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イイね!
2020年04月19日

シフトロッドブッシュ交換

シフトロッドブッシュ交換 この春はいくつかあった356の出動予定もオールキャンセルとなり大人しくしているしかない状況です。そんな中、今週末は自宅でクルマのメンテナンスに勤しむことにしました。
きっかけはたまたまYoutubeを徘徊していて、インターメカニカオーナー仲間さん(僕の知っているオーナーさんの中で最年少!!)のこちらの動画を拝見したこと。シフトロッドのブッシュ交換作業の紹介でした。


実は、以前シフトレバーを交換した際、センタートンネルの中を覗いたところブッシュの残骸と思われる樹脂片を発見していました。


ビートルの整備書を見るとこんな構造で確かにシフトロッドをガイドするブッシュがあります。しかしインターメカニカのセンタートンネル内にはこんなブッシュのステーは無さそうだし???いまいち構造もよく判らずとりあえずその時は放置することに。


確かに、以前より僕の356のシフトフィールは劣悪でガタがとても大きい状態。でも基本はビートルだしこんなものなのかな?とも思っていました。

しかし、今回オーナーさんの動画のお陰で以下の不明点が解明!!
まず、使用するブッシュはビートルと同じこちらのブッシュであること。
(何せ発見した破片は原型をとどめていなかったので)
このブッシュの劣化はビートルでも定番の不具合メニューのようです。


そしてこのブッシュはビートルのようなステーがあるのではなく、なんとこのシフトロッドの出口の穴に取り付ける構造であることが解明!!(こんなクリアランスの少ないところに)


早速、いつものビートルショップさんに部品を発注。
数日で到着して土曜日に作業実施しました。

オーナーさんの動画やビートルの整備書から、交換作業の要領はほぼ理解できたもののやはり実際作業してみると色々やりづらい作業があるもので・・・。道具で解決できるもの、頭(工夫)で解決するもの、力と気合で解決できるものなど色々。この辺に経験豊富なプロと素人の差が出るのだと思います。
大雨の中、昼食後から作業を開始し雨も上がって作業完了まで結局まる半日掛かりの作業となりました。
無理な体制での作業も多かったせいかかなりの疲労感も残り、ますます老体化が進行していることを実感(笑)

取り外したシフトロッドに残っていた旧ブッシュの残骸と固定リング。


取り外したシフトロッド。このロッドはビートル用ではなくインターメカニカ専用部品です。(ビートル部品の追加工品か?)インターメカニカにはビートル用には無い、長さ調整用のネジ機構が有るのでロッドの後端にはネジ穴が切られています。


ブッシュ交換の為には、一端シフトロッドを抜き取る必要があるのでついでにシフトロッドの後端、ミッションから来るシフトロッドとの連結部にあるシフトロッドカップリングも併せて交換することにしました。(ゴムブッシュを使用しており劣化する部品故)
この部品はビートル用をそのまま使用しています。ただし注意点としてビートルにも年式に応じて2種類の部品があるのですが、なんとインターメカニカでもクルマによって使われている部品が違うようです。
動画で見たオーナーさんの356はこちらのビートル65年式以降用


そして僕の356はこちらの64年式以前用


僕の356の方が年式が古いのでどこかのタイミングで変更されたようです。
普段より色々自分のクルマの各部の写真を撮るようにしているのですが、今回、動画で見たようなカップリングを自分のクルマで見た記憶がなかったので過去の写真を見返してみたところ古いタイプの部品が使われていることに気づいた次第。部品注文前に気づいてヨカッタ!!

そして苦労して取り付けたブッシュとシフトロッド


さらに苦労して交換したカップリング
上部を通る2本のパイプ(サイドブレーキ用ワイヤーが通っている)に若干干渉するのでフランジ部をディスクグラインダーでカットしました。


明けて本日、近所をぐるっとちょっとだけ試乗。
う~ん。バッチグー!!!
やはりこれまでのガタは異常だったのですね。
比べてみると誰にでも判る明らかな差でした。
また少し改善できて幸せです。

と言いつつも再び大人しくガレージに納まる356。

ブログ一覧 | メンテ&チューン | クルマ
Posted at 2020/04/19 15:24:58

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この記事へのコメント

2020年4月19日 17:26
こう言う改善はとても嬉しくなりますよね
コメントへの返答
2020年4月19日 18:10
はい!!
素人の手でも何とかなるのが有難いです。
2020年4月19日 18:48
よかったですね、まずはCongratulations!

ビデオ、興味深く見ました。楽しいですね!

あの曲がったロッドはコンテッサも似た構造です。必要なんでしょう。

シフトの位置がズレた!?これもコンテッサにもある問題です。ロッドの曲がりの微妙は関係なのか分かりません。ただコンテッサの場合はシフトレバーの台座にかますシムがあります。すなわち左を高くしたり、右を高くしたりと、枚数も調整の内です。

自分はそれが嫌で、ミッションのシフトローッドのケースの中のレバーを溶接でもったり削ったりで調整してます。

インターメカニカの良いところはレバー&ロッド類を室内で調整できることと思いました。コンテッサ が床下になります。

自分の密かな夢は欠点と思っている長いロッド類をフォーミュラかーみたいに何分割かのロッドとピロー使用の構造にすることです。しかもインターメカニカ同様に室内に持ってくることです。ポンチ絵は書いてますが実行には至ってません。

機会があればインターメカニカのシフトフィーリングを確認したいと思いました。ビデオ含み勉強させていただきました。ありがとうございました。
コメントへの返答
2020年4月19日 19:52
前者の5ターボもシフト問題を抱えていました。普段は問題無いのですが、サーキット走行時など時々2速に入らなくなる症状が出ました。強い前後Gが掛かった状態でシフトする時に発生する感じでした。シフトはロッド式でしたがレーシングカーと違いエンジン&ミッションがブッシュマウントで動く以上問題が出てしまうのかもしれません。僕のクルマは強化マウントに競技用のミッションマウントステーを追加していましたがそれでも。最近の車は皆ワイヤー式ですよね。
RR車はミッドシップよりもミッションが近いので多少有利でしょうか。
シビアにフィールが変わる様であれば簡単に調整できるようにしておきたいですよね。確かにその点インターメカニカは便利です。
今度お会いできた時にシフトフィール試してみて下さい。
2020年9月2日 10:50
初めまして。 遅ればせながらのコメントを失礼します。 私も最近ですが自車のブッシュの交換で少し苦労しましたのでその関連で現在お乗りの356のブッシュ交換記事に到達しました。 ブッシュ交換されてやはり大きく改善されたのですね。 私のはシフト機構の前のブッシュが切れますと運転できなくなってしまいます。  私も少しずつですが良くはしておりますがその分乗ることより触って改善することに快感を感じ始めております。 ほかのブログ記事も拝見させていただきます。
コメントへの返答
2020年9月3日 0:06
どうもはじめまして。
やはり自分でどうにか改善できた時は嬉しいですよね。
自分で出来ると、まあ何とかなるなと思えるので走りに行く時の自信に繋がります。(笑)

プロフィール

「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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