカン行ける???(でもその後のメンテ費はとても怖い)
試しにヤフオクに出してみようかな~。“この金額なら是非売らせて下さい”価格で(笑)
実は、356のセブリングマフラーをUKの専門ショップにオーダー済なんですけどね・・・(僕のインターメカニカの寸法に合わせた特注品。しかも白色塗装で)2月には届きそう。でも手放すなら今のノーマルマフラーのままの方がよさそうだな・・・・。セブリングマフラー売るにしても需要無さそうだけど・・・・