
前回のブログからの続きとなる今回のブログですが本人も予想していなかった壮大な大河ドラマとなっておりますので長文ご容赦下さい。
先週末、土曜日のサンクターボツーリングから明けた日曜日の朝、宿泊した奥飛騨の宿から1人ヒルクライム参戦の為御嶽山を目指して出発しました。
奥飛騨から御嶽山までは直線距離ではかなり近いのですが実際の走行ルートは、山を下って、峠を越えてのかなりの遠回りとなります。実は、日曜日の早朝、クルマも少ない山間ルートを1人気持ち良くカッ飛びヒルクライム会場を目指すという、格別なシチュエーションだ!!と期待していたのですが、残念ながら天気は予報通り昨夜から引き続きの雨でがっかり。7時に宿を出て、会場到着は9時過ぎでした。まあ横浜から来るよりは近かったですが。
会場到着後も雨は降り続き、アクセル踏むか、ドライブするかは走る直前の路面状況を見て決めようと思っていたので気持ち的には今一盛り上がらず。
しかし午前の試走の時間には雨も止み、試走した感触はタイヤもそこそこグリップするし結構走れそうな感じ。(やはりヒルクライムでは圧倒的にRE71R>クムホV700)という訳でここでSS1からアクセル踏んで走ることを決心。
結局路面のコンディションはSS1はセミウエット。SS2はほぼドライで数か所セミウエットくらいで十分走れる状態でした。無理して走りに来てヨカッタ・・・。案外、自宅(横浜)発だったら朝の雨を見てそのままベットで寝ていたかも。(笑)
しかしながら、やはり路面のコンディションやタイヤの状態の違い(そしてドライバーの気合の違いも?)も有り昨年の同じコースの時ほどはアクセル踏めませんでしたね。Best timeは昨年の10秒落ちでした。
でもなんとかクラス優勝できました!!(総合20位/80台中)
SS2の車載動画です。
昨年に引き続きまた1か所ダート走行してしまった・・・
さらに1か所シフトミスで大きくタイムロス。4~5秒ロスしたかな・・・
なおダートにはみだしたシーンは大会のオフシャルビデオにもバッチリ撮っていただいていたようです。
走行中はハンドルとの格闘に忙しく、カメラマンが居た事には全く気付いていませんでしたが。
今回、前年度チャンピオンのロータスエランは大改修中で欠場。(ドライイバーのSさんはもう1台の愛機S2000でNBクラス3位)
そんな中、2位はts-tomatoさんのAE86!!
R31スカイライン、ファミリアGT-Aeを破り昨年の3位からさらにアップの2位!!
このコースでサンクターボと僅か5秒差か・・・。エンジンボロそうだったけどな~(笑)
速い!!
そしてB.TさんがランエボでNCクラス2位!!
これで増々シルビアRS(240RS仕様)の出番無し?(笑)
まあイベントの連荘でハードな週末でしたが大満足な2日間でした!!
と、ブログを締めくくりたかったのですが、そうは問屋が卸してくれませんでした。
実はSS2の最後の登りを駆け上がっている途中で急にチャージランプが点灯。(最初は油圧か?と思ってドキリ)ゴール後も消えません。
何か所か調べた結果、オルタネがパンクした可能性が極めて高い。
結局、自走での帰宅を諦めレッカーを呼ぶことに。
毎度の三重まで現地直送です・・・・
山の上ではありましたが、1時間半くらいでレッカーが到着。イイ時代に生まれたな~
帰りは付近の駅から1人電車で帰宅することを覚悟していましたが(既に結構慣れていますが)自宅が同じ方面のマルボロカイエンさんに声を掛けていただき、横に乗せてもらうことに。レッカーの積み込み作業で遅くなる中、マルボロカイエンさんと主催者の方には長らくお待ちいただき申し訳なかったです。
マルボロカイエンさんの240RSはメンテ中で、ここ最近は主催者さんのガレージに預けてあるインプレッサで参戦中。よって帰りの足は、うるさくて臭いラリーカー(笑)ではなく、超快適な快速クルーザーVWゴルフRです。なるほど最近の高性能車は凄いですね良い体験をさせていただきました。
午前中の雨の影響か、帰りの高速はとてもスムーズ。しかしそれでも自宅到着は0:00でした。
悪いことに次の日曜日にはルノースポールジャンボリー@FSWにエントリー済。流石に欠場か・・・・
といつもならここまでで一旦ブログを区切るのですが、何せ次のイベントが迫っているので今日は、さらにその後の顛末まで書かせていただきます。
御嶽山を出発したサンクターボが三重に到着したのは夜の10時過ぎ。既にサンクターボツーリングから帰宅し自宅でくつろいでいた三重のAさんには急遽ガレージまで出勤していただくことに・・・。(自宅からはかなりの距離)、さらに加えて「実は次の日曜日FSWでして・・・」と連絡したところ「なんとかします」とのご連絡。
連絡通りなんとかしてもらいクルマができたと連絡をもらったのが木曜日。いつもなら「それでは土曜日に取りに行きます」なのですが、今回は色々家庭の事情が・・・。ガレージにクルマがないことが当然バレ既に週の頭から血祭となっている状況で、流石に連荘での土日不在はまずい。ここは少々無理をして金曜日会社から直接三重に向かい、夜中にサンクターボで帰宅するしかない!!(この判断が後でさらに功を奏することに)
金曜日ちょっとだけ会社を早く上がり、電車で新横浜駅まで。ここで想定外だったのは週末の下りということで新幹線の指定が満席。この後の行程を考えると自由で立ち席はつらい。しかし暫く待つとするとAさんを遅くまで待たせることになり申し訳ない。
ここは止む無く残りあと3席だったグリーン車に。(また出費が・・・)
なぜか弁当も1000円オーバーの高級弁当を選択。(折角のグリーン車だし!?)
因みに隣に座っていたビジネスマンは、ビール&おつまみに続き高級そうな2段重ねのハンバーグ弁当にボトルワイン(名古屋に着く前に1本空けてた)と優雅な感じでした。
最寄駅までAさんに迎えに来てもらいガレージへ。
今回の故障はやはりオルタネのパンクでした。自分が乗り出してから一度も替えていない部品なのでいいかげんもう寿命だったのでしょう。
急ぎだったことも有り今回は中古の国産品を取り付けてもらいました。(基本的にこのような機能部品にオリジナルのこだわりは全く無いので)
Aさんのガレージには10分くらいの滞在で、トンボ帰りで21:30過ぎくらいには帰路に着きました。
いや~今回は本当に大変なイベントとなりました。
と、今度こそはブログ終了となるはずだったのですが、実はさらにまだ続きが有りまして・・・
基本的には、公道では極めて大人しく走行車線を走るのがもっぱらの私、今回もいつもの通り全く快調に高速道路をゆっくり走行していたのですが、愛知を過ぎようとしていた頃、車線が2車線となり遅いトラックの列を抜こうとアクセルを踏んだところ・・・あれ?なんか加速がトロイ・・・。よくよく観察してみるとブーストが0.3くらいしか掛かっていません。
これまでもブーストが上がらない症状は何度も経験していますが、今回がいつもと違うのはピューとかブーと言った異常音が全くしないこと。パーキングでホース類を中心に一通りチェックしましたが怪しいところは見当たりません。
流石に深夜のパーキングで店を広げて遮熱板まで外して中を見る元気も無く、取り敢えずそのまま帰宅。帰宅は深夜3:00過ぎ。
明けて本日の朝、本来ならタイヤ交換のみをそそくさと済ませ翌日に備え大人しくしている予定だったのですが、とてもそれどころでなく、家族の嫌みを浴びつつも作業つなぎに着替えて自宅のガレージへ。
しかしここで追い打ちを掛けるような出来事が・・・。調度郵便が届いたのですが封筒にデカデカ“請求書在中“って書いてあるし・・・。先週のレッカーの距離超過分の請求書です。6万7千円也・・・。再び血まみれになったことは言うまでもありません。
間が悪すぎでしょ!!デリカシー無さ過ぎ!!もう来月の更新で保険会社変えること決定!!
血まみれになりつつもガレージに逃げ込み、エンジンルームの遮熱板を外して原因探しです。最初はターボのアクチュエーターをチェックしましたが異常なさそう。そしてふと付近に目をやった時、ようやくとんでもない異常発見!!なんとエキマニとターボの接続ボルトが4本中3本脱落している!!
ここは、先日エキマニにの亀裂を溶接してもらった際、自分で締めたところです。確か増し締めしたはずなのですが・・・。締めが甘かったのか?
すぐに近所のホームセンターでボルト&ナットを購入(特殊なサイズでなくてヨカッタ)締め付けたところ無事ブーストが上がるようになったことを確認できました。
ヒ~疲れた。
でも金曜の夜中にクルマ取りに行って大正解でした。のんびり今日取りに行っていたら明日のFSWは欠場だった可能性大。
それにしても、オルタネといい、エキマニボルトといい、よくヒルクライムの走行後までもってくれたな~。このサンクターボは本当に良くできた子です。
・・・・・。
あとは明日のFSWに備えて、タイヤをRE71R→新品のクムホV700へ交換。
今回想定以上に走行距離が伸びてしまったRE71Rの状況はこんな感じ。
ヒルクライムでも昨年と比べるとリヤのブレークが早かったですね。
今シーズンの残りをこれで走り切るのは難しそう。
左リヤはスリップサインが・・・
右リヤはまだ溝残有り。
フロントの溝残はまだまだ有り。
なんとか無事に帰還したサンクターボ。
しかし休む間もなく明日はFSW。
なんとなく勢いでエントリーしてしまったルノースポールジャンボリーですがこんな忙しくなるなら止めておけばよかったというのが正直なところ。
明日は壮大な大河ドラマは勘弁です。シンプルに、「楽しいイベントでした」で終わりたいところですね。(笑)