前回9月にTC1000でサーキットデビューを果たした我がジュリア。お陰様で問題無く全開走行が出来ることが確認できたのでこれからは速く(楽しく)走れるようにクルマ&ドライバーの鍛錬の開始です。
昨日は、早速2回目のTC1000のスポーツ走行へ。
今回は、フロントのアライメントを弄ってみたのでその効果確認とタイヤのエア圧を探ってみることに。
1本目:タイヤエア圧1.7 フロントトーイン20分
う~ん前回と感触は余り変わらず。BESTタイムもほぼ同じ。
20分間、計23周走行後のエア圧
右フロント1.9 右リヤ1.9 左リヤ1.95 左フロント2.0
タイム表を確認すると良いタイムは後半に集中している。
エア圧は高目の方が良いのではないか?
そこで2本目はエア圧を2.0にセットして走行してみることに。1本目に対し+0.3です。
2本目:タイヤエア圧2.0 フロントトーイン20分
やはりこちらの方がスタートから感触が良い。明らかに違う!
BESTタイムは0.16アップ。僅かな差だが試しにBEST5の平均で比較してみると0.33程アップしている。
因みに22周走行後のエア圧は以下
右フロント2.1 右リヤ2.1 左リヤ2.12 左フロント2.15
タイヤエア圧の方向性は掴めたので3本目はエア圧はそのままでトーインを調整してみることに。サーキット走行にはトーアウトの方が良さそうな情報が多いので(ネガキャンとのマッチングもある?)早速試してみることに。
前回自宅ガレージでの習熟によりトー調整作業のコツは掴めたのでサーキットパドックでチョコチョコっと。
アライメントゲージも持って行っていたのですが測定はサボってロッドを左右とも1回転調整したのみの凡そ作業です。(結局後日間違いが発覚したのですが・・・)
3本目:タイヤエア圧2.0 フロントトーアウト40分狙い(のつもりでした・・・)
これは違う!コーナーの侵入での食いつきが良く向きが変わりやすい。1ヘア&最終コーナーで違いが感じられました。
しかしBESTタイムは2本目とほぼ同じ。BEST5の平均では0.11のダウンでした。これは午後になり路面が悪くなっていた影響もあったかもしれません。
因みに23周走行後のエア圧は以下
右フロント2.1 右リヤ2.15 左リヤ2.2 左フロント2.25
2本目走行後よりやや上がっていました。気温はそれほど上がっていなかったはずですが。
やることはまだまだあるジュリアですがタイムの伸び代はあと僅かかもしれないですね。
根本的に動力性能が今一です。
2Lで300度のカムが入っているエンジンなのでそこそこハイチューンなエンジンなのですが加速感は今一。もっとパンチが欲しい感じ。(音は良いのですが)
勿論、更けが悪い回転域があるとかそういった問題は一切無くちゃんと7500rpmまでスムースに回る状態です。
年式からするとかなり重い車体に、基本設計の古いエンジンなのでこんなものなのでしょうか?
キャブセッティングとか点火系変えたりすると大きく変わったりしてくれないか?
走行後のプラグの焼け具合はこんな感じ。4本ともほぼ同様。
きつね色ではないですね。やや薄いのか?
今回5ターボ時代から使っていた右のレーシングシューズがとうとうご臨終。底のゴムがパックリ剥がれた。これで3回目。接着剤補修ももう限界。
左の靴は普段履きなのだがまるでレトロなレーシングシューズっぽい。公認戦に出る予定もないのでもうこれでいいか?
そんな感じで今回の走行はトラブルもなく無事終了。そう言えば今回はスピンやコースアウトも無しでした。
先月はじめてスポーツ走行会員になった訳ですが、やはり大正解でした。
自分のペースで自由にインターバルを取って走行できるので今回の様に調整しながらでも落ち着いて走行できます。(事前予約の無いTC1000ならではですが)
明けて本日、走行後のメンテでいつものオイル補充300ccとブレーキのエア抜き。(今回は手を抜いてフロントのみ)
そして念のためアライメント測定をしてみることに。
ここでとんでも無い間違に気付きました。
サーキット現地での右フロントのトー調整。ロッドを逆に回していた・・・・
結果、トーイン1.5度相当の状態で走っていたことが判明・・・
やはりトーアウトが正解か!と納得していたのですが実は大トーインが正解だったのか??
取り敢えずトーイン問題の答えはまた次回に持ち越しです。
今日のところは、正しくトーアウト40分に調整し直しておきました。
さて次回の鍛錬はジムカーナ場で。次の土曜日の筑波ビギーナースジムカーナの練習会にエントリーしました。
次はドライバーの鍛錬です!
最後に昨日TC1000で会ったおクルマを紹介
見ていてもとてもヒストリックとは思えない速さで走っていたTE27!!
オーナーさんに聞いてみると42秒台で走っていたそうです。
2TGの2L仕様。3Tエンジンのクランクがそのまま使えるのだとか。
かれこれ30年以上乗っており、エンジンもご自分で組まれているようです。
エンスー道かくありたいものですね~
そして午後にはなんとあのクルマが登場!!
orangeEP@ahirukantaiさんのEP82ターボ。今年のパイクスピークヒルクライム参戦車です!!
ようやくUSから帰国し、只今手を入れている最中で今回は慣らし走行で来たのだとか。
なんと来年もパイクスピーク参戦予定とのこと。
いや~自分もそれなりのクルマ馬鹿ではありますがとてもとても敵いません。脱帽です!!(オーナーさんはプロでもクルマ屋でもなく我々と同じクルマ好きの一般人です)
今度また御嶽ヒルクライムでご一緒できれば!!(自分のジュリア次第か・・・)