引き続きサンクターボのいない週末です。こんな時は現実逃避で他のクルマのことが気になったりするのはよくあること。
その中でも特に自分の中で盛り上がるのが“憧れ”のクルマではなく、現実に手に入れられるかもしれないクルマのことを考えている時。
現実問題として趣味車の増車は有り得ず、つまりサンクターボから乗り換えるとしたらどのクルマか?という前提になります。
さらに、サーキット走行やヒルクライムといったスポーツ走行が楽しめるという条件は今のところ外せません。やはりクローズドコースを全開で走る緊迫感=快感 は、一般のワインディングをドライブするのとは全く次元が違うし・・・
ちなみにここ数年の間に気になっていたクルマはこんな面々。
古いのばかり。そしてリヤ駆動のじゃじゃ馬系に偏っています。(笑)
「ポルシェ944ターボ」
いつか空冷911に乗りたいと思っていましたが、高くなり過ぎっちゃった・・・。その代り今やかなりマイナーとなってしまった944が逆に最近気になる。
3リッターNAの944S2は程度と価格のバランス的にも良さそうだけど、やはりさらに尖がっているターボに惹かれます。フルバケット入れてサーキット走らせてみたい!!
「フォードシエラRSコスワース」
2WDの GrA車といえば一番人気はBMW M3(E30)ですよね。僕も大好き。しかしもし自分で乗るとしたらこちらに惹かれます。1988年のWRCツールドコルスでD.オリオールが乗り優勝したのもこの車でした。
でも日本では余りにも球数が少ない・・・。そして英国でも人気でM3同様、年々価格は高騰しているようで・・・
「ロータスエスプリ」
以前もブログに書いた通り、ロータスデザイン以降のターボエスプリは値段もそれ程高くなく、かつ走って楽しめるスーパーカーとして面白そう。でもサーキットで速いクルマにするにはそれなりに手間とお金を掛ける必要は有りそう。
「TVRタスカン」
このエグいデザインとTVR自製のワイルドなストレート6エンジンがとても魅力。内装とかメーターパネルはもっとオールドファッションなものを自作してネオヒストリック風にして乗りたい。外装は50~60年代のレーシングアストンマーティングのメタリックグリーン!!ホイールまでワイヤーホイールにしちゃったらちょっとやり過ぎかな?
「ポルシェケイマン」
当然金額的に対象となるのは現行車ではなく、その前の初代となります。純粋にスポーツカーとして評価すればこの中で一番の優等生なのは間違い無し。普通によくできたクルマに乗ってみたいというのもあるし、やはりポルシェに乗ってみたい。フラット6のミッドシップクーペだなんて凄い!!
でもポピュラー過ぎるし、尖ったところが無いので今一燃え上がるものを感じにくいのも事実。
「BMW2002」
ノーマルには興味なく、カリカリのカフェレーサー仕様にして乗りたい。丸テールが絶対条件。できれば前後バルブフェンダーで!!
マルニーのクルマとしてのポテンシャルは当時のクルマの中では非常に高い。当時、あのポルフレールが自らの愛車として、アルピナチューンのマルニーを乗っており、そのインプレが当時(70年代初頭)のCGに記載されていましたが、それを読むとマルニーの素晴らしが分かります。
日本のサーキットではそれ程目立たないクルマだけどきっと凄く速く走れるクルマだと思います。少なくとも走りのポテンシャル的にはアルファのジュリアは敵じゃないはず。(見栄え的にはやっぱりアルファの勝ちだけど)
「ヒルマンインプ」
当時の英国でミニに対抗する大衆車でしたが、自分が欲しいのは当然カリカリのレーサー仕様。軽量の1リッターアルミ4発をリヤに積むRR。英国のサーキットでは昔も今も結構ポピュラーでそして以外に速いクルマ。だけど日本での台数は少ない。
この小ささとリヤエンジンというのが大きな魅力。英国からパーツを輸入して自分でコツコツ弄ってみたいな。
「MGB GT V8」
実はMGBのオープンには全く興味無し。クーペボディのGT限定。さらにノーマルの4発にも全く興味なくV8エンジン換装が大前提。英国のポピュラーなスポーツカーということも有りチューニングパーツは豊富かつリーズナブル。
しかし、流石に日本でV8車を仕上げるのは色々大変そう。理想のクルマに仕上げる為のハードルは高い。
「日産フェアレディZ(S30)」
当時のワークス仕様のオバフェン、エアロで乗りたい。L型エンジンのチューニングは色々やってくれるところも多いだろうし、国産ヒストリックの中ではチューニングパーツが一番豊富な1台ではないでしょうか。やはり単純にカッコイイ。本当は箱スカGT-R(S20搭載の本物限定)の方がさらに好きだけど今やもう手が届くクルマでは無いし。でも普通のS30も相場は徐々に上がっていますね。
(この写真はミニカーだけどこれが理想的な仕様)
「フィアットX1/9」
コンパクトなイタリアンミッドシップ。ノーマル状態ではもの足りないけどエンジンチューンしてエアロ付けて自分流に弄って乗りたいな。ヒルクライムの際に見かけたX1/9達はカッコ良かったです
「日産マーチR」
唯一のFF車。当時の国内ラリーBクラス(1600cc以下)の最速車。つまりAE86やその後の各社FF DOHC 1600ccと勝負して勝っていた。リッタカーの小さな車体に、スーパーチャージャーとターボのツインチャージャーでドーピングしたエンジン、そしてクロスミッションを搭載した大変尖がったクルマ。今でも走っている車は大変少なく忘れ去られつつあるけど、実は世界的にみてもこんな尖がったホットハッチは無いのではないでしょうか?
競技車として(しかもダートで)使いまわされたクルマがほとんどなので現存するクルマの程度は怪しそう。(もともと柔な車体だし)でも程度の良いクルマを見つけて、それなりにお金を掛けて速いクルマに仕上げたい。ヒルクライムにもマッチしそう。
で最近、特に気になっているのはこちらのクルマ。
「BMW Z4Mクーペ」
ロングノーズショートデッキの2シータクーペボディーにM3のストレート6を積んだ“M”モデル。このクーペのデザインが素晴らしく以前からお気に入りでした。
スパルタンで粗削りな部分の有る最後のMではないか?と思うと今のうちに早く乗っておかなくては!!と思ってしまいます。それ程手を入れなくてもすぐにサーキット走れそうだし、今の候補車の中では、何となく一番ハードルの低い(直ぐにでも買っちゃえそうな)クルマのような気がして。それゆえ結構、燃え上がるものがあります。誰か僕のサンクターボ高く買ってくれませんか(笑)
いや~こうやって考えるのって楽しいな~。
でもいつかサンクターボを手放す時が来るとは思うし、単なる空想ではないのです。
あっ。でも、もし「もうサーキットはいいや」て思う時が来たらクルマの選択肢はまた全然変わってくるでしょうが。
現実に戻り僕のサンクターボの状況ですが、再び三重にドックインして今はまだチェック中です。とりあえずエンジンの圧縮は問題ないようなので重症では無さそう。タコ足の亀裂がみつかっておりエンジンの異音はそれが原因だったのかもしれません。ただプラグが濡れていたのは事実なのでさらに調べてもらう予定です。5月連休前に取りに行けると良いのですが。5月にはヒルクライムシリーズ戦もスタートするし。復帰したらもちろん懲りずに全開で行きますよ!!
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Posted at
2017/04/09 14:55:55