再びのトランスミッション故障で年初来ここまで不動状態が続いていたジュリアですが、なんだかんだで結局BRIGヒルクライムシリーズの開幕戦は欠場。しかし翌日の第2戦はギリギリ参戦に漕ぎつけることができました!!
そこまでの壮大な?顛末をここに時系列で記録しておきたいと思います。
1月からここまで。長かった・・・・
昨年11月のヒルクライム最終戦以降、昨年の余りのトラブル(とその出費)の多さに満身創痍状態で走りの方は控えていたのですが、年末くらいからクルマの方も調子が今一。3000rpm以下の走行時にキャブが時々パンパン鳴っていました。
年が明け2026年。
1月4日
早朝、アルファロメオのお仲間から誘っていただいたツーリングに参加すべくエンジン始動を試みるも何故かエンジン掛からず。これまでここまで手こずることはなかった・・・
2時間くらい奮闘するも結局ツーリングはドタキャンに。
セルの回し過ぎで弱ってしまったバッテリーを充電後、夕方再始動してみるとエンジンが掛かった!? プラグの被りが原因だったのだろうか?(ストックを切らしておりこの日は新品プラグに交換できなかった)
1月10日
キャブの調子が悪いので原因調査を。1,2番キャブの油面高が高かったので調整実施。近所を試走してみると、まあまあよくなったか?
で、帰宅して自宅車庫に車庫入れしようとするとここでいきなりギアシフト不能に!!
えっ!またか!
前面の道路を塞ぐ形で動けなくなったので、止む無く家族に応援要請。ブーブー言いながら家の外に出てきた嫁と長女に車を押させなんとかガレージ内に入れることに成功。(ガレージ入口が上り傾斜になっている。かつギアが2速に入りぱなしなので私は車に乗ってクラッチを踏む必要があり)
早速シフトレバーを外しミッションの中を覗いてみましたが1,2速のシフトシャフトは動くものの全く抵抗もなくスコスコ動く状態で、これはまたシフトフォークとシャフトの固定が外れているのは間違いなさそう。再びミッションを降ろして中を開けなくてはなりません・・・
生憎主治医の元もかなりの混雑で入庫はしばらく待つことに。
しかし、まさかその入庫が3月末までズレこむとはこの時点では全く考えていませんでした・・・
昨年のトラブル三昧に続き、年明け早々、早速のトラブル発生で(しかも再発?)完全に意気消沈。これ以降はジュリアに触れることなく入庫の時を待つことになりました。
2月~3月末
2月に入り流石にそろそろか?と主治医の元に連絡してみるもののまだ全く入庫の目途が立たない模様。
2月も末になる頃には、まさか4/11のヒルクライム開幕戦には間に合うよな?と一抹の不安が。
3月に入りいよいよ不安に。当然主治医には4/11が開幕戦ですと伝えてあります。
この頃になると本人のモチベーションも余り上がらず。また直前にドタバタするのは嫌だし、正直ヒルクライムの開幕戦は諦めモードに。
(結局この後、想像以上の超ドタバタとなるのですが)
3月27日(金)
ようやく主治医から次の日曜日に入庫をとの連絡が!
3月29日(日)
毎度の保険会社のレッカーサービスをお願いし、主治医のもとにジュリアをドナドナ。
2026年の第1号。2025年の1号は5月だったので幸先の良いスタートです(涙)
ワイヤーで引っ張られてのネガキャンGood!!
3月31日(火)
早速ミッションを降ろし中を開けてもらったところなんとビックリ!
中から出てきたのは見事にポッキリ折れたシフトシャフトでした!
このシャフト昨年のミッションOHの際には交換していません。
摩耗するものでもなく普通は交換する必要のない部品です。
しかし、OH時期を迎えていた傷んだシンクロでそれなりにハードなスポーツ走行で叩き込むようなシフトできたことでシャフトにも過度なダメージが及んでいたものと思われます。
でも、今回のトラブルの原因が昨年発生したシフトフォーク固定ボルト折れの再発でなかったことにはホッとしました。
しかし、問題が有りました。この部品需要が少ない故に専門店でも売っていないのです。ジュリアはそれなりにポピュラーな旧車なので需要が有る部品であれば社外品ですが再生産されたりしているので購入可能なのですが。
その中で、唯一販売されていたのが英国Alfaholics社のオリジナル品。この部品自社設計で寸法サイズも見直した強化品とのことでやはりサーキットなどのハードユースでは破損する事例もそれなりにあるということなのでしょう。
強化品とのことで自分にとってもうってつけの部品だったのですがこれにも大きな問題が。
なんとお値段20万円なのです!!(3種のシャフトのセット販売)
流石にこれでは手が出ない・・・
ダメもとで「1本だけばら売りしてもらえませんか?」と問い合わせしてみましたが「余っていないからダメ」との回答でした。Orz
4月1日(水)
仕事の合間を見てアルファロメオショップさんにTEL。
国内のアルファ専門老舗パーツショップさんでも、在庫なしで取り寄せに数か月要すとのこと。
そこで自分のジュリアの前オーナーでもある大阪の老舗ショップさんに中古部品ないでしょうか?と伺ってみると棚を見に行っていただいて「有りますよ。直ぐ送りますよ」との大変嬉しいお返事!!しかも中古だからと超格安のお値段でした。感謝!!
4月2日(木)
主治医の元に直送いただいた部品が早くも到着!
開幕戦まであと1週間少々。これでギリギリ間に合うか?
(一時は開幕戦の参戦はもう半ばあきらめていたものの、いざ間際になるとやはり何とか間に合わせたいの一心に)
4月7日(火)
主治医からミッション搭載できた。大丈夫そう。」との連絡が。
仕事の調整を付けて木曜日の夜に引き取りに行くことに。
4月9日(木)
仕事を少々早めに切り上げ電車で厚木の主治医の元に。
請求書の金額をチラ見してから(汗)
実に3カ月ぶりに愛車を走らせ自宅に直帰。
特に違和感もなく問題無い感じ。
4月10日(金)
翌日のヒルクライム行き(AM3:00自宅発)に備え、この日は仕事はAMで切り上げ、PMは半休に。
帰宅して昼食を食べた後、早速、タイヤ交換したり諸々の作業を。
PM3:00頃、概ね作業も終わり、さて、エンジンを掛けようかとしたところなぜか中々掛からない!(昨日は問題無かったのに・・・)
ここから、チェックや交換やら考えられることを色々試みるも結局夜になっても原因分からず。
この時点で今回のヒルクライム参戦は諦め主催者に欠場連絡。そして宿泊のキャンセル。
ここまでドタバタで頑張ってきたのにガックリ。
4月11日(土)AM~
明けて開幕戦当日、参戦は諦めたものの原因を掴まなければこの先何時まで経ってもクルマに乗れないので引き続きガレージで調査作業を継続。
結局、前日からこの日の午前中までにやったことは以下通り。
・プラグ新品交換
・プラグ各気筒づつ点火確認
1人でプラグの点火確認を確認するのは結構悩ましいところですが、
携帯で動画撮影する手を編み出す!(プラグと携帯は養生テープで固定しました)
後述しますが、セルの回りはこんな感じで問題があるとは感じませんでした。
VIDEO
・トランク内フューエルポンプ 燃圧計0.03 OK
・トランク内フューエルフィルター 詰まりなく燃料流れていることを目視確認
・キャブ側フューエルホース外してポンプONでガソリンが出てること確認
・キャブ油面高。1、2番側のみ確認 OK
・キャブ内にパーツクリーナ吹いて始動を試みるもダメ
・プラグコードの抜け緩み無し
・デスビ、デスビキャップの緩み、ガタなし
・デスビ内に焼損等異常なし
・イグニッションコイルを予備(ただし中古)に変えてみてもダメ
・フルトラのユニットを疑い、ポイントに戻してみたがダメ
フルトラ装着状態
ポイントに戻し後
・色々確認している途中、急にセルが回らなくなる。調べたところセルモーターとマグネットスイッチを繋ぐアース線の断線を発見。素人作業で何とか繋ぎ直したところセルは再び作動するようになったがエンジン始動せずは変わらず。ダメ。
何処が断線しているか分かりますか?
拡大すると
素人作業による修理後。一見問題無さそう?
もうこれ以上は、自分でやれることは無し。白旗です。
主治医に連絡してみると「今なら入庫OK」との回答。
直ぐに保険会社のレッカーを手配。(毎度ありがとうございます)
PM2:00にレッカー到着。
2026年第2号です。4月での2号到達は間違いなく史上最速記録!(涙)
そしてこの時点で既に2025年の通算回数に並びました。
もはや日常の光景。
ここでの積み下ろしは手慣れたもので自ら陣頭指揮をとる。
再びジュリアを送り出し、ほっと一息。
主治医の元に直ぐに入庫できたのは兎に角有難かった。
このまままた成すすべも無く入庫待ちだったらもうメンタル的に限界だったかも。
快晴で絶好のコンディションだった現地御嶽山からは既に開幕戦の結果速報が。
走りたかったな~(涙)
4月11日(土)夕刻
主治医からはPM3;00にクルマ到着。PM3;30には(自分が前日暫定修理したはずの)セルモーター配線がまた断線しているとの連絡が有り。(やはりあの修理じゃダメだったか・・・)
しかし、なんとその後PM5:00に「エンジン掛かった。取りに来ますか?」の連絡が!!
えっ! プロの手でもひょっとしたら泥沼かも?と心配していたくらいなのにまさかその日のうちに解決するとは全くの想定外。
これはひょっとして明日の第2戦に間に合うのか??
早速、電車でクルマの引き取りに向かいます。
4月11日(日)PM7:15
主治医の元に着。
確かにエンジンがすんなり掛かる!!
スターターモーターの断線をきちんと直したら直ぐにエンジンが掛かったとのことなので、今回の始動不能の原因は、恐らくスターターモーター配線の半断線に伴う電流不足による回転力不足だったのだと思います。(ただし、あからさまに回りが悪かった訳ではなく、オーナー自身、モーターの回りが遅いとは全く気付かないレベルだったのですが)
確かに昨年途中位から以前に比べエンジンの始動性が悪くなっていたのは気になっていました。実は断線が徐々に進行していた状態だったのだと思います。
昨晩、始動不良で悪戦苦闘するなか最終的には断線に至ったのですが、ある意味ここで完全に切れてくれたお陰で原因に辿り着けました。さもなくば原因不明の泥沼が長く続いていたかと。
今回の断線していたマグネットスイッチからスターターモーターへのアース線はそれなりに大きな電流が流れる配線だそうで、確かに鉄線を網んだ太い配線でした。
分かってはいたのですが、自分の手持ちの道具、端子ではどうすることもできず網配線の一部をよって無理やり端子をつないでいたのですが、確かにセルは再び回りだしたのですがこれでは半断線状態に戻ったまでで修理不十分だったのだと思います。
主治医のもとでは、もう一仕事必要でした。
自分が、フルトラの不具合を疑い元のポイントに交換したのですがドエル角と点火タイミングの調整などまったくやっていなかったので(やり方も知らなかったし、道具もなかった)そのままではエンジン不調。調整してもらったところようやく本来の調子に戻りました。(点火タイミングの方は調整なしで行けた)
このタイミングでまたフルトラに戻しておくことも考えたそうですが、フルトラ自体にも不具合があった可能性も捨てきれないので今は確実なポイントのままでとのことでした。
4月11日(日)PM9:00
無事、自宅に到着。ドナドナ後、僅か7時間で帰宅の最速記録!!
昨年末から発生していたキャブがパンパン鳴る症状も特に出ない。今回のミッション故障の直前に行った油面高調整のお陰だろうか?
よ~し、夕飯食べて、荷造りして、風呂に入って、明日の為に早く寝よう!!
4月12日(日)AM3:00
エンジンは直ぐに始動!!
いつものように暖気もせず(ご近所さんへの騒音対策)そそくさと自宅を出発。
少々走って海老名SAでプラグの焼けチェック。
幸いこの時期、外の温度もそれ程寒くなく、ヒーター無しでの早朝の高速走行でも大丈夫。中央道の走行で徐々に標高が高くなると室内はそれなりに寒くなりますが。
AM5:30 須玉IC付近で八ヶ岳を望む
4月12日(日)AM7:00
再び御嶽山の麓に戻ってこれた!
BRIGヒルクライム チャレンジシリーズ2026シーズン2戦目。
御嶽スーパークライムVol.2参戦です!
実はまたのしでかしに終わったヒルクライムの結果についてはまた次のブログで!