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2019年01月05日

カーグラフィック1979年10月号にインターメカニカ356を発見

カーグラフィック1979年10月号にインターメカニカ356を発見 本日は、実家の両親と少々遅い正月の外食でした。
で、実家に立ち寄った際に自分の部屋の探索を。
独身時代までに持っていた雑誌やプラモデルが山積みになっている部屋なのですが、自分でも買ったのを忘れていたものが発見されることもしばしば。
因みに本日は、ルノー11ターボのGr.Aラリーカーとアルファ164プロカー(F1に164のボディーを被せた試作レーシングカー)の1/43レジンキットを発掘。

で、本日の本題はカーグラフィック誌。
かつては熱心な読者で1986年から2008年頃までは毎月欠かさず購読していました。さらには1986年以前のバックナンバーも興味のある記事の載っている号については近所の古本屋で買い漁っていたので、過半数以上は持っています。
当時は、一生買い続けるつもりでいたので、この先どう本棚を確保していけばよいのか考えると悩ましかったです。(笑)

で、そう言えば356レプリカの記事も何か読んだ記憶があるな、と思い出しCG総目次の冊子(1987年に付録として刊行されたもの)で調べてみると・・・
有りました!!1979年10月号にインターメカニカ356の記事が!!
しかも7ページも!!(レプリカにも関わらずCG誌で7ページは凄い)

記事の内容は、都内から三浦半島までを往復しての試乗記です。
エンジンはチューン済の90ps仕様で結構加速も良い模様。
本物のポルシェ356のレストアに苦労するならば、新車のこちらを走らせて楽しむのも有りという評価は今も昔も変わらずですね。
記事のタイトルにインターメカニカの文字が無く、単にスピードスターとなっているのが残念。


インターメカニカ社が356のレプリカを作り始めたのは、創業の地イタリアから新天地のカリフォルニアに移った70年代半ばのこと。
この当時のモデルはスピードスターのみ。そしてそのシャシーはまだビートルのフロアパンをそのまま流用していました。この号の試乗車も正にこの世代のモデルです。
ちなみに現在のモデルの様にオリジナルの鋼管フレームを使用するようになったのは、この後、さらにカナダのバンクーバへと移った後の1985年からのことです。


このCGには当時の輸入元の広告も載っていました。
定価385万円也!!
当時の国産車の価格を見てみると、フェアレディZ(S130)が200万円くらい、RX7(SA22C)が170万円くらい(いずれも中間グレードで)なので、これと比べるとかなり高いですよね。外国車のハードルはかなり高い時代でした。
もっとも現代に於いても新車のインターメカニカは決して安いクルマではないですが。



おまけでこのCG 1979年10月号で目についた広告をいくつか紹介させてもらいます。

日本最大手の空冷VWショップFLAT4が1ページ広告を出しています。
正に老舗ですね。


ルノー5アルピーヌの広告です。ターボ化前のNAモデルですね。315万円。
ホットハッチでもZより遥かに高いです。
当時の輸入元はキャピタル企業。この後、80年代半ばの5ターボ2の時代までルノーの正規輸入元でした。
僕が5ターボでお世話になったルファールジョーヌのIさんも、JエンジンのNさんもここのご出身です。


今も健在の老舗ポルシェショップ、アウトバーンモータースの広告には中古ポルシェのお値段が。
あの73カレラRSが2台も。元祖役物911ですね。(別格の911Rを除けば)
6年落ちで530万円ですか。この頃がこのクルマの底値だったのかな。


こちらの広告、なんだこれは?と思いきや、今もお馴染みのエンスー車雑誌カーマガジンの出版元のNEKO(当時は、企画室NEKO)の広告でした。
スクランブルカーマガジン(後のカーマガジン)0号(プレ創刊号?)が発売中とのこと。
まだ初々しい、しかし若さゆえの気合が感じられる広告です。(笑)


基本的にクルマの趣向が90年代前半までのクルマで止まってしまったので、最近はCG誌を購入することもほとんど無くなってしまいました。
でも古いCG誌を読み返すのは今でも楽しいですね。インターネットも無く、クルマの情報が極めて限られていた時代。CGで読んだ記事にはとても印象深いものが多いのです。


ブログ一覧 | メディア | クルマ
Posted at 2019/01/05 23:48:14

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この記事へのコメント

2019年1月6日 9:57
はじめまして、通りすがり失礼します。😅

我が家でも、親父の代からCG愛読していて、さすがに21世紀に入ると、ちょっと違う感じがしてきて…。

今でも、写真のトライアンフTR7、掲載されているCG、本棚にあります。

個人的には、この頃から90年代までのCGが、一番魅力的だったと思い、懐かしい気持ちになりました。😊
コメントへの返答
2019年1月6日 10:30
どうもはじめまして。
僕も60年代&80年代のCGが一番好きですね。
特に80年代のCGはボリュームもたっぷりでした。その分厚さも凄かった。
幸い増えるペースは落ちましたが過去のバックナンバーを処分する気にはなれず本棚スペースは永遠の課題です。
俺の棺桶はCGで燃やしてくれと妻に言ったら爆笑されました(笑)
2019年1月6日 11:56
えぇっーーーーーーー!!(;・∀・)お恥ずかしい話ですが、

「創業の地イタリアから新天地~」の記述でインターメカニカってあのインターメカニカだったの!!(;・∀・)
と、今気が付きました!!!!!!!!!!!!!

コメントへの返答
2019年1月6日 13:00
えっ-------!!

トルクステアさんがイタリア時代のインターメカニカをご存知とは、こちらが驚きです!!!!!
2019年1月6日 16:31
こんにちは、本年もよろしくお願いいたします。
CG誌、長らく持ってましたが76年以降2000年ぐらい(それ以降は興味のない号は購入なし) について場所を取るのでまとめて処分してしまいました。まだ温存してる60年代末から70年代前半のCG誌、自分は小林章太郎さんの文章に惚れています。
Intermechanicaについて改めて前回含め興味深く読ませていただきました。そうだやはり一時カリフォルニアにあったのですね。自分の記憶ではその時代にIntermechanicaの356 Replicaを知りました。当時のKit Car誌の356 Buyers GuideでIntermechanicaのものがベスト (VWベースで) になっていました。70年代後半から80年代前半、仕事の関係でIntermechanica社のあったSanta Anaの隣のCosta Mesaに都合数年滞在してました。そんな時代にいつぞやIntermechanicaのキットカーで自分で356が作れるのだと夢見たり、カタログを取り寄せていました。忘却の彼方にある過去 (誇大妄想) が蘇りました。
今のIntermechanica 356はスーパーカーのようになりましたがある意味でキットカーの正常進化とみてます。昔のキットカー誌などさがしてみましょう。
ありがとうございました。今後も 356 ブログ、楽しみにしてます。
(PS) ジネッタ G4 でのTC2000走行映像、ダンロップゲートから第二へピンまで実に短く (つまり速い!) 見えます。ヒノではとても距離が長く感ずる部分です (すなわち遅い!) 。
コメントへの返答
2019年1月6日 18:50
やはり元CG読者の方は多いですね。
僕は吉田匠さんのファンでした。
今はプライベートでポルシェ356にお乗りですね。

HinoSamuraiさんとインターメカニカにそんな接点があったとは。
しかも遠い昔、カリフォルニア時代のことなんですね。
インターメカニカ社にも激動の、しかし途切れることなく続いている歴史が有るんですよ。
感動です! 😆

ジネッタは体感速度はレーシングカーでした。
実際のタイムはそれ程でもなかったのですけど。

プロフィール

「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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