今回のブログは過去の車載動画が登場したり、優勝車とのタイム比較をしてみたりとかなりの長文になってしまいましたがお暇な方はお付き合いください。
前回ブログのBRIGヒルクライムチャレンジ 2025シーズン開幕戦、御嶽スーパークライムvol1 から明けた翌日曜日、vol2が開催されました。
天気は予報通り朝から雨。
自分、ウェットは大の苦手でアクセル踏めません(涙)
5ターボ時代のトラウマが原因です(笑)
自分の5ターボは完全にタイヤのグリップ力に依存していたクルマで、ハイグリップラジアルを履いてはじめてまともに走れるようなクルマでした。(更にタイヤの限界を超えた時の挙動は超シビア)
従ってウエットではどうにも曲がらずカメになるしかない状態。
ウエットのサーキットを走るとこんな感じに・・・
これは決して流して走っている訳ではなく、これで限界走行なのです!
VIDEO
そして極めつけはこちら。
2016年11月のAll Japan Hill Climb Festival in 御岳の試走でのシーン。
場所はまさに今回と同じロープウエイ線です。
後にも先にもヒルクライムでスピンしたのはこれ一度きり。
VIDEO
この時は、雨での試走ということで全くアクセルを踏むつもりは無かったのですがそれでもこの有様・・・
と、命一杯言い訳をしておいてからの今回の雨での走りですが・・・
SS1の走りは自分史上最低の走りでした(涙)
VIDEO
という訳で、SS1はクラス3位
雨のやみ間で路面の雨も少なかったSS2は辛うじて2位
Totalでクラス3位(ビリともいう)と前日の優勝から一転撃沈という有様でした。
しかもSS2のゴール直後になんとガス欠で停止とまたまたやらかしてしまい泣きっ面にハチ状態(涙)
因みに自分史上最高の走りはこれです!!
2017年5月。8年前のまさに同じイベント、御嶽スーパークライムvol.2。
場所も同じ。今よりもっと下からスタートのロングコース。
この時は、ハイパワー4駆なども多く走る中、僅か1.4Lのオールドカーで総合11位という好成績でした。
VIDEO
しかし今回の雨の一戦。ビックリしたのは、TE27トレノのOさんの走り。
前回11月にヒルクライムデビューを果たし、今回は足回りなどに手を入れポテンシャルアップしてきていますが前日のvol.1ではまだタイム差があったので安心していたのも束の間、雨のvol.2で大躍進。
はなから撃沈の自分のみならず、前年チャンプの段付きジュリアのTさん(実は今回ブレーキトラブに見舞われていたのですが)をも上回って、なんと優勝を果たしてしまいました。特にSS2のタイムは素晴らしかった!!
遥か昔、ランサー(ランエボでもランタボでもありません。初代ランサーです)でラリーを走っていたベテランドライバーにとって雨はへっちゃらのようです。
で、Oさんから頂いたSS2の車載動画を自分の車載動画と比較(残念ながらシケイン先までしか撮れていなかたそうでスタートからそこまでの比較)
7つの区間に分けて各々の区間タイムを調べてみました。
コース図と区間割はこちら
そして区間タイム比較がこちら
まず区間①:スタートのホイールスピンとその後の失速で大きくタイムロス。
更にその先の区間②:左右の切り返しでも離される。
区間⑤:高速の登り区間。ジュリアのパワーを利してと思いきや想定外のほぼ同タイム。そしてその先の区間⑥:前日vol.1の最終区間に相当するパートで更に離される。
と言う図式でした。ここまでで2.9秒のビハインドなのでSS2の公式タイムの差 2.6秒からするとこの後の区間は若干ジュリアが上回っていたのか?
う~ん。遅かった区間は分かったもののさて何が悪かったのか?スタートのミス以外は分からない。
もっとアクセル踏めということなのだろうが・・・
怖いので止めておきます!!(笑)
話は再び当日に戻って・・・
道端で全車の通過を待った後、オフィシャルカーに牽引してもらってパドックに。ともかくこの雨の中、無事?生還できただけでも御の字か・・・
この日は、大きなクラッシュが2台発生。しかも毎回優勝争いをしているようなベテランドライバー達が。やはりそれだけ限界攻めているんだな・・・
さてガソリンどうするか。
パッドックで「どなたかガソリンを恵んでいただける方はいませんか~」と涙目で呼びかけてみると5Lを恵んでいただける方が!!
助かった~。なにせJAFを読んでもいつ来てくれるかも怪しい辺鄙な山奥。しかも時間はもう辺りが暗くなり始めた夕刻だったので。
5Lあれば取り敢えず人里まで山を下ることはできます。
しかし悪いことにこの日は日曜日。しかも下山した時点ですでに時刻は18:00を回っており田舎のスタンドはどこも閉まっています。比較的ひらけている木曽福島の街中のスタンドも全てクローズ。
この先、一山超えて伊那の街まで出るにはガソリン残が心許ない・・・
しかも、雨の降る暗い道のりの中、右のヘッドライトが点かない。さらにウインカーまでもが点いたり点かなかったり。リレーか・・・
一日中寒い雨の中を過ごし、既に疲労困憊。
もうこうなったら温泉しかない!!(笑)
急遽、木曽福島のホテルに素泊まりすることに。
実はこんなこともあろうか?と月曜日は年休を取っていたのです。
明けて月曜日。朝食はホテルの無料ビュッフェ。昼食分まで食べて満腹に。
部屋の窓から望む桜と木曽川
天気の良い道のりをのんびりクルーズして12:00過ぎに無事帰宅。
ここでようやく遠足終了!
今回のヒルクライムも実に濃いい2日間、いや3日間でした。
・・・そして本日は走行後のメンテナンス。
(あれからもう1週間経ったのか・・・)
タイヤ外して砂落とし。
点かなくなった右ヘッドライト。アッパーは点きます。
ようやくライトバルブの外し方を習得。外からアクセスできるのですね。
見た感じバルブに破損の様子は見られないけど裏側の配線には問題は無さそうだしやはりバルブか?
そして時々点滅しなくなるウインカー。今は直っているのですが流石にリレーの交換はしておきたいところ。
ダッシュ下に潜り、ようやくウインカーリレーを発見。4ピンです。
さてこのリレーはどこで売っているのだろう?
そして残量が限界に来ていたフロントブレーキパッドをここでようやく交換。
バッドはしばらく前に到着していたのですが、イベント続きで交換する間が無く。
自分のジュリアのキャリパーはRX7(FC3S)用に交換されているのでパッドもRX7用を購入。メジャー車種なので直ぐに入手できると思いきや何とメーカー在庫切れで納期2カ月だと!既に残量限界につきそれは長過ぎる・・・
どうしたものかと考えていたらなんとAmazonに在庫が有り即納でした。
エンドレスの定番スポーツパッドMX72plusです。
BRIG(ヒルクライムシリーズの冠スポンサー)にしようか悩んだのですが最初はまず定番にしておこうかと。次はBRIGで(笑)
ただしRX7用そのままとは行かず内周部を少々削り込む必要があります。
ディスクグラインダーでカット。騒音でかなりの近所迷惑
しかし最恐のクレーマーうちの嫁は本日外出につきラッキー!!
ブレーキピストン戻しの専用工具持っているのですが、どうしても面直に開かずピストンを押し切れない。
苦戦していたが、何のことは無いこんな専用工具を使わずともモンキーの柄を突っ込んでヒョイとこじったら簡単にピストンが引っ込んだ!
専用工具いらないじゃん。
そしてタイヤをSタイヤ→練習用に交換してから洗車して終了。
ここまででほぼ1日作業。疲れた・・・。
体力の衰えをひしひしと感じる今日この頃。
次のイベントは5/1。愛知県岡崎市まで遠征です。
TTT(タイムトンネルトライアル)に参戦します!!。
折角なので前泊してトヨタ博物館にでも行ってみようかな?
以上長文お疲れ様でした!