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kim5tのブログ一覧

2025年01月13日 イイね!

次のクルマを妄想する!! 2025年1月

次のクルマを妄想する!! 2025年1月新年を迎えたものの昨年末から引き続きジュリアが入院中につき引き続き平穏な休日を過ごしています(笑)
こんな時に次に欲しい車を妄想してしまうのはもはや定例行事。
この冬休みの間に気になったのはこんなクルマ達でした。

「ポルシェ944ターボ」
昔から好きな車でしたが、どうせポルシェに乗るならやはり911だな。となって中々本命には成りにくかった車。(911とは十数年前まではまだ手の届くところにいた空冷930のこと)ようやく944が本命となる時代がやってきた!・・・と思いきや既に相場はかなり上昇中。
中古車情報の販売車両を覗くと、この白いターボなんて程度も良さそうだし、惹かれてしまう。やはりポルシェは白が似合う!
しかしかながら価格は応談!
以前は944で価格応談は有り得なかった(笑)


現在、珍しくターボの出物が多くこの辺ならギリギリターゲット内か・・・
白:455万円
赤:500万円



これらはいずれも前期型ですね。
本当は1989年以降の最後期型がベスト。馬力が220→250に上がり、また当時のCGでも「ようやく944がベストな仕上がりになった」と評価が高かったので。

その最後期型が発売される前に、限定生産されたのが944ターボS!!
当時、ワンメイクレースとして開催されていた944ターボカップのレース車両でのアップデート部位を採用した仕様となっていました。(そしてこの車の仕様をほぼ引き継いだのが量産の最後期型という訳です)
で現在このターボSの売り物も有り価格は819万円!!



今後も相場はもっと上がるのかな・・・
何かあったら911よりもメンテ大変そうだし心配だけどポルシェ品質ではあるはず。

「アルピーヌV6ターボ」
この車も新車当時から大好き。新車時にCG TVに登場した赤色のV6ターボのカッコ良さが原体験。
ただし、この車はスポーツ走行するのではなくあくまでもGTとして走らせたい。
まずはこちらの濃紺(赤色の次に好き)
お値段498万円!!
価格はかなり高いがこんなに程度良さそうなのは中々ないし本当に好きならば有力候補。


同じ濃紺でもこちらの価格は相場内の278万円


V6ターボの相場はまだまだ低目で買うなら今なのですが、相場が低いのはそれなりに原因があるのも事実で、夏場のエンジンルーム内の熱問題などオーナーさんはそれなりに苦労されている方も多いようです。
この車のキャラ的に、汗をぬぐいながら必死で、ではなくクールにビュイーンっと乗りこなしたいな~

「BMW Z4クーペ」
これも以前より欲しい欲しいと言い続けている車。今のジュリアに決めるの前のタイミングでは実際に買う寸前でした。

その後も相場はさらに上がっており、価格応談物件も多くなりました。
程度がかなり良さそうなこちらは700万円。


ここまで行かなくともそれなりの程度を求めると500万円以上はしますかね。
でもM3の直6エンジンを2シータークーペで乗れるのだからやはりイイな~
サーキットを走ったりとかは考えずにロードユース前提だったらなんとか維持できるかな?

「アストンマーチンDB7」
それまで英国クラフトマンシップの名のもとに60年代由来の古い設計の車を作り続けていたアストンマーチンが、90年代に入りとうとうフォード傘下に入り、初めて作られた車がDB7です。
つまりは、超高級ブランドであったアストンマーチンが初めて、(以前に比べれば)価格帯を下げ、量産しだした車。
シャシーの基本設計は、古いジャガーXJSクーペからの流用と言われています。(当時既に新しいXKクーペに切り替わるタイミングでしたがタイミング的に間に合わなかったのか?)
エンジンもベースはジャガーの直6ですがこれにスーパーチャージャーを追加してパワーアップ。


DB7には、その後、この直6に変えて新設計のV12エンジンを搭載したバンテージが追加されます。(その後のDB9にはじまる新世代アストン積まれたV12の最初の搭載車)
車の出来としては直6よりもV12の方が圧倒的に良いようですが自分は、古のアストンマーチンの匂いが残る初期の直6モデルが好みです。(お値段的にもかなり違います)
こちらのバンテージは相場と比べかなり安目の597万円。


直6モデルだと少し前に400万円位の売り物もあったので今ならまだ狙える!
しかし、メンテコストは高いでしょうね・・・
あと全長が長くて家のガレージだと鼻先がはみ出る。
そして何より、いくらドライバーが英国紳士を気取っても、端から見ればどうにも無理があることがバレバレだろうことと、この車に相応しい目的地(都内の高級ホテルや遠くの高級リゾート?)に向かう機会がほぼ皆無であろうことが購入をためらわせます。

「TVR タスカン」
こちらも毎度登場の大好きなクルマ!
そしてこの車の相場もさらに上昇中。
英国のTVR専門店の売り物件。42000£。現在のレートで800万円!
この店で扱っている車は程度もかなり良さそうで、しかしその分価格も高目となっています。


むしろ相場的には国内で探した方が安そうです。
この車ならある程度は自分でメンテしながら乗れるかな~
もうサーキットを走らせたいとか贅沢は言わないから、ストレート6を堪能するスポーツカーとしてこんな渋いタスカンに乗りたいです。(しかしこう言う渋いタスカンは大変レアで国内には皆無)



「フィアットX1/9」
これもジュリア購入前の候補車で購入直前まで行った車。
ただその際は、サーキットやヒルクライムで走らせること前提で考えていました。
でももっと気楽に街乗りでも楽しめるスポーツカーという前提で考えるとやはりこの車のデザインやコンパクトなところなどは大変魅力的ですね。


「フィアット アバルト1000TCR」
フィアット600ベースのアバルトベルリーナはいくつものバリエーションが有りますが、自分の好きなのは、命一杯大きなオバフェンとなった最終形の1000TCRの一択。
本物は到底無理なのでレプリカで良いのですが、それでも売り物件など無いし、そもそも相場は一体いくらくらいなのか?
しかし、自分がGTAmレプリカに乗っているというまさかの現実を踏まえれば1000TCRレプリカも夢ではないか?と妄想してしまいます。
ただし、その場合スポーツ走行は無しでもイイです。盆栽にして街乗りレーサーになります(笑) 流石にハードに走らせた場合のメンテ費用の捻出まではとても無理でしょうから。



「スマートロードスター・クーペ」
この車が好きだとカミングアウトするのは初めてでしたか?
スマートのRRコンポーネントをそのまま使用した2シータースポーツです。
トランスミッションが余り評判の良くないセミATだったり、ハンドリングも見た目のスポーティーさからするとキビキビ間には欠けるキャラクターだったりとスポーツカーとして見ると余り評価は高くない車なのですが、それでもスタイルはカッコイイと思うし、そして軽自動車並みにコンパクトなところも自分にとって魅力的です。
そしてなによりクーペで価格相場が100万円~200万円と大変安い!
(クーペでなければ台数はより多く、中には100万円以下の物件も有り)
サーキットで走らせるのではなく、初老のオッサンが近所の買い物から、時にはロングツーリングまで楽しんでドライブするには、この小さなスポーティーカーはバッチリではないでしょうか?



似たキャラの車として日本にはいくつかの2シーター軽スポーツもありますが、それらよりずっと個性もあってカッコイイと思いますし。
悲しいかな現実の老後資金を考慮すると定年後の趣味クルマとしては結構これが大本命かな~。


とこんな感じの妄想でした。
スポーツ走行は終わりにする前提での車選びになっていますね(笑)

またプラモデル作りも再開。
振り返れば2023年の5月連休に実に20年ぶりに製作をはじめたカープラモデル。タミヤの1/24 ロータス スーパー7。
この時は、ここまで製作を進めましたがこの後、塗装面に指紋跡のトラブル発生で製作中断。


その後、そのまま放置すること1年半以上。この冬休みにようやく重い腰を上げて製作再開。そして昨日ようやく完成となりました~!!






失敗したところもあるけど20年ぶりの第1作としては上出来です。しかしプラモデル作りは時間が掛かりますね。もっと習熟してスピードアップしたいです。
なお車模型作りは、老後の趣味の第一候補です(笑)
Posted at 2025/01/13 20:42:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他の車 | クルマ
2024年07月21日 イイね!

あの鶴選手のプジョー205T16が現存していた!!

あの鶴選手のプジョー205T16が現存していた!!このみんカラにブログをアップしはじめたのは2011年頃、かれこれ13年以上になりますか。たまに古いブログを読み返していると既にすっかり忘れていたことなどが書いてあったりして、そう言えばそんなことがあったなと忘れていた記憶を蘇らせたりすることも結構あります(笑)

みんカラのPVレポートでは、過去の自分のブログの通算PV数ランキングを見ることができますがその中で歴代4位のPV数を誇っているのが2013年にアップした、1987年当時国内ダートトライアル選手権を走った鶴一郎選手のプジョー205T16についてのブログです。

ブログの文末では「このプジョーはその後どうなったのか???表舞台に出てこないところを見ると海外に行ってしまったのでしょうかね。」と締めていましたがあれから11年。
なんとあのプジョーが国内に!しかも動態保存されていることが確認されました!!

その情報源は、タジマモーターコーポレーションレジェンドカー事業部のX(旧ツイッター)の6月のアップです。
今回初めて知りましたが、タジマモーターコーポレーションとは嘗てのダートトライアルチャンピオンで、その後、パイクスピークヒルクライムで総合優勝を含む大活躍をしたモンスター田嶋選手の自動車関連事業を担う会社です。
田嶋選手はいまやあのGoproの輸入代理店事業をはじめ自動車関連以外にも手広く事業を展開するビジネスマンです。(最近、傘下のリゾート関連事業会社の廃棄物違法投棄問題で逮捕されてしまうという衝撃のニュースが飛び込んできましたが結局無実が認められたようです)
そんな田嶋選手の会社の中に、レジェンドカー事業部を立ち上げ過去のエンジンのリビルト、チューニングを手掛けているようなのですが、その活動の一環で過去のクルマを動態保存することをやっており、田嶋選手が駆った過去のクルマ達が揃っているようです。(田嶋選手の個人コレクションの管理事業なのかな?という感じ)
そんなコレクションの中の1台にあの鶴一郎選手のプジョー205T16が含まれていることが今回公開されたわけです。
それがこちらのX。



でも鶴選手と田嶋選手は当時ライバル関係だったのでは?
と思われるかもしれませんが実は鶴選手のダートラプジョーの活動後半には田嶋選手も深く関わっており、当初より不調に悩んでいたプジョーのワークスエンジンについに見切りをつけ、なんとスズキ製のエンジンに換装されていたのです。当時田嶋選手は既にスズキの4輪モータースポーツのワークス活動を担っておりその関係からのススキ製エンジンの採用だったのは明白です。
スズキ製エンジン時代の鶴プジョーの姿がこちら。
(ネット上にも余り情報が無く、この小さな写真は以前みつけた数少ない写真の1つ)


しかし、当時(今もか)スズキの4輪車エンジンは小排気量ばかりでスポーツエンジンと言えば軽を除けばカルタスの1300ccDOHCくらい。当時は、てっきりこのエンジンにターボを追加したエンジンだと思っていましたが、今回のXによると腰下はもう少々排気量の大きい(と言っても1600ccだったか?)エスクードのものを使用しヘッドのみカルタスのDOHCを使ったものだったようです。
Xではこのエンジンが調子よくブリッピングしている動画もアップされています。


いや~しかしこのクルマが現存していたとは嬉しいですね
ダートラやジムカーナの車両ってマイナー競技ですし、一線を退いたクルマはセカンドオーナー、サードオーナーの手を経て解体廃却となるパターンが多いです。
まあワークスプジョーが解体されることは有り得ないですがてっきり海外に戻ってしまったものと思っていました。
このプジョーが現存、しかも動態保存されていたのは田嶋選手のお陰でしょう。
今後は、田嶋コレクションの一般公開に期待したいところです。
(でも田嶋選手の手元にある限り、スズキ製→プジョー製にエンジンが戻されることは無さそうですね。経緯からすると元のプジョーエンジンもきっと残されているのではと推測しますが)


こちら関東は梅雨も明け連日暑いです。
余りに暑いので今週末はジュリアにはまったく触れず。
でも次の7/27(土)は、TC1000のスポーツ走行に行こうと思っています。
ニュータイヤのシバタイヤTW300(ただし後輪のみ(笑))の感触を確かめに。
早朝出発しAMのみで2,3本走行。渋滞前の常磐&湾岸を高速クルーズして逃げ切る作戦です。
Posted at 2024/07/21 15:35:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他の車 | 日記
2024年06月23日 イイね!

憧れのクルマ 日産マーチR

憧れのクルマ 日産マーチR日産マーチRが好き!!欲しい!!
というネタはこれまでも何度かこのブログでも書いたことがありますが


4月に訪れたオートモーティブカウンシルで出会ったこちらのマーチR
なんとバーンファインド車として積もった砂埃もそのままで展示されていました。



当時のメーカーオプションであった、ロールバーやステアリング、そして派手なトリコロールストライプのカラーリングが装着されつつも競技未使用で程度は良好に見受けられました。ノーマルシートにノーマルの鉄ホイールのままというのも希少ですが一番希少なのはこの純正カラーではないでしょうか?無論ステッカーではなく塗装です。



しかし何を差し置き最も衝撃的だったのが660万円というそのお値段でしたが(笑)


マーチRにベタ着きで写真を撮りまくっていると、なんと調度そこに登場したのがモータージャーナリストの大井貴之さんでした。
月刊ビデオマガジンのベストモータリングの編集者兼ドライバーとして活躍されていたのはご存じの方も多いと思います。
ベストモータリングは創刊当初からレースの車載映像などを掲載したりしており、今でこそネット上で素人からプロまであらゆる車載映像がタダで見放題ですがネットのなかった当時としては大変貴重で楽しませてもらっていました。



そんな創刊ごく初期の車載映像の1つに、大井さんが参加したマーチリトルダイナマイットカップの筑波サーキットでのレースの模様がありました。
マーチリトルダイナマイットカップとは、当時日産(NISMO?)が主催していたレンタル車輛によるワンメークレース。レース車輛は主催者により一括管理されており使用する車両はレース当日抽選で決めるという仕組み。
そしてこのマーチリトルダイナマイットカップ車輛に搭載されていたエンジンこそが、この後マーチR、そしてマーツスーパーターボに搭載されて市販されることになるスーパーチャージャー+ターボチャージャーのツィンチャージエンジンだったのです。(ただしこの時点ではまだインタークーラーは非装着。よってボンネット上のインテークダクトは有りません)


この大井さんのレースの模様のショートムービーは中々の出来栄えでかなりのお気に入り。
「大井さんこのクルマのワンメークレース出てましたよね?あの車載は最高でした!無名時代の田中律子も出てたやつ!」
と伺ってみると
「今言われてはじめて思い出した!そうそう当時まだ高校生だった田中律子ちゃんに来ない?って誘ってみたら来たんだよ」
と、思い出していただけました。
その動画がこちら。元がVHSテープなので画質が悪いのはご容赦下さい。
レース中、大井選手とデットヒートを繰り広げる熊倉選手は、この直後にカーグラフィックの2代目編集長に就任されました。



そんなオートモーティブカウンシルでの出会いを切っ掛けに、折角の機会なのでここで個人的なマーチRの想い出を書き記しておこうと思います。

最初は新車発売当時1988年~1989年の頃、当時自分はまだ自動車部所属の大学生。でも実はマーチRを新車で買う可能性も十分にあった状況でした。ではなぜ買えなかったのか?実はマーチRの発表前にファミリアGTAeのラリー車を買ってしまったばかりだったのです。このファミリア中古ではありましたがまだ新車からラリー1,2戦を走ったのみと新しく188万円しました。(VR4、SSS-Rの登場により一気に戦闘力がなくなりチャンピオンを目指していた前オーナーが売りに出していたもの)
一方、マーチRの新車価格は当時なんと110万円~!!




ラリーパーツを後付け装着することを考えても十分新車購入可能な車でした。
当時の自分では4WDなど乗りこなすことなど出来もせずもしこの時マーチRにしていればもっと練習になっただろうし、そして楽しかっただろうな・・・と後悔少々。


そもそもマーチRとは国内ラリーのBクラス(1300cc~1600cc)をターゲットにホモロゲートされた車で(930cc×1.7=1,581cc)デビューシーズンの1989年に見事チャンピオンを獲得。
ツインチャージャーと国内のラリーコースを想定した超クロスレシオミッションそして超軽量な車体を武器にライバルの1600ccDOHC車(AE86、カローラFX、シビックSiなど)に圧勝しました。
市販車にあるまじき過激なマシンスペックと小が大を制すカッコよさが自分にとってのマーチRの魅力です!!



マーチRマニアのバイブル!!
マーチRの大特集を組んだ1989年当時のスピードマインド誌です。
巻頭特集がマーチRの雑誌は恐らく世界でこれ1冊のはず。(笑)





その後、数年経った1992年。既に就職し社会人だった自分は、何故か某ディーラー系中古車センターに勤務していました。そこに入庫してきたのがフルノーマルのマーチRでした。
シートや鉄チンホイールは当然としてステアリングまでもがノーマルのままという完全なノーマル車!値段は忘れてしまいましたが元が110万円の車で、当時はプレミアなど付きようもない車でしたからまあお安かったと思います。
センター長に「ちょっと乗って来てもいいですか?」と断り勤務中に1人で試乗に。
(場所が埼玉の桶川だったのでそこそこ空いている道も多く)
しかし、その印象は今一。空いた広目の直線路でフル加速してみてもリニアな加速感にそれほどパンチを感じず。また大径で細い握りの商用車ハンドルにノンパワーの重いステアリングでハンドリングの印象もネガティブ。
当時就職直後に新車で購入して乗っていたユーノスロードスターの方が遥かに楽しいことは間違いなく、乗り換えなどは全く考えられなかったのが正直なところでした。
結局その後は、ユーノス→ジネッタG4→ルノー5ターボと車歴を重ねマーチRが入り込む余地も無く。


でも免許を取りはじめで大学の自動車部に入りプレイドライブを読み漁っていた頃の原体験の影響は大きく、当時のWRC(グループB時代)や国内ラリーを走っていた車への憧れは今もそのまま。

2022年のノスタルジック2daysで出会ったマーチRは最近80年代のマイナー国産車のレストアに力を入れている九州のショップからの出展。
ノーマル状態に綺麗に仕上げてありエンジンルームもとても綺麗でした。
噂では350万円と聞きましたが、買ったとしても走らせることが目的の自分にとっては綺麗すぎる(高過ぎる)感じ。
暫く売れ残っていたようですが流石に今はもう売れたようですね。(程度と価格のバランスは妥当と思うが、そもそもこのクルマを欲しがる人はかなりレア)



同じく2022年インターメカニカで宮ケ瀬までツーリングした際に出会ったマーチR。
比較的若いオーナーさんが乗る車で、Youtubeのメディア何件かでも取り上げられている今でも元気に走る数少ないマーチRの1台です。
この頃は、マーチターボのバンパーを装着していました。


その後、2023年にジュリアで訪れた箱根大観山でなんと同じ車に再会。
バンパーは元のマーチRに戻りワークスカラーのトリコロールラインを施工中で片側のみ貼り終わっていた状態でした。
このお車、その後メルカリで売りに出ていたのを見かけましたがまだ元のオーナーさんの元に有るようです。


そして2022年インターメカニカの次の車を探していた際に注目していた1台がこちら。
なんと1993年のWRC 1000湖ラリー出場車です!!
1000湖ラリーにマーチR(エントリー上はマーチスーパーターボ)がしかも日本人ドライバーによって出場していたとは全く知りませんでした。


このクルマは外観上は、マーチスーパーターボの恰好をしていますがベースはマーチRなのだそう。そもそもマーチRは当時のグループAのホモロゲーションは無く、一方マーチスーパーターボの方はホモロゲーションが取られていました。(市販車の販促、また生産台数的にも妥当な判断。そもそもグループAではトランスミッションは別物に交換可能だった為、マーチRの純正クロスミッション装着は全く無意味でしたし)
そこでWRC参戦に当たり、恐らく国内ラリー参戦車輛としてボディ補強をはじめ仕上げてあったマーチRをベースに外装のみをマーチスーパーターボに交換したものと思います。
トランスミションはマーチRのクロスがそのまま。エンジンは当時200ps位までチューンアップしてあるそうです。
外装、内装は1000湖参戦当時のままのようでそれなりにやれていますが、メカは数年前にかなり手を入れて直してあるとのこと。


マーチRを全開で走らせたい自分に取っては競技車輛として作られていることは大変魅力的。しかし、マーチスーパーターボではなくマーチRが好きな自分に取ってはこの外装は元に戻したいところ。しかしその一方、WRC参戦車というレガシーを消してしまうのも気が引ける。結局その時点で330万円だった価格設定を考えると、遠方にまで足を運んで実車をみせてもらうまでには行きませんでした。


しかしこのお車、今同じ旧車販売サイトを見てみたところまだ売れていない。そしてなんと価格は150万円にまで値引きされている!! 当時この価格だったら恐らくジュリアでなく、こちらを見に行っていたはず・・・。しかし、既にジュリアを抱える今の自分には、趣味車の増車は到底無理。
どなたかこのお車いかがでしょうか? 再び元気に走るこのマーチRを見てみたい。


WRC参戦車ということでは、キャメルカラーのマーチスーパーターボが有名です。
グループB時代はメトロ6R4など色々なクルマでWRCにもスポット参戦していた有力ドライバー P.エクルンドが乗った車です。1989年のアクロポリスでは既に4WD車全盛の中10位入賞を果たしています。
トランスミッションはXトラック製に換装。エンジンは果たして何馬力出ていたのでしょうか?



同じくWRC参戦車の記録として1990年のモンテに日本のラリーショップ マジョルカから参戦したマーチスーパーターボが有りました。ドライバーはベテランドライバーの竹平素信選手。国内ラリードライバーでしたが、当時のベストカー誌にはレポーターとしてもちょくちょく登場。ニックネームは“タケチャンマン”。因みに大井貴之さんのニックネームは“大井タコ”だったと記憶します。
当時地上波TVで放映された1990年モンテ特番の映像よりマジョルカチームのシーンを抜粋。こちらも画質劣悪で済みません。
なおマジョルカチームからは他に2台のパルサー(1600ccDOHCのFF車)も参戦していました。スーパーターボの登場シーンは僅か2カットのみですが。



こちらは1年くらい前でしょうか。早朝ジュリアで筑波に向かう道すがら車載に乗るマー
チRと遭遇。なんという偶然!



そして最後にこちらのマーチR。
実はごく近い身内が購入したものです。(離れたところに保管してあるのでまだ僕自身は実車と対面したことはないのですが)
ナンバーは切れているし、まだエンジンも掛からない状態なのですがいつか復活させて・・・
と夢見ています。



憧れの車はまずはミニカーから!
まさかマーチRのミニカーが発売される時代が今になってやって来るとは。(セリカGT-TSのミニカー発売にはもっと驚きましたが)
やはりこの年代までのクルマ好きのパワーは凄い!!
間違いなく日本の経済に貢献している!(ただ散財しているだけとも言う)
VIVA!! 車おやじ!!!(笑)
Posted at 2024/06/23 22:51:38 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他の車 | クルマ
2022年09月11日 イイね!

トルクステアさんのTVRキミーラ試乗

トルクステアさんのTVRキミーラ試乗本日は、みん友のトルクステアさんのお宅にお邪魔してきました。怪しい車が並ぶ自宅前の駐車場の光景はこれまでもブログで拝見していましたが実際にお邪魔するのははじめて。

トルクステアさんとみん友になった切っ掛けは15年11月に御嶽山で開催されたヒルクライムイベントのコルサディマッキナの会場での出会いでした。


ただものではない出で立ちのトルクステアさんの愛機A112アバルト。


しかし実はトルクステアさんとはこの時が初対面では有りませんでした。
最初の出会いは、そこからさらに遡ること約20年。
調度僕がジネッタG4に乗り出す直前のことでした。

英国から日本に届いた直後ショールームに展示されていた僕のG4。



そして納車前、ハードトップを取り外したコックピットに座り満面の笑顔の私。
そしてこの写真のシャッターを押してくれたのが何故かそこにいたトルクステアさんだったのです!?


狭い日本。馬鹿が付く程のクルマ好き同志の再会は運命でもなんでもなく極自然な再会でした(笑)

で、本日のメインディッシュはこちら。TVRキミーラです!!
一時は、赤、緑2台ものキミーラーを維持されていましたが、現在はこちらの緑1台。


そしてなんと試乗までさせてもらっちゃいました。
動かくすのは実に半年ぶり以上とのことでしたが、不安をよそにエンジンも普通に始動。まだ暑かった日中の走行時も快調でした。流石に21世紀のクルマ!旧車とは違う。
車体寸法はマツダロードスター並みとのことですが見た目はもっと大きい車に感じます。運転していても印象はそのまま。確かに取り回しに苦労することもなく普通の感覚で運転できるので大きな車ではありませんがハンドリングにキビキビ感は無い感じ。
やはりこのクルマのハイライトはエンジンですね。エンジンを掛けた瞬間の鼓動、そしてアクセルを踏んだ際の唸りはマツダロードスターには全く無いドラマです。
このエンジン、ローバーのV8でその成り立ちはアメリカ系エンジンの派生だったと思いますがもっさりとドロドロ唸る感じではなく、予想より遥かにスポーティーで速いエンジンでした。
キミーラはTVRの中ではマイルドなキャラクターのクルマなので、確かに怖さを感じるようなパワーではありませんがスポーツカードライビングには最適のエンジンです。
グリフィスとかこれ以降のTVRは恐らくもっと狂暴なのでしょうね。

因みに私にとってこれがV8エンジンドライブの初体験だったりします。
貴重な経験でした!(Gopro持って行けばよかった・・・)

そしてお土産にいただいてしまったタスカンのミニカー!!


さらに急遽とあるイタリア系お宝部品などもいただいてしまったのですがそちらはまたそのパーツが陽の目を見ることになった時にご紹介させていただきます!
トルクステアさん 本日はどうもありがとうございました。

さて私の356ですが只今いよいよヤフオクに出品中です。
この週末、早速数名の方にクルマを見ていただきました。
「カッコイイクルマですね」などと言われてしまうと手放すのが惜しくなってしまいます(笑)
良い方に引き継いでいただけるとよいのですが・・・
Posted at 2022/09/11 21:49:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他の車 | クルマ
2022年08月19日 イイね!

次期戦闘機を妄想中 その二

次期戦闘機を妄想中 その二みんカラをはじめてこれまで少なくとも月1件以上はブログをアップしてきたと思いますが結局先月はブログアップ無しとなってしまいました。
実は、先月コロナに感染してしまい(しかも家庭内クラスター)、廃人のような生活を強いられたり、さらには完治後もなんだかパワーが出ずモチベーション低いまま夏休みに突入し怠惰な生活を送っている今日この頃です。

そんな中、356は只今継続車検で入庫中。引き取りは月末頃になるか?


そんなこんなでいまいち波に乗らないこの夏も、頭の中の大部分がクルマで占められているのは変わらずでして(笑)
前々回のブログでも書かせてもらった通り、356を乗り換えようか?の思いは変わらずどころか益々増すばかり。
実際、先月はポルシェ987ケイマンとBMW Z4Mクーペの売り物件を見に行ってきたりしていました。
実車に触れてみての気持ちは、圧倒的にZ4Mクーペに傾きました。やはりM社のNAストレート6と言うオーラが勝る!両車とも運転はできなかったので印象だけからの感想ですが。
これまで4発の小さいクルマばかり乗ってきたのでいつか6気筒に乗ってみたいとの思いも有り。(足車としてはアルファのV6の経験は有りますが)
そんな訳で調度コロナで病床に伏せている期間はもっぱらMスポーツの歴史の復習をしていました。M1とかマクラーレンF1(エンジンがMのV12です)とか。Z4からは飛躍し過ぎですがこの伝統の尻尾に乗れるかも?という喜びに浸っていました。(笑)

以前から持っていたM関連の蔵書の数々
一番大きなマクラーレンF1の洋書は、当時英国のマクラーレン社のサイトから直接通販で購入しました。まだ(F1以外の)ロードカーを作り出す前のことでビジネス規模も小さかった頃ですね。


F1は発売当時1億円と話題になりましたが今や相場は10億以上ですから実は超お買い得車でした。あのとき買っておかなかったことが悔やまれます。
そういえば、まだ20代でジネッタに乗っていた頃、足車としてM5を買おうとしていたこともありました。(当時中古で250万くらいだったと思います)試乗もしましたが結局その時の軍配はアルファ164のクワドリフォリオに。(ちょっとした街乗り程度での官能度では圧倒的にアルファが上でした)

などなど積年の思いも有りつつ、一方ここ数年のZ4Mクーペの相場の上昇はケイマンの比では無く、今が最後のチャンスか?の思いもあり、もし手元に現金があったら見に行ったZ4を買ってしまっていたと思います。
(現実は356が売れない限りお金なし!!)

でもZ4にせよ、ケイマンにせよ純粋に走ることだけを考えれば楽しそうなのですが自分の趣向からすると物足りないものが有るのも確かで・・・。脳内刺激が足りないというか・・・。
自分の趣向からするとむしろ356の方が脳内刺激度は上で・・・
(趣味クルマに対しては、エアコンが効くとか、家族を載せられるとか、雨漏りしないとかそういった欲求が全く無いこともあってやはり個性の強い古い車に惹かれてしまう)

そんな暇な夏休み、ネットサーフィンをしていると久しぶりに訪問した某旧車系ガレージのブログで気になるクルマが売りに出ているのを発見。
予算的には厳しそうなのは承知で昨日おクルマを拝見させてもらってきました。
クルマの程度は申し分なし。
クルマのメンテナンスはこのガレージでしっかり見てくれそう。
見かけは小さな割に重く、パワーも控えめなので速くはないけれど、スポーツカーとして楽しそう。
そして(余りハードに走るべきクルマではないかもしれないけれど)走れるクルマと判断しました。(これが重要)
ヒルクライムのクラシッククラスにエントリーできるクルマです!!
勝てるクルマではないけれど・・・(これは二の次)
以前から好きなクルマでしたがこれまで本気で欲しいと思ったことはなかったのですがこのクルマならば欲しい・・・
しかし完全な予算オーバー。
かつ5ターボ時代のかさむ出費が思い出される・・・
う~ん。

いずれにしても本気で次期車を探すならまずは資金を確保しなくては。
という訳で356が車検から帰ってきたらまたヤフオクに出品してみようと思います。
前回はややお高目な価格設定でしたが今回は大幅にプライスダウンしようかと(しかも車検2年付となります)
その前にもしこのブログをご覧の方で興味がある方がいらっしゃればみんカラのメッセージからお知らせください。(できれば実際に乗っていただける個人の方にお譲りしたいです)

Posted at 2022/08/19 21:44:39 | コメント(6) | トラックバック(0) | その他の車 | クルマ

プロフィール

「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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2022/12/30 17:28:33
試運転・・ 
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2019/09/09 23:33:19
先週の車いじり 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/03/21 21:58:55

愛車一覧

アルファロメオ ジュリア アルファロメオ ジュリア
1974年式の2000GTVです。 ボディはGTAm仕様にモディファイされています。
インターメカニカ 356 Roadster インターメカニカ 356 Roadster
2018年8月にワンオーナーカーを購入しました。
ルノー サンク ルノー サンク
1985年式のターボ2です。 型式8221つまりマキシの為のグループBホモロゲ車です。 ...
ジネッタ G4 ジネッタ G4
1964年のラウンドチューブフレーム車です。エンジンは、ケントの1300cc改。ミッショ ...
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